2025年8月21日木曜日

『Bike in the sky』#452 熱中症やん!Part2

暑い!熱い!アッツィ~! 

今年の夏はマジで異常だ!

報道でも連日、日本各地の異常に高い気温を記事にしている

過去にも、このような記事は見聞きしてきたが今年はマジでヤバいと感じる

そのヤバい話では、先週の記事の最後でBeckにも起きたところで終わった

それはコメダ珈琲店に忘れ物を取りに行く道中で起きた事だ

「う~ん、どうなってんねん!」その続編!

自宅ガレージからコメダ珈琲までの約5kmほどの丁度、中間あたりで・・・

突然「パス、パス・・・」とベックのエンジンが瞬間、息継ぎ状態になった

以前にも同様の事があったが当時はガスタンク内の長年による細かい不純物が邪魔をしていると思い、ガスタンクを清掃した・・・つもり

で、その後は、たまに「プスッ」ぐらいの息継ぎはあったが以前ほどではなく快調だった

ところが此度は・・・

前述の「パス、パス」の間隔が、さらに拡がったようになり、挙句に「ババババッ・・・プスプスプス・・・」っと完全にエンジンが止まってしまった

その止まった所が幸い、片側1車線から2車線になった所だったので惰性だけで左端に緊急停止

わずか、これだけの事だがメチャクチャ焦った

と言うのもエンジンが止まれば、本来であればオイルランプ等のインジケーターは点灯する

だが全て消えているのを確認

それでも惰性で動いている状態ながら念の為、セルボタンを押した

全くの無反応

この間のタイムは、エンジンが停止し空走で路肩にベックが止るまで僅か5秒か、10秒もない僅かな時間での判断

もし、1車線のところで少しでもブレーキを踏んでいれば、たちまち後方は渋滞となっていたであろう

ここまでは、まだ幸いに「ラッキー」と言える

だが、止まってからが問題というか大変だった

その時の時刻は10時を回っていたと思うが、大変なのは日差しが一気に容赦なく照り出した

日影が全く無い道端で汗も噴き出してくる

そんなところで「さて、どうする!?レスキューを呼ぶか!?」と考えてみたが・・・

頭を過ぎったのは「う~ん、なんでガス詰りでインジケーターランプが消えんねん!?」

そこの因果関係が、どうも不可解で読めない

その不可解な時に発したのが先週記事終りの「う~ん、どうなってんねん!」だった

だが、ここからが「もしかして・・・」が、さらに頭を過ぎる

「まさか、ヒューズか!?」

ヒューズを確認するにも、居場所が、これまた大変なところにあるのだ

運転席側のメーターパネルの裏側にあるのだが・・・

裏側は多数の配線類が束になっており、さらに奥の奥に隠れている

その束を押しのけて、やっとヒューズが顔を出す

この僅かな時間だったが、真夏のお陽さんは容赦なく日差しを浴びせてくる

だが自身は頭に血が上る状態の仰向けでメーター裏側に潜って確認をしなければならない

こんな作業を派手なオープンカーのシート奥に潜って汗だくで行うのだが、周りの目にはどう映っているのか!?

どちらにしても目立つことには間違いはないが、ただ恥かしいだけだ

そして結果として上画像の4本のヒューズの内、左端の1本のヒューズが切れていた

ただ、気になったのは切れたヒューズ管そのものがどこにもないのだ!

「え~!どこいったんや!」と探すも見当たらず、ヒューズのガラスの破片すら見当たらない

「う~ん、ひょっとして溶けたんか!?」

どちらにしても元のアンペアは確認できなかった

よって車載の工具バッグから15Aと20Aの予備から20Aを取付けた

この時点で自身は汗だくだが上半身はビッショリだ!

そこから先ずイグニッションをONにするが、ONにした途端、パチっと切れるのか・・

祈る思いでイグニッションをON!

