先号にも記したが、バイクは暖かくならないと楽しさは半減する
と、言っているが自身は先週の土曜、RT1で月ヶ瀬に出向いていた
ところがだ!T-PADDOCK630から毎度の阪奈道路を経由し、奈良市内に入り始めたところで何気にメーターに目をやった
速度計は40~50mile/h(70km/h前後)辺りを指している
当然、自身の目はタコメーターにも向かう
その時・・・
40mile/hを越えた辺りでタコメーターの針は上下に、やたら大袈裟に振れ出した
「うん?」と思いながら・・・
そのままアクセルを開けていくとタコメーターの針がレッドゾーン域に差し掛かった辺り・・・だったろうか
今度は針がレッドゾーンの端から端を大暴れに振れ、針が飛んで行くのでは、とさえ思った
「なんか変!」
とにかく変なのだ!
空かさずアクセルグリップを緩め、速度を40mile/h以下にするとタコは通常の所作に戻る
丁度そこでコンビニが目に入ったのでモーニングコーヒーを兼ね、RT1を止めた
コーヒーを飲みながら・・・
「う~ん・・・なんでやねん!」
タコのメーターワイヤーが切れていたら、そもそも針は動かない
そこで前日にはRT1を乗り出す為、キャブのセッティングやメンテをしていた事を思い出す
毎度の格言を用いれば「さわった所を疑え!」になる
よって前日に手を入れたところをチェックするも、コンビニ前ではチェックできる箇所は限られる
よってイージーチェックとして・・・
前日、キャブのメンテで邪魔になるタコのケーブル両端を外していた
その作業を再度、コンビニ前で行った
エンジン側のタコケーブル取出し口からインナーケーブルが出てくる
そのケーブル端を指先で摘み、クルクルと捻るように回すとメーター側から顔を出しているケーブル端も動くはず
チェックの結果、メーター側のケーブル端はしっかり動作していた
一応、タコの針が大袈裟に振れる様子から・・・
「メーターケーブルが切れかかっているのでは?」を疑ったが、その様子はない
そんな事情で月ヶ瀬詣では中止とし、ガレージに引き上げた
また、明くる日の日曜
この日も昨日の土曜日と同じような気候で朝方は、まだまだ冷たい
よって当日はBeckで月ヶ瀬に向かった
そして帰りの道中、Beckにも異変が!
阪奈道路を奈良市内から大阪方面に向かって走行中、富雄インター辺りでエンジンが変!
アクセルペダルは70~80km/hの巡行に合わせてピタッとした状態で踏んでいる
ところが一瞬「パスッ」とした感覚でエンジンの回転が切れた
だが、一瞬のことで何もなかったようにBeckは走っている
ところがしばらくして、またもや「パスッ」っと切れたと思えば間髪入れず普通に戻る
こうなると、メチャメチャ気持ちが悪く気分も落ち着かない
走りながら・・・症状からコイルやデスビの「コードが抜けかかってるのかぁ~」
と妄想しながら、しばらくは走れたが阪奈道路の頂上が近づく辺りで、今度は・・・
「パスッ、パスッ」・・・「パスゥ~~」と一瞬ではなくエンジンが2,3秒止まった
「え~、ウッソやろ~」と思いつつも左端に寄せ緊急停止
止った刹那、「マジか!!」とブツブツ・・・
そして「ふぅ~・・・」と深呼吸をして、スターターボタンを徐ろに押す
「ブォ~ン~~」と、間髪入れず一発で掛った
「うん!?電気系やない?」と、さもベテラン整備士っぽく診断をしていた
とにかく、その後はガレージまでエンジンは快調に回って戻ってこれた
走りながら頭の中は「ガソリンに不純物が混ざっとるのかぁ!?」が支配していた
そんなことで、この土日は連続で起きた事件簿になってしまった
よって、この土日はRT1とBeckの修理作業になるはずだったが野暮用で結局、日曜のみ
その日曜日午後にはIshi〇さんがグッドタイミングで遊びに来た
で、土日のアクシデントを話してる中でRT1のタコメーターの症状を話したら・・・
「あっ!それケーブル内の油不足やわ!」と瞬殺判断
その後は毎度のお勉強会をして、明くる日はまずRT1のタコケーブルのメンテにかかった
