2024年7月4日木曜日

『Bike in the sky』#394 自身とCB72

もう何週目になるだろうか!?

未だW1のキャブセッティングでウジウジしている

先週までは近所のテストコースである阪奈道路を試走して90%ほどの回復と綴った

そして先日の土曜日には月ヶ瀬詣でに向かった
行きの道中のキャブインプレッションを語るなら、90%の回復から気分的には85%に落ちた感覚だ

原因としてのキャブセッティングは、ほぼ仕上がってると思っている

そして、信号等の停車時でもアイドリングは低回転で落ち着いている

だが、その場で軽くアクセルグリップを煽るとエンジンの回転が上がり出し、落ち着かない

空かさずアクセルグリップを再度、軽く煽ると回転は下がる、という何とも気分が冴えない

このスロットルに関わるキャブ本体の摺動性は前回のOHにて一応、キチっと仕上がっていると思っている

それでも発症している、この原因は引き側のスロットルワイヤーの不良

いわゆる経年による「ワイヤーの伸び」では、と推測している

よってワイヤーの再調整をして、あと1回月ケ瀬往復を走って判断をしよう

その判断とはキャブをノーマルに戻すことだ

現在のFCRキャブは100km/hまでの走りではノーマルキャブとさほど変わらない印象だ

だが100km/hを越えてからは別人の走りを見せ190km/h越えまで伸びる

だが、この歳で100km/h越えで走ることは、もうたぶんないだろうと思っている

そんな状況で月ヶ瀬に到着すると・・・
ごく僅かの常連信者ライダーがいた

その中に、ここ最近、最も出場回数が多い「Buell復活作業」のIsh〇ドクターも来ていた

上画像、黄色の883だ

ここで1時間少々の滞在後、ドクターと針テラスに向かった

その際、自身は前を走らせて貰った

その理由はW1のエンジン腰上を数か月前にバラシてOHを掛けていた

理由は走行中、右のマフラーから薄っすらと煙を吐いている事が起因している

その症状を見つけてくれたのが伊賀の2〇さんとドクターだった

よってドクターに後ろを走ってもらい、後方からW1の排気状態を確認してもらった

道中、路肩に一時停止をして・・・

自身から「どう?煙、止まってる?」と尋ねた

ドクターからは「ぜんぜん出てない!止ってるで!」と、一番欲しい答えを聞けた

こんな瞬間はヘッポコ・メカニックにとっては、最も嬉しい

原因は以前にも記したがヘッド内のバルブシール不良だった

そして、ここからはドクターに前を走ってもらい、針テラスに向かったが・・・

ドクターは、自身の前からアレよアレよと言う間に消えていった

自身は峠道でも直線では80km/hは出ていたがドクターは相変わらずもっと速い

そして遅れて針テラスに到着した
針テラスに着くとドクターの姿は無く、上画像の右後方に883だけが止まっていた

たぶんドクターは自身をブッチぎる為に相当飛ばした結果、緊張のあまりにオシッコがしたくなりトイレに駆け込んだのだろうと推測している(笑)

と、こんな事を自身が思っていることはドクターには言えないが・・・

「まぁ~、若気?の至りと思い、かんにんしといたろ!」

で、その針テラスにいた乗り物で目を引いたのが・・・
最新?かは不明だが、相当新しい世代のURALサイドカーだ

前後輪にディスクブレーキが装備され、エンジンもBMWを彷彿させるスタイリッシュな匂い

カー側もディスク装備で、あらゆる面に最新の匂いがする

こんなサイドカーなら「乗りたいなぁ~」と思わせる仕上りだった

このオーナーさんは画像では傍には、いなかったが35,6歳だろうか相当若くお見受けした

こんな風に、ここ最近のバイクを観察していると、以前の若い世代にあったレーサーレプリカ系が先ず少なくなったように感じる

また、ここ最近まで続いていた旧車ブームも、やや落ち着き出した感もある

そんな流れで、今回のURALを観ると「ネオクラシック」系のような旧車の臭いを持たせたり、またカラーリングやディティールにも往年の雰囲気なども纏わせたり・・・

この現象はクルマでも約7,8年前になるか、ならないか辺りから業界では目にしていた

だが、こんな現象をトレンドの様に捉えられてしまうと逆に「没個性」になってしまう

ちょっと手前味噌だが
このXS1は1970年製で自身は今から30年弱か、少なくとも25,6年ぐらい前だろうか中古で手に入れた

手に入れるなり真っ先に変更したのがキャンディーグリーンの車体色の変更

色目の判断は「XSのスタイルはトライアンフに似ている」と言われることから、トラでもない唯一無二の色目すること

そして、塗装屋さんに伝えたのは「コクヨの事務所用の机で昔の汚いグレーの色」と言った

こういう伝え方をすると、ほとんどの方は当時・・・

「え~~!なんでまた!」と言われる

だが、実際に塗り終わったその色目を観た人は一様に

「う~ん、なんかメッチャ渋い色ですねぇ~!」に印象が変わっている

ただ、なんでもかんでも渋くすれば良いという話しではない

だが今は、その「なんでもかんでも・・・」になっているように感じる

そこには業界を問わず企画に携わるクリエイター達の感性が落ちているのでは・・・

とは言い過ぎかもしれないが、言い換えてもモノを観察する目が近視眼的に偏っている

若しくは「昔、使った」や「昔、どかで見た」などなどだろうが、これはまだマシな方と言える

ちょっと色目では自身は小うるさいジジィになっているが、元の職業柄、どうしても今の街のファッションは看過できないのだ

真に「没個性」だ!

まぁそんな話はジジィの自惚れとしておこう

話しは変わって・・・

Buell復活作業Part9の続報だ
先週では「オイルポンプが怪しい」という事から「オイルポンプ交換へ」で終わっている

そのポンプはオーナーが手配できたことから早速、取付作業
その前にケース内を綺麗に清掃して

正面から見ても
オイルの通路にはウエスを詰めて清掃時の不従物が入らないよう栓代わりの養生

そして
オイルクーラーも外して・・・

ここではオイルクーラーにも、なんだか問題があるようで、ドクターは対策を検討していた

またオイルポンプが収まるエンジン側も綺麗に清掃
まぁ、当たり前のことだが各部の清掃の念の入れようを観ていて信頼感を感じる

そして代替のオイルポンプだったか?
これをセットするところで当日は終わった

なんか中途半端な終わり方だが・・・

そこには当日、小っちゃなイベントがあった
自身の72歳の誕生日を祝うため、近くに住む長女の娘たち、いわゆる孫たちがハンドメイドのチーズケーキを届けてくれた

画像を撮り忘れたが、その円形のチーズケーキの真ん中にはビスケット?で作られた「72」の文字も添えてあった

そして「happy birthday」の歌を唄いながら祝ってくれた

こういう時間は「家族が平和でなにより」と感謝しかない

また居合わせたドクターからも、お祝いを頂き一緒に参加してもらった

味は、お世辞抜きで美味でござった

また長男ファミリーからはメッセージカードを添えて・・・
こういうのは、いくつになっても嬉しいのう

おまけにプレゼントも・・・
開けた時は「犬用のリードか?」と思ったが・・・

箱には「Phone」とある

ということは携帯用の紐

これも自身が、よく「携帯あれへん!どこいった!?」と老化現象を起こしている

その対策としての贈り物
それは太い撚り(より)が掛った糸材を筵(むしろ)編みにしたカラーロープ状の逸品だった

マジでありがたいことだ!

72歳はCB72と語呂合わせ?で縁起がいい

だが当方のCBはCB77なのだ

こんな事を言っているようでは、やはりボケだ!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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