その続編を綴るには自身の「間抜けさ」を、あからさまにしなければならい
先ず、CB!
特に、今回のCBが止まった原因を記事にするには、あまりにもお粗末で情けない
端的に言えば「ガス欠」
ただ、ガス欠になった原因が問題だった
それを解決しなけらば問題は抱えたままになる
続いてNSUもガス欠の症状だった
二台とも、そうなる症状の原因は・・・
このシーラーと言われるガスタンク内面の補修剤だこれを当ブログの#440で、NSUガスタンク内面に塗付したと書いた
そして塗付後に若干余ったが、ふと「ガスコック周りに使えば滲み漏れも止まるのでは・・・」と甘い考えが頭を過ぎった
その後、一日開けて・・・
このシーラーをCB、NSU共にコック周りに塗布し乾燥後、ガソリンも入れ、一晩寝かして完璧に止まっている事も確認した
それで完璧に止まったと思い込み、前回記事の先ずCBで月ヶ瀬に出かけた訳だがタンク内のガソリンは2,3Lぐらいだったろうか!?
阪奈道路頂上を越えていった先のガススタンドで給油すればよいと判断して出かけたが、そのスタンドまで、もたなかったという事だ
いつもなら予備タンコックに切り替えれば、難無く走れたガソリン量だが・・・
原因は余ったシーラーの成分変化と、その塗付作業の杜撰さにあったと思われる
これを事細かく解説すると、またダラダラ記事になってしまう事から結論だけに留める
そんな原因を修復すべく最初からやり直したという事だ
そのCBより先に修復作業に入ったのはNSUから・・・
NSUはCBよりも重体だった為に順番が変わった症状がコックだけではなくキャブにも影響しているようで再度、バラして・・・

それを再度、コック周りに塗付して
ついでに
インマニ周りも、ガスケットを新たに造り直し・・・接合面も液体ガスケットを薄く塗り
二次エアーの吸込み防止も入念にこのシーラーはガスタンクの漏れ止めには最高のパフォーマンスを見せる
だが、問題はシーラーが余ったとしても時間を開けると本来の凝固機能が落ちるというか、荒くなりダマ状になったと思われる
結局、いつも使っている

キタコ製の液状ガスケット
ついでに
燃料ホースも交換して・・・これでNSUは完璧に?修復できた?と言いたい?と思っている
まぁ何にせよ、70年も前のバイクだ
オリジナルパーツは95%、ほぼ出てこない
であっても、現代のパーツを上手く合わすことができれば、まだまだ秀逸なパフォーマンスは見せてくれる
似たような境遇のCBは、まだまだパーツは出るが年式によっては超希少パーツになっている
そのCBも今回はNSUと同じ現象だが、コックの構造が違う為、対策は思案中だ
そんなこんなで、まだまだ旧車道で遊んでいるが遊ぶ時間には限りがある
同時にガレージの片付けも遅々として進まない
その片付けでは、こんな珍しいモノも出てきた
昭和30年前後の油注しだ!ブランドは「MARUBISHI」とある
この油注し、ノズル部分の赤い根元を緩めて外し、ノズルを逆さにし、本体に差し込むと赤い部分はキャップに早変わりして油も漏れず保存ができる仕組みになっている
当時としては、なかなかのアイデアだが注油できる状態に戻した時、ノズル部は油でベタベタになっているこの結果を当時の開発者が、どう捉えていたか・・・思わず笑みがこぼれる
で、その「MARUBISHI」という会社をちょっと調べてみた
このブランドの会社かは不明だが1927年の創業の「丸菱油化工業(株)」が出てきた
おそらく間違いなそうだ
資本金 1,800万円
社員数 119名
売上高 72億3,500万円(2024年)
現在は東京にも支社があり他所にも研究室もあって立派な会社になっていた
それを読んで・・・
「へ~、この『あやしい油注し』を開発した会社が立派な中小企業になってるやん!」
と、何故か我が事のように嬉しい気持ちになっていて・・・
という事は、油でベトベトになる油注しはマイナーチェンジを掛けて、より良いモノを目指したのだろう
例えば、こんな油注しかな!?いやいや、これは今から20年以上前にアンティーク調にしたものを購入した
自身は機能も大事だが、優先すべきは先ず見た目の雰囲気なのだ
その雰囲気は往々にして1970年前後の昭和感が大好物だ
そんな時代を再現したくて今の家付きガレージを造(創)ったのかもしれない
「あ~、あと2年かぁ~」
また溜息をついている・・・
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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