と思っていたが、その世間のお盆休み終盤は大きな台風で何処にも出かけられず最悪になったようだ
そのお盆休みで現役時代を思い出したことがあった
今から約35年ほど前の自社では7月から8月までの2カ月間で「好きな日に5日を取得できる」というフレックス休暇を各部署の各社員に与えていた
よって世間の盆休みとは違う日に5日を取る者が多くいたが、前後の土日を合わせれば9連休にもなる
または飛び飛びで5日を取る者などマチマチだったが、おかげで分散型は好評だったように思う
そんな自身も毎年の9連休は大いにリフレッシュしていた
今でこそ、そんなシフトを組む会社も現れているが35年前ではさすがに斜めに見られていた
だが、日本の企業では未だに世間に合わせた休暇取得の実態は変わらない
ゆえに帰省ラッシュで鉄道や飛行機、高速道路は毎回、混雑で麻痺しているのが、その証だ
だが自身は今や365連休を取れる身になって早や、9年になる
ただ、365連休を無作為に、またノープランで過ごすのは、けっして心身に良いとは言えない
老化を速めるだけだ
自身は土日を除いて毎日、午前中はガレージオフィスにて朝の8時か8時半頃から情報取りと称した読書を中心にお勉強の時間
午後の12時半頃から凡そだが16時までは身体を動かす作業時間としてバイク、クルマの整備や家の雑務に充てている
そして16時から家内とスポーツウォーキングで自宅から生駒山中腹までの往復を速足?で歩いている
それ等で日々の終了時刻は、ほぼ17時30分
そこからシャワーを浴びて(夏以外は生駒山を眺めながらの風呂に浸かり)一日が終わる
と、まぁ規則正しい日々を送っているわけだが・・・
それでも老化が進むのには抗えない
それは、このお盆で月ヶ瀬に乗り出したRT-1に纏わる話にあった
ひと月振りぐらいの出番だろうかRT-1で早朝の月ヶ瀬に着き、毎度のメンバーから楽しい会話も聞かせてもらい自宅に戻ったのが9時半ぐらいだった
RT-1同様、べスラ製シューの交換作業は簡単に終わった
そして戻ってからRT-1に限らず、当日の走行距離をPC内にある「各車のドキュメント」に記録している
その時だった
RT-1のトリップメーターを確認すると「64.4」とある
そして帰りにガソリンを満タンにしたことから燃費計算で確認すると8km/Lぐらいと非常に悪い
「え~!なんで急に燃費が悪なるねん!?」
何度か計算し直しもして・・・
で、しばらくして・・・
「あっ!アホちゃうか」と自身を詰っていた
いつもは、こんなアホな勘違いはしないのだが・・・やはり老化は確実に2,3歩進んでいる
上画像左のメーターが速度計で下のカウンターがトリップメーター
その上に「YAMAHA」のロゴがあり、さらにその上に「MPH」とある
RT-1の速度計はマイル表示なのだ・・・
と、何を今さら・・・
RT-1はDT-1の輸出仕様で排気量も250から351ccにスケールアップされスイングアーム等も北米仕様となり当然、速度表示もマイル表示となっていた
よって当該RT-1も北米仕様のマイルだったのだ
よって、64.4mile×1.6倍=103.4kmが走行距離で燃費も約13km/Lとなり普段どうりだ
それを読み間違うとは・・・
老化が確実に進んでいることに確信を得た
悲観しても仕方がない
だが、けっして落ち込むことだけでも無い・・・こともあった
先日、届いていたRT-1のフロントブレーキシューの交換
それをサクサクっと交換作業外したブレーキシュー
ヤマハの音叉マークが入っている純正それを
べスラ製の新品に交換比較すると古いシューのライニングの厚みは半分以下に減っていたが新品の厚みが思いのほか薄いのに驚かされた
それよりも少し気になっていたのが
以前に当ブログで挙げたCB77のチェンジシフトのリンクロッド長めのロッドが見つからず繋ぎ、繋ぎで凌いだロッドだった
テスト段階では、ぎこちなさが若干出ていてしっくりこない
よって再度、パーツストックをしっかり探し回った
探せれば見つかるもんだ
この上画像の一枚上画像のロングボルトより倍ほどの長さのボルトを見つけたさっそく適正な寸歩を決め、六角ボルトの頭は切断し、その端をダイスで新たにネジ山を切って装着
すると、各リンク部のネジは根っこまでしっかり締め込められギクシャク感は消えた
でき上って「やっぱり諦めずしっかり探せば出てくるやないか!」だった
同時に「老化が止まってきたのか」と束の間のハイテンション
そんな気を良くした中でRT-1に、またトラブル
月ヶ瀬から戻ってリアの手入れをしていたらなんと、またもやスポークが1本、折れていた
僅か数か月前にもリアのスポークが折れていて交換したばかりそれで今回もとなると、原因は一つしかない
たぶん一つだろう
一つであって欲しい
それは前回変えたスポークの位置から縦方向の反対側のスポークのニップルが「緩かった」か「締めすぎだった」かと思われる
よって非常にめんどくさかったが、ここは一旦、全ニップルをゆるゆるにして、一から横方向の振れを取りながら均等に締めていく
そして次に縦方向も同様に均等に締めていく
これを数回繰り返すのだが、口で言うほどすんなりとはマイクロゲージの誤差は埋まらない
とは言え、ここで「ハッとして・・・」ビックリしている自身に気づいた
自身のCPUは、まだヘタってなく「リムのスポークの組み方」を綺麗に覚えていたではないか
昨日のことも記憶できない日々で、スポーク組みが教本無しにできたことは・・・
なんか身体まで軽く、ウキウキした気分にさせてくれた
おかげで、ものの2,30分ぐらいで組み終わった
「70歳を越えたが、おいらの青春はこれからだぜぇ~」
と言うには少々無理があるのぉ~
だが喜んだのも束の間で
CB77のブレーキレバーのホルダーが割れとるがなぁ
一気に気落ちしてしまった
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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