W1SやCB77と続けざまで問題が発生していた
問題と言っても治らないわけではない
そんな調子で悠長に構えていたら今度はRT1までもがトラブル発生
さすがに「う~ん・・・・」と自身の手抜きに気落ちする
そんなことで気分転換も兼ね先週土曜日はBeckで月ヶ瀬に向かう
毎度のメンバーがお出迎えをしてくれたが、Beckで月ヶ瀬に来たのには理由があったそして今回の画像から上の画像と同ギャップを比較すると
明らかにギャップが拡がっているのが見てとれるギャップは以前と比較して約40~50mmほど拡げたせいか尻上がりになった
そこにはリアショックのヘタリ(機能低下)で4,5年前ぐらいから・・・だろうか
月ケ瀬までの峠道で再三にわたり轍(わだち)の間に盛り上がりが続く山並み状の路面に出くわす
そこを油断して山並み状路面を跨いで走るとセンターマフラーが「ギャイン」と擦るのだ
その瞬間、自身は尻をシートから浮かそうとしている
だが尻を浮かせたところで車体が浮くわけではない
よってマフラーは「痛ったぁ~!」と言わんばかりに「ギャイン」と悲鳴を上げているのだ
そこで上画像のジャッキの上に写る黒い一般的?なショックが見える
これをコイル状のショックに換えた
どこ製のショックかは忘れたが、たしか「ワーゲン用?」だったような・・違うような・・・少々、華奢に見えるが乗り味は格段に上がった
今までは後輪がショックのヘタリと共にネガティブキャンバー(真後ろから見てハの字状)になっていた
そして後輪のタイヤはネガキャンゆえ左右共に内側から減り出す
いわゆる片減りの編摩耗が顕著になる
ところがショック交換後はキャンバーが若干のポジティブキャンバー(真後ろから見て逆ハの字状)になった
だが、その効果は歴然だ
ショックを換えた途端、峠道での轍間の山は、さほど気にせずクリアできるようになった
おまけに少々タイトなカーブに進入する際もスゥ~ッと入っていけ、抜ける際も変な癖も無くニュートラルなラインで気持ち良く抜けられる
「なんと乗り易い、楽しい・・・」が満載になったではないか
そんなBeckも自身と同じ老齢ゆえ労わってあげねばならいが、この日は針テラスまで足を延ばした
すると、ご近所のIsh〇さんも先着しており二人で雑談中、遠目で眺めていると見慣れたクルマがBeckに横づけしてきた
最近、月ヶ瀬では、とんとご無沙汰のNak〇さんが愛車のロードスターでやって来たのだNak〇さんと会うなり開口一番!
「生きてた?」
「全然、月ヶ瀬に来んし皆、心配しとるでぇ~」と・・・
そんな中学生レベルの会話でNak〇さんの一先ずの安否確認?はできた
その後はIsh〇さんと3人で「健康談議」に話が終始したが元気そうなNak〇さんを拝見できて良かった
だが月ケ瀬ライダー達も自身やNak〇さんと同じで年々、年老いていく
そして段階的にはバイクに乗るにも躊躇するようにもなっていく・・・だろう・・・と
そんな気持ちで帰路についたが、ガレージで待っていたのはW1とCBとRT1だ
まずW1
W1は内燃機屋さんにシリンダーとピストンとバルブ周りのシリンダーヘッドを持ち込んだ
結果、シリンダーとピストンは比較的綺麗な状態なので、そのまま使うことに
で、依頼したのはバルブガイドの打ち替えだけになった
その間、当方の作業はバラしたロッカーカバーの清掃と組立
長年、使ってきた内側の汚れを取り、また付着した今までのガスケット片をスクレーパーで落とす地味な作業だが上画像のように新品のガスケットをちょっと乗せてみた
その刹那、昭和時代の大晦日の夕方に子供達が近くの銭湯に行き、お風呂上がりに新品の肌着を着て急いで帰る
そして子供達は夕食を丸型のおぜんの前に正座して家族と共に済ませる
夕食のあとは日本中の大多数の人たちがテレビの前で定番の紅白歌合戦に興じる
そんな小学生のような時代の感覚が上の画像の新品のガスケットが思い出させてくれた
ちょっとボケがまた進行してきたようだ
話を戻して
ここでW1のバルブ周りが内燃機屋さんから上ってくるまでW1は待機となった
次の作業はCBの片側フォークオイル漏れの対処
その漏れの原因であるオイルシールは前回ブログにて外径が43mmの希少パーツと判明
その後、オイルシールをネットで探しまくったが結局見つからなかった
幸いと言えるかは微妙だがオイル漏れは僅かだったので、このシリコン剤で凌いでみる
そこからフロントを組んで丸一日、間を空けた
次の日、お膝元の阪奈道路を頂上まで走り、そこでUターンして戻ってきた
その往復道中、フロントブレーキを多用しフロントフォークに圧力をかけ気味で試乗
結果、今のところ漏れは止まっている
そして続いて次はRT1
RT1もオイル漏れ
同じオイル漏れでもRT1は2スト用オイルタンクの「計量覗き窓」の淵からの漏れだ
「まさか、こんな箇所で漏れるのか!?」
と思ったがRT1にしてもCB77にしても、すでに50年以上前のバイクだ
その老いたバイクの、またそれもデリケートな造りのパーツだ
よってRT1のパーツは、たぶんDT1と共用と思われるが見つかったとしても劣化はあるだろう
よってリプロ品を探すにしても、その間、CB同様一先ず応急修理だ
ウエスにシンナーを少量湿らせ配線やフレーム内側や各部のオイル汚れを除去作業
ついでに配線のテープも巻き直し、オイルホースも新品に換装
それから一夜明けた、次の日にオイルタンクに2ストオイルを注入
そしてまた一晩、間をあけてオイル漏れの確認
結果、漏れは止まっていた
CBやRT1は比較的軽症で、俗に言う「サンデーメカニック」レベルの作業だ
だが修復ができればサンメカレベルでも、自身の快感度は至福の時だ
「うん?サンデーメカニック?」
この表現はおかしい
自身は365連休の身だ
だったら「年中メカニック?」
英語に直そう
「Mechanic all year round 」
「メカニック オール イヤー ラウンド」と出た
う~ん!もっとおかしい!
脳のオーバーホールも必要だ
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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