2024年10月10日木曜日

『Bike in the sky』#408 ビッグプロジェクトだ!

朝晩が、めっきり涼しくなってきた

いよいよバイクシーズンの到来だ

となると、定番のツーリングやミーティングが各所で開かれる

先週は自身も「W1ツーリング&ミーティング」に参加してきた

そのお誘いは伊賀の2〇さんからで、当日は月ヶ瀬で待ち合わせた

その月ヶ瀬に自身は8時前に到着した

到着してしばらくすると・・・
ここ最近ちょこちょこと、登場頂いているMiy〇さんがサイドカーでやってきた

デニムのエンカ服を纏っての登場だ!

このMiy〇さんは独断だが、Miy〇さんの雰囲気と着用される衣類のマッチングには感服する

まぁMiy〇さんも、どちらかと言えばファッションと関係を持つ人間なので、そこには納得感はある

そう偉そうに能書きを綴る「自身はどうか?」と逆に問いたくなるが・・・

その上述の「エンカ服」と記したが、この「エンカ服」の言葉も正しいのか?

また、その語源は?

ちょっと、ここで毎度の脱線だ

「エンカ服」という言葉を自身が知ったのは工業高校に入学した時だ

その高校で実習の授業時、教師が着ていた白ツナギの作業服を「エンカ服」と呼ぶことを知った

当時は「エンカ服のエンカって、どういう意味?」とは全く興味も沸かなかった

そのまま56年の半世紀以上を過ごして、今回・・・

「そう言えばエンカ服のエンカの語源は、なんなんやろ?」と思った次第だ

やっぱり72.5歳ともなると暇なんじゃろ!

何通りかの説はあったが、どれが正しいとは言い切れない

その説でもっとも多かった事と信憑性でいえば

繋がった服で管状に見えることから「円管(えんかん)服」

それが時の経過と共に、呼び続ける内に「エンカン・・・エンカ・・・」となったようだ

まぁ、そうだとしても今や死語だろう

今時の表現で言えば「ジャンプスーツ」か「カバーオール」と言う方が話が早い

話しを戻そう

そんな事を思っている時に2〇さんがやってきた
上画像の手前が自身で、その隣が2〇さんだ

では、この写真は「どなたが撮影されたのか?」になるが、前日に2〇さんが誘われたMat〇さんなのだ

自身も知っている方と聞いたが、お顔を拝見しても・・・

「う~ん・・・たしかにどこかでお見受けしたような・・・」ぐらいにしか記憶がなかった

そんな事では、これから先、あちこちで、ますます失礼と迷惑を掛けそうで怖くなってくる

そして3人でW1のミーティング会場に向かう

少し時間も余裕があったことから久しぶりの針テラスに寄った
やはり目に着くのは旧車で、当日は画像手前の赤のCB750K1かK2か、と奥隣のブルーのK0後期型が来ていた

同画像に写る2〇さんは今もCB750に乗られることから、どうしても目が行くのだろう

そういう自身もCBのK0に乗っていたことから、同様に目が行ってしまう

それはそれで眺めているだけでも楽しいもんだ

そして時間も丁度、良い頃合いになったので会場に向かった

ざっくり1時間ほどの快適な道のりだったが道中にツーリングバイクの多いこと、多い事!