すると何事もなくインジケーターランプが点灯した

つづいてセルボタンを押す

「グルグル、ヴォ~ン・・・ヴォ~ン・・・」一発で掛った

その瞬間は「暑さもどこに行ったやら・・・」で、非常にスッとした感覚だった

ここからは、とにかくコメダまで忘れ物を引取り、帰りも大人しくガレージに戻ってきた

そして、その道中は全く何も起きなかった

ただ、その帰りは「またどこで止るやら・・・」と、ドキドキで戻ってきた

そんな事があった先週だったが、全く何もなかったようにベックは大人しく休んでいる

戻ってから自身も一息つき、水分補給をしているところでガレージ内のバイクに目をやった

すると、なにやら異変が・・・「え~、今度はおまえらか~!」

上画像は今年の春ごろの当コレクションホールの画像だ

この時点ではバイクが鎮座している床はキレイな状態だ

ところが酷暑になり出した頃から各車に微妙な異変が出始めていた

それはバイク全車のエンジン下部、いわゆるドレンコックからオイルの滲み漏れがあった

その漏れが当日は顕著に認識できるほど拡がっていた
上画像の右側はW1Sだが、Wはドライサンプであることからオイルタンクは車体右側にある

またミッションが別体の為、ウェットサンプ車の様にクランク内にオイルが「たっぷり・・・」とはなっていない

それでも1週間も放置すれば床には直径10cmほどの薄い油だまりができている

よってエンジン下にペーパーウエスを敷いて漏れ油を吸収させた

また、W左隣のRT1も2ストゆえ1ℓほどのギアオイルしか入っていないが症状はWと同じだ

さらに・・・
CB77やNSU、おまけに不動状態のセルペットも・・・

全車が同じ症状で漏れの油量も、ほぼほぼ同じだ

強いて言えばKLシェルパも同じ症状だが漏れる油量は1,2滴で軽微だ
サイドスタンドの下に2滴ほどの油滴が見える

こんな事は長い人生?いや大袈裟ではなく60年弱の長いバイク歴でも「初めて」と言っても過言ではない

原因は「言わずもがな・・・」だが、ドレンコックにある

そのドレンコックの締め具合、いわゆる締付トルクは世間の通常車より甘い目にしている

T-PADDOCK630のバイクはシェルパを除き製造年は最古で70年前、最新でも55年前だ

よってドレンボルトの締め過ぎに起因するクランクケース側のネジ山が廃れるのが怖い

そんな事情でのドレンからの油漏れの原因は冒頭の今夏の酷暑に起因していると思われる

一先ず、今夏の酷暑が通り過ぎるまで耐え忍ぼう

よって明くる日の日曜は、またもや現行に近いKLシェルパで月ヶ瀬に出向いた
時間にして7時半頃の画像だが毎度の先着メンバーは、たぶん6時前には着いているのだろう

そんな中で珍しいメンバーも
現在は高松方面で仕事をしているHir〇さんのオフ車だが、軽バンに積んで昨日よりお越しだ

いつも長期の休暇が取れる時は必ず月ヶ瀬にお越しだ

まるで都会に出稼ぎに行った息子が盆暮れに土産をもって帰省する一幕に似ている

同様に他のエエ齢のおっさんメンバー達も何故に毎度毎度、月ヶ瀬に遊びに来るのか

あくまで休日の早朝に限られるが・・・

その帰省したセガレと悪友たち?
カメラを向けると、画像をどのように扱われるかも考えず、愛想よく応じてくれる信者様達

また
早朝の常連組

お茶屋前のテーブル席でも
「しゃぁないな!」と、言わんばかりにジジィに付き合ってもらってる

まぁ、こんな取り留めのない話しには誰も寄り付かないだろうが、自身も疲れている

熱中症、二歩手前だろうか・・・

しかし、この暑さはマジで思考も体力も溶かされているようで怖くなる

今年はマジでやばいぞ!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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