その月日が流れるのは年々速く感じる
歳のせいだろうか!?
そんな事を感じる一つに毎週、セワしなく出かける「月ケ瀬詣で」がある
また毎週、綴っている「Bike in the sky」のブログも同様にセワしない
まぁ、この歳になってもセワしないのは充実している証と言えよう
で、その月ヶ瀬の先週の様子
日曜日だ!
この日は常連のライダーが、珍しくクルマで来ているではないか!?
だが、ただのクルマではないニッサンの3代目、32型GT-Rだ
ほぼほぼノーマルなのが、今となっては逆に価値が高いだろう
GT-Rは乗り物好きなら、だれもが知る名車だ
GT-Rの系譜は日産と合併前のプリンス時代にまでさかのぼる
自身がまだ高校生だった1968年頃だったか、ウェーバー製3連キャブを纏ったプリンススカイラインのGT-54Bが発表された
当時は、あまりにもパワー(たしか145ps)が大き過ぎることからシングルキャブのGT-54Aも同時発売
そのAとBの外観の違いは、フロントフェンダーサイドのバッジの色が、Aが紺、Bが赤だけの違いだった
そして初代Rの呼称を授けられたのが・・・
上画像は2ドアの後期型で型式がKPGC10とされていた
だが、このGC辺りのRとなると今の市場での相場は2000万から3000万とか・・・
今回、月ヶ瀬に乗って来られた32型Rでも700万から800万だとか・・・
どちらにしても名車と言われる旧車の高値は、まだまだ続きそうだ
話しを月ヶ瀬に戻して・・・
当日は、もう一台クルマで来たライダーがいた
先出の3代目GT-Rと同年の1989年に初代が発売されたマツダのユーノスロードスターその4代目ロードスター
1989年と言えば日本は「バブル景気」が終わった年で、ここから日本経済は暗黒の時代に入る
しかし時が流れ4代目ロードスターは発売の翌年、販売台数は10万台の販売記録を叩き出した
ただ10万台と言っても2人乗りスポーツカーで10万台は大ヒットだただ、その10万台は海外販売も含めての話だ
そのDT-1の初期型をガソリンスタンドのバイトで購入した思い出がある
DT-1の初期型は点火時期が固定である為、始動時、キックを踏む位置を間違えると強烈なケッチンを喰らって大けがすることもあった
そんなDT-1の思い出を抱いた兄貴分にあたる360ccのRT-1で参上だ
日本は1970年頃から生活スタイルや工業製品に至るまで、デザイン始め性能面や機能面とあらゆる点で世界に衝撃を与えた
そんな時代に青春を過ごせた自身は幸せ者かもしれない
だが、このRT-1を手に入れた30年近く前には日本の工業製品は全社、同質化し面白みに欠けていた様に感じていた(偏見も入っているかも)
よって個性創造から自身のRT-1はヴィンテージなアメリカン風のカラーリングにした
そこから長きに渡り快調にRT-1は走っていたが今夏の猛暑でオーバーヒート寸前になった
そして4カ月半が過ぎた先日、RT-1で月ヶ瀬に乗り出したが快調に走ることができた
到着するなり先着していたオフ車好きのIno〇さんが興味を持ってくれたようだ
自身は「欲しかったら、いつでも譲るよ!」と言った
Ino〇さんは「え~手が出ませんわ!」
自身は価格を言っていないのに・・・(バーゲンプライスなんやけどなぁ~)
また、ほどなくして・・・
ハスクバーナにてTog〇さんがやってきたこのバイクも珍しいバイクだが、Tog〇さんの所有する乗り物は全てにおいて珍しい
だが久々ゆえか、冷却水がエンジンの各所から漏れていた
Tog〇さんは「やっぱり造りが雑やね!」と半ば呆れたように語っていた
そしてガレージに戻った自身はノーマルのキャブレターで調子を崩していたW1の修理作業
W1は長きに渡りFCRキャブで乗っていた
だがワイヤーが伸びたのか、又はオーバーホールを必要としていたのか
そんな事もあり2年ほど前、ノーマルキャブに戻して乗っていた
その当初は問題もなく、若干のパンチの無さはあったものの普通に乗っていた
ところが最近、アイドリングが全く効かなくなりW1の低速の快感が消えてしまていた
ノーマルキャブを山之内キャブレターさんにてオーバーホールを、とも考えたが残存年数を鑑みると費用対効果が合わない
そんなセコイ、自身の悪い癖がまた出てきた
「同じオーバーホールをするなら・・・」というわけで年式が若いFCRキャブを選択
一先ずノーマルキャブを外して
構造は複雑だが各部の精度が高いため、気持ち良く取付られるそしてワイヤーの取付
久々に取り付けたがFCRキャブの「戻しワイヤー」が、ほぼ新品だったの忘れていたこの時点でFCRからノーマルキャブに戻した経緯を思い出した
要はアクセルオフにした時、回転の落ち方が鈍かったの思い出したという事だ
今回は、そこを踏まえて引き側、戻し側のワイヤー調整にかける
続いてガスホースを繋ぎ・・・
少しトラブルはあったが、エンジンはさっと目覚めた
やや苦労したのは左右の同調だったが、まぁなんとかマフラーからの排圧はクリア
そしてGASタンクをつけ、キャブのワイヤーなどの弛みもとり、近所をテスト走行
W1はエンジンが「丈夫」「強い」などなど言われるが少々セッティングが崩れていても、ある程度普通に走ってくれる
それではFCRを着けている意味がないのでシビアなセッティングを意識している
そんな事情で、ここまでのセッティングは80%ぐらいの仕上りだろう
あと、もう少し煮詰めて完了したい
さぁ~て、ちゃんと走ってくれるのかなぁ!?おまえも、あと1年半、元気に走ってよ!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
