そんな時にT-PADDOCK630ガレージにプジョーが届いた
やっとT-PADDOCK630にも普通のクルマがきたという感じだが・・・
と言うより「普通のクルマ」の概念がよく分からない
T-PADDOCK630のクルマと言えば先ずオールユースの足としてチョロQこと2シーターのツインがある
さらに特異な3輪のVespa Carもある
そして
このベックがある本題はこのBeck!
先週、いつもBeckがお世話になっているS&Comに行ってきた
このS&Comでの用件は2年が経って「車検日をいつにするか」という用向きだ
この会社とは前身の会社を含め35年以上の付合いになる
その中で後半の20年ぐらいか、今も進行形でお世話になってる主治医のYam〇さんに
「いつ、車検に持ってきたらエエかなぁ?」と・・・そして
「ついでにリアショックを換えてリアの車高を20mmほど上げて欲しいねん」という依頼と相談で行ってきた
そんなこんなの談議中に「座学、1級整備士」の入社4,5年ほどのMae〇さんがやってきた
「毎度です。車検の連絡をしようと思ってた矢先でしたわ!」と挨拶がてら寄ってきた
そしてBeckを3人で囲みながらMae〇さんは自身に対して
「帰りは、どうしはります?」と尋ねてきた
「えっ?帰りって?」と聞き返すと
「車検で持ち込んでくれはったんとちゃいますの?」と逆に問い返される
自身は「車検日まで2週間ほどあるのでリアショックのことも含めて相談に来ましてん」と
すると「えっ?2週間?・・・いやいや期限はもうすぐやったと思いますよ!」と言いながら
Beckのフロントガラスに貼ってある「車検の有効期限」のステッカーを確認に・・・
すると「ええ~、期限今日ですやん!」
自身も慌ててステッカーを確認する
「わ~、今日になってるやん!」と他人事のようにビックリしている
そして自身は
「え~、おかしいなぁ~!21日のはずやってんけどなぁ~」と言いながら、さらに
「いつのまに今日になったんやろ!?」と・・・
すると主治医のYam〇さんは
「車検日は勝手に変わりませんって!それより・・・」
「よう期限の今日に乗ってきましたね!?」
続けて
「知らんと明日も乗ってて、なんかあったらえらい事ですやん!」と慰められてるのか・・
で結局、Beckを預けて帰ることになった
車検日を勘違いと言えども、まぁどんくさい事この上ない所業の一幕だった
しかし帰りの代車が上画像のスーパーカーで帰るのかと思うと、それはそれで興奮する
だが
スーパーカーは・・・
「ダメです」と言われた
その代わりの足が冒頭画像のプジョーになった訳だ
なんであれ代車はありがたいが、ここS&Comは普通のクルマ屋ではない
代車であっても外車なのは嬉しい(生まれが昭和25年辺りは外車に過敏に反応した世代だ)
早速、プジョーを駆って意気揚々と帰り路を楽しんだ・・・が・・・
インプレッションの結果として
「う~ん・・・」
普通の日本車と何も変わらないクルマだった
おまけにコンパクトカーで乗り易いと思っていたが、なんのなんの左右ミラー横の見通しや、ボンネットの見切りや、リアウィンドの後方死角などなど
とにかく見難い!見にくい!
現代人はこんな乗りにくいクルマに乗っているのか!?
そしてガレージに戻った時「思いっきり疲れた」という印象だ
借り物で文句を言っては大人気ないと自覚はしているが・・・
とにかく疲れた
その「思いっきり疲れた」と言えば、もう一人、わざわざ疲れに来た御仁がいた
先週土曜の月ヶ瀬に東大阪から片道50km少々を上画像の原二Vespaでやってきた毎度のT-PADDOCK630ご近所さんのIsh〇さんだ
ここまでの所要時間は1時間15分と意外に早い印象をもった
平均速度に換算すれば42km/hと、原二と言えどハイペースのようにも感じる
そしてIsh〇さんの感想はやはり「思いっきり疲れた」だった
気候も良く大変気持ちも良かったのだが・・・
やはり月ヶ瀬は全盛期の賑わいには、まだまだ遠い唯一この時期で変わらないのが
満開の桜だ月ヶ瀬湖の方も
素直に美しいと感じるもう一方の
橋側は絵になる風景だそんな気持ちの良い天候だったことから帰りは針テラスにも寄った
月ケ瀬と打って変わって大いにバイカーが集まっていたと、聞こえてきそうな目線で遠巻きに見られるのも、何とも・・・うれしい!
そして帰路につくが、NSUの調子も良くガレージに戻って本日の最高速を確認した
ちょっと調子に乗ったかな・・・瞬間だと思うが101.1km/hを出していた
そして上述の原二Vespaに倣って平均速度も確認してしてみた
52.7km/hだった
本人的には至ってジェントルに走っていたつもりだったが・・・
このNSU、70年前に生産されたバイクだが、時速100km/hを越える速度では現行車とは比較にならないドキドキ感がある
随所の点検は常に「絶対」を求められ、また手を抜けない「安全性」の整備も求められる
キチっと点検はしているつもりでも70年も前のバイクだ
ハンパない振動からくるネジの緩みやエンジンの調子やら、いつ吹っ飛んでいくやらのドキドキは絶えない
ゆえに「100km/hそこそこで何を言う」と聞こえてきそうだが、乗ってる方は振動満載と共に200km/h以上で走っている錯覚に陥る
てな感じで当日は無事に戻って来れた
さぁ、これからさらにバイク本番の季節になる
今季もライダー諸氏が仕事の励みになるよう、バイクを安全と共に乗れることを願う
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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