タコメーター側のケーブル頭だここから粘度の軽いオイルを注入
すると
しばらくして、ケーブルのエンジン側から給油したオイルが出てきたけっこう汚れているように見えたので再度、給油し直して終了
で、取付後、エンジンを掛けてタコメーターの針の動きを見る
「うん!治っている」
やはりIshi〇ドクターの診察通り、オイル切れだったようだ
こんなドクターはバイク乗りには「一家に一台」感覚で必要だろう
あとは実走で確認してみよう
そしてRT1は土曜の走りで少し気になったところがあったので、ついでのプラグチェック
「う~ん・・・ちょっと白すぎないか?」自身が求める本来の焼け具合はキツネ色とタヌキ色の間がベストとしているが、それよりも白く焼けているように見える
よってニードルのクリップ位置を変えよう
RT1は250のDT1同様、モトクロスのレース中でも簡単にセッティングが換えらるように配慮されているそして・・・
ニードルのクリップ位置は最上位から二段下の真ん中に変更これで実際に乗ってみてタコケーブルと共にチェックしよう
GASタンク内を開けて観ると、僅かに黒いモノが浮遊している
さて、症状と合致するのか!?
次は
GASタンクからエンジンに向かう途中にフィルターがある先ず、このフィルターは交換対象になるだろう
続いて
たぶん燃料ポンプ?と思うが、エンジンから外したとしても非分解ゆえ、そのままにした
以上を確認して、先ずGASタンク内のガソリンを抜き取った
ここでGASを抜き取っておかないとGASフィルター位置がタンク底部より低い為、フィルターは外せない
であればフィルター手前でGASホースをクランプペンチで留めれば作業はできると思われる
だが、ホース類の材質を考慮するとクランプペンチの使用はホースそのものを痛める可能性がある
また、タンク内も清掃を掛けたいのでガソリンを抜く作業は、ついでで丁度良いのだ
結局ガソリンは20L缶の8分目までそれぞれ抜き取り、合わせて36Lぐらいの量になった
そもそも、このGASの携行缶が二缶も、なぜあるのか!?
それは以前に住んでいた東生駒のガレージで旧車のレストア作業を毎週のように行っていた
その際、バイクのタンク内部をコーティングする際に入っていたGASを抜き取るために使っていた
それも、ご丁寧にハイオク用とレギュラー用に分けている
その理由は今となっては思い出せないほど、無駄ではないか
話しを戻して
ベックの空になったタンク内部にロングドライバーで乾いたウエスを隅々まで拭き取る様に回していく
タンク内が空と言っても、僅かなガソリンは残っているので不純物はウエスに纏わり着くように除去できる
それを繰り返してタンク内部の不純物を取っていく
次はGASフィルターも外してエアーを吹きつけて・・・
上のトレイには、ゴミと言うのか、不純物がそれなりで除去できたような
実際のゴミはタンクのサビの様なモノもウエスでタンク内を回した時、付着していた
そしてフィルターは交換すべくVW用の新品をオーダーした
以上が先週末から今週にかけての、ドタバタの整備屋ごっこになってしまった
まぁ、それはそれで楽しい一幕なのかもしれないが・・・
ただ走っている時は、お願いだからやめて欲しいと願う
アッ!
今日は「燃えるゴミ」の収集日だ
ガレージには廃油が、たんまりある慌てて自家製オイルパックにして出す準備だ
ホームセンターで売られている廃油キットと理屈は同じなので環境問題には抵触しない
この方法は月ヶ瀬のレジェンドNaka〇さんが考案?されたの見て、自身もそうとう以前から行っている
コストはゼロで至って経済的だ
まぁ今週もセコイ記事で終わってしまった!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
違う世界の人間ですが、なんか興味深く面白かった
返信削除ありがとうございます。あくまで趣味の世界ですので「勘違い」なこともオープンに記事にしてますが楽しんでもらえたら幸いです。
返信削除