2023年10月19日木曜日

『Bike in the sky』#358 戦争反対!と言いながらM30と戦争だ!

嫌な時代になったもんだ

ロシアのウクライナ侵攻で世界に衝撃を与えたが、その最中に今度はイスラエルなどの中東エリアでも民間人が2000人以上亡くなる紛争が起きている

まさに第3次世界大戦に繋がる嫌なムードを感じる

極東の日本に住まう自身が嘆いても、どうにもならないが・・・

だが、こんな戦いではホッとする

いや!歓喜すると言った方が似合うニュースも飛び込んできた

それは先週の、とあるバイクレースで孫のタイチがまたもや表彰台に上がっていた

左のゼッケン♯60が孫のタイチだ

MFJ中部モトクロス選手権の最終戦、いなべ大会での様子だ

まずCX-Aクラスはタイチのシリーズチャンピオンがかかったレース
結果は念願のシリーズチャンピオンに昇りつめ、表彰台でピースサインをしていた

そしてキッズ65クラスのヒート1では転倒もあって5位

続くヒート2ではスタートダッシュも良くトップに食らいつく展開

そのトップのマシントラブルの瞬間を逃さずトップに踊り出たが途中の転倒にも気を抜くこともなくトップでゴールのヒート優勝を勝ち取っていた
その勝利を近所のお百姓さん?ではなくタイチの父親であるT-PADDOCK630三重支局長と祝っている

またタイチのレースを共に戦ったマシン
このマシンは3年前に中古で購入したSUZUKIのDR-Z

製造年は13年前と古いマシンだが三重支局長が手を入れ戦闘力を高めて今回の優勝へと導いた

親子の絆で戦ったマシンだが、こんな戦いだったら「世界も平和になれるのに・・・」と願わずにはいられない

「タイチよ!感動をありがとう!」

その感動でネットにあがっていた「おっ!欲しい!」というクルマを見つけた
一瞬「BMWから復刻版が出たのか」と思ったぐらい、完成度が高い

特にフロントグリル下の処理やボディカラーも雰囲気が満点だ

35年ぐらい前のバブル期全盛の頃だろうか!?

当時、東京では「渋谷のカローラ」いや「表参道のカローラ」だったか!?

そんな風にBMW320が揶揄された時代があった
上の画像は雑誌から拝借したものだが、それほどBMW320が、その時代の超売れ筋だった

そしてフロントグリルはキドニーグリルと言われた320だが320は、またの名を「ナンパカー」との汚名?も授かっていた

そんな時代のBMW320からキドニーグリルを模してカスタムしたスズキのラパン?

こうしたカスタムカーも今や珍しくなく、特に関東方面では専門のカスタムビルダーがいる

だが欲しいと思ってもお値段が・・・

なかなかなのだ

今時の国産でも今や400万、500万は当たり前の時代だ

軽四でも200万時代だ

だと思えば自身は、上のBMアルトに乗りたい

そこには今の日本では個性的な乗り物が少なくなっている背景もあるのだろう

と、嘆いているがT-PADDOCK630には個性的なバイクで手こずっている

久々の登場だ
このバイクもSUZUKI製だ

1963年だったかSUZUKIのM30という原付

この夏の8月からM30は記事にしていない

そこには他方からも、いろいろご教示を頂きながらエンジンの復活にチャレンジしているが大苦戦のままだったからだ
やっとCBも目処が立ってきたので、M30をいつまでも放っておけない

そんな訳でM30の復活に掛かり出した

8月時点ではプラグキャップ、同コード、そしてコイルと何度もチェックをかけてきたが一先ずは生きている

となると次はポイントかコンデンサー等々になる

これが言葉にするほど簡単ではない

それは予てより記事にしていたエンジン脱着作業の難度なのだ

そこで今回は横着をして脱着せず、エンジンを外したまま原因を探る作業に切り替えた

上の画像の様にエンジンをフレームから下ろした状態でアースも考慮して配線をすればプラグの火花確認は可能なはず

まずフライホイルを外す

そしてコンデンサーの機能確認
コンデンサーの機能チェックに自身は知識がなく、聞いたところでは不良の場合、コンデンサーの底部が膨らむとのこと

そこで電装裏を確認する
裏側から見る限り金色のコンデンサーの底部は膨らんでいる様子はない

続いてポイント接点の研磨
目視で見る限り接触する両面ともガタガタの状態だった

「さぁ~て、磨きで火花が飛ぶのかぁ~」

T-PADDOCK630は、またもや戦渦に突入だ!

だが、こんな戦ならばいつまでも平和を感じることができてwelcomeなのだが・・・

マジの戦争や紛争は絶対反対だ!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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