それも、どの集団も60km/hから、速くても70km/hそこそこで非常にマッタリした感じだった

一つには先をのんびり走るクルマも多かったこともあったが、さほど気になる事はなかった

で、会場に間もなく到着といった辺りで事件が・・・
会場には既に30台ほどのW1が来ていた

そして事件は、この会場からバイクで5分ぐらい手前だろうか

その会場までの田舎道で2〇さんのW1のエンジンが片肺で止ってしまった

そこまでは後ろを走る自身が聞いていても、マフラーから怪しい排気音が出ていた

それは走行中に右側のマフラーが「パン、パン、パパッ、パパッ・・・」とアフターファイアーと思しき症状だ

上述の止まった所で2〇さんは「電気系やなぁ」と即診した

よって、左右のプラグを外して先ず症状が正しいのかを確認しようとする

ところが、左右プラグはしっかり留められており携帯工具では緩められなかった

おまけに、その停止場所には日陰もなく、お日さんはカンカン照りになっている

それでも作業は続くが並行してレスキューを呼ぶことにした

そのレスキューとは、このW1ミーティングには必ず同席される愛知方面のW1クレージーズだったか、そこの整備担当?かは不明だがNishi〇さん?を呼ぶことにした

その伝達は月ヶ瀬から同走してきたMat〇さんにお願いし、我々はプラグを外すことに着手

なんとか左のプラグは外せたが、プラグは煤けた真っ黒け

続いて右を外そうとするもプラグレンチに挿すドライバーが曲がってしまうほど硬くて緩まない

そこにレスキューが到着して、プロ工具のプラグレンチで瞬時にプラグは外れた

速攻、プラグを交換してキックを踏む

するとエンジンは掛ったが、キチっと息をふき返すまで僅かな愚図りがあった

だが直ぐに左右共にキャブトンサウンドが大和路の田舎に心地良くコダマしていた

「お~、治った!やっぱりプラグやったなぁ~」と2〇さんの診断は的を射ていた

そして会場に入った
ここは以前にも来たが、廃校になった小学校?跡地を食堂にし、運動場にはテントも張られ外で食事もできるようになっている

その前は駐車場で数台のクルマしかいなかった

ランチまではW1の旧知の方達と昔話や「最近、嫁がバイクで転倒して大けがしましてん」やら、あるある話もあったり・・・

多い話しは「段々、W1をちょっと動かすのも大変になって来て、いつまで乗れるやらぁ~」

「そらぁ、30年や40年ぐらい乗ってたら、ガタ来てもしゃあないなぁ~」的な話しになり、老人ホームを薦めておいた

そして帰り際で
2〇さんとTwo Shot

ここから2〇組以外はさらにツーリングに向かったが我々2〇組は自身の夕方に用事もあることから撤収した

しかし、当日はそんなに酷暑でもなかったが、ガレージに戻った時はヘトヘトだった

実は当日、当のT-PADDOCK630にバイクの相談でお邪魔したいという方がいた

だが、この日はW1ミーティングがあったので日を改めて欲しいとお願いをしていた

マジで日を換えてもらって正解だった

そして明くる日、その依頼者がお見えになった

T-PADDOCK630前に到着された1台のバイクを見た瞬間・・・

(上画像はネットより借用)
上の借用画像のようなバイクだったが・・・

来られた時、一瞬は

「SR?GB?エストレア?」

そのカスタムかと思ったが・・・

だが昨日の疲れの後遺症で今回のお客様の生画像は完全に失念していた

明らかにT-PADDOCK630に、お越しになる今までの客人とは違う雰囲気だ

ざっくり言うと下の画像のバイクメーカーなのだが・・・
(ネット画像を借用)
イギリスのカスタムバイクメーカー「MUTT Motorcycles」の250でお越しだった

このMUTT社は元はハーレーなど、いろんなバイクをカスタムして成長してきたようで日本でも全国展開で販売している

似たような会社で、原宿や横浜?にあったオーストラリアのサーファー向けカスタムバイクを手掛けた「DEUS」と同じ類のような雰囲気だ

来られ時のバイクのカラーリングは
(ネット画像を借用)
こちらの方が雰囲気は近い

で、肝心の用向きはヘッドライトが暗いのでもう一つライトを着けて欲しいご依頼だった

このお客様、二輪免許は取得してまだ半年そこそこ

さらにメカには全く知識を持っていないとのこと

だがライトは小型のLEDライトを持参でお越しだった

そこで、このバイクをどこで購入したのかを尋ねるとバイクショップではなく個人売買だった

よって修理にしても何をするにも自分でやるしかないのだ

お金を払えばやってくれるバイク屋は探せばあると思うが工賃がどのくらいかは読めない

まさか1万円も取らないと思うが・・・

そんな事情でお越しだった

いつもなら「旧車以外はお断り」のところだが、今回のお客様は若いのに非常に礼儀正しい方だった

それ故、邪険にもできず少しのレクチャーで、ご自分で作業をすることをお勧めした

すると、数日を開けて昨日・・・

「教えてもらって自分で作業をしようとしたんですが、道具もなかなか揃えられず・・・」

と、なんかその困っている様子が目に浮かぶように伝わってきた

まぁ、我々バイク乗りも当初は、こんな感じからスタートした訳だ

T-PADDOCK630はプロショップではない「バイク屋ごっこ店」だ

ごっこ店だが、まじめな若い人が初めてバイクに乗りたいとなれば、ここは応援すべきだ

で、日にちを合わせ再度、ご来店になることになった

久々のビッグプロジェクトが動き出すぜ!

「って、ライト着けるだけでビッグプロジェクト??」

それがT-PADDOCK630なのだ!!!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2 件のコメント:

  1. 無知ですが おもしろいね

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  2. はい!それが「Bike in the sky」の意味と重なります

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