2025年7月31日木曜日

『Bike in the sky』#449 乗って、壊れて、治して、また乗って・・・

RT1 !

苦戦していたウィンカースイッチのハンダ付けは、なんとか終わった

先週まではハンダ付けが上手くできず難儀をしていたのだが・・・

下画像が先週までのスイッチ内部
茶×白線と茶線、それぞれの先にある電極にハンダが上手く絡まず接合できない

そんな様子を先週末の月ヶ瀬で毎度のメンバーに伝えアドバイスをもらった

そのアドバイスは「電極の接合面をドリルの刃で入念に綺麗にすること」と言う

この作業は既に行ったが再度「入念に」を意識して1.5mmの超極細ドリル刃で磨く

さらに・・・
今回は画像左上のフラックス液剤で接合部をクリーニング

そして、ここからハンダごての出番
ここまでは前回と、さほど変わった事はしていない

だが今回、このハンダごてを使った時に前回までの接合しない原因が分かった

と言うのも再度、ここまでの作業はキチっと、し直した・・・つもりでいる

そして、ここからはハンダごてを対象物に当てて接合するだけだ

だが高温に熱せられたはずのハンダごてでは部位は、まったく融解できない

その時!

「うん?待てよ!」「ひょっとして・・・?」

ハンダごての先端にヤスリを入念にかけてみた

そして再度、ハンダごてを当てるとサッとハンダも溶け、各配線に絡んで接合できた

要は道具の後始末と道具の手入れを怠った事が、そもそもの今回の原因だろう

で、スイッチ部を組んで行くが・・・

またもやチョンボが発覚

スイッチレバー支点部の2、3mm径ほどの小ネジが行方不明

パーツトレイに入れていたはずが・・・

まぁ、その小ネジくらいはあるだろうと・・・
ネジ類やパイプ類、端材などを保管するパーツチェスト

マジで米軍が使っていたモノだ

で、小ネジも整理整頓
各ネジの径別、頭別で保管しているので即座に見つかる

そして、その小ネジで組立だ
作動性も問題なかったので、ハンドルに取り付けて終了

ここからはメインハーネスに続く各配線とギボシを色別にジョイントさせるが・・・

これが10本ほどの束になるとジョイント部は、けっこうな膨らみになる

以前までは、その箇所を黒テープでグルグル巻きにしていたが夏場ではベトついていた

よって今回はテープではなく・・・
ギボシ束にブーツを被せれば少しはスッキリ感が出る

そのブーツはデッドストックから見つけた
上画像はメインハーネスと、その付随配線一式だがDucati mach1用となれば希少パーツだ

デッドでも活かせられれば予備パーツに変身することもある

ここで話題は変わるが、今回のアドバイスを頂いた先週の月ヶ瀬の様子に移る
ハンダ付けのポイントを教示してもらったピンクのTシャツをインナーに着るAsa〇さん

そしてBay〇さん、Yam〇さん達

また当日は、いつもお世話になっている月ケ瀬お茶屋さん前のテーブルに挿すノボリに不具合が見つかったのか・・・
柳生焼の匠さん達が修繕作業を始めた

いつもアホな事ばかりを言ってる連中だが、こう言う事のフットワークは軽い

また
上着はタンクトップだけで久しぶりにお越しの元、〇師もチョッパーのハーレーで来ていた

何やら不具合を直しているようだが、キーシリンダーのロックリングが緩んでいた

この日も猛暑予報だったが月ケ瀬ライダーは皆、元気だった

しかし自身は暑さに堪えられず、影があるベンチに腰を掛けた

何気にお茶屋前の先ほどのテーブルに目をやった時、初めて見たような現象が・・・

珍しい?ことなのか?

それは、お茶屋前のテーブルに置いてあったヘルメット

その「カラーリングが渋いなぁ!」と眺めていた

特にラインのスモーキーネイビーと「46W O R K S 」のクレジットとのマッチングが粋だ

アメリカンマッスルカーの「コブラ427」を彷彿とさせるカラーリングだ
で、さらにその左前方に目をやると・・・

「うん?」

思わず目を右に左に・・・と比べるようにガン見をしていた

「えっ?なんでここにも・・・」
スクリーンが違うだけでヘルメット本体は同じアライ製の「46WORKS」というモデルだ

このふたりのオーナーは共に生駒山西側の東大阪市と大東市在住のライダーだった

自身もこのヘルメットのカラーリングに目がいったが、生駒山西側の「好みのテイスト感」は同じなのだろうか!?

自身のテイスト感は60年から70年代のアメリカンテイストが好みだ

そう言う割りには現在のT-PADDOCKガレージは中途半端なアメリカ色になっている

また今週初めには、そのアメリカから元スタッフが・・・
封書でステッカーなどを送ってきてくれた

どちらかと言えば、カジュアル系の服屋のステッカーが多いが・・・

中でも・・・ステッカーではないが、これにはロマンを感じる
USAの未使用のハガキだが、表面には「RIDE、EAT、SLEEP、REPEAT、」の表記

そして旧のルート66?を駆るツーリング中のライダーが写っている

「バイクに乗って、腹が減れば食って、眠たくなれば寝て、その繰り返しだけでハッピーだ」

とでも言いたそうな・・・

この感覚って・・・昔の映画の「イージーライダーじゃん!」

自身には今の歳では、もう叶わんだろうが気持ちだけは最後まで、こうありたい

だが現実は・・・

「RIDE、BREAK、REPAIR、RIDE AGAIN、」

「バイクに乗って、バイクが壊れて、バイクを治して、懲りずにまた乗って・・・」

それも、また楽し!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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