その話題よりも、間もなく訪れる?・・・訪れるのか!?
早く訪れて欲しい秋の話しだ
とは言え、まだまだ秋は来そうもない中で老体の1955年製NSUの動態確認を始めた
そこには以前に取り上げたNSUの燃料コック修理の続きがあるガレージ内では、NSUのエンジンも一定の儀式を踏めば、ちゃんとかかっていた
だが実走行となると、キチっと整備をされていない場合、道中でトラブルに巻き込まれる
そうならないように念の為、エンジンをかけ、軽く近所を走ってみようと・・・
さっそくガソリンを数リッター入れ、チョークレバーを下しキックを数回踏んだ
すると、ちゃんとエンジンはかかった
しばらくの暖気を行った頃合いでチョークレバーを戻した
この段階で本来ならアイドリングの1000rpmぐらいで落ち着くはずだったが・・・
それが「シュシュシュ・・・パスッ~!」とエンジンが止まってしまった
「うん?なんで?」と思うも「まだ暖気が足りないのか!?」
再度、チョークレバーを下げてキックを踏むと瞬時にエンジンはかかる
だがチョークレバーを戻すと、またもやエンジンは止まってしまう
数回、繰り返すも結果は同じ
よって順を追って原因を探る事にした
整備における格言通り「触った所を疑え」に従い・・・
以前にコックの修理をしたのでまず燃料が満足にキャブレターに届いているのか!?
コックをバラシて再度、詰りが無いかを確認この段階ではガソリンは流れているが、やや流量が心もとない
続いてキャブを車体から外し点検ここまでは難なく取り外せたが・・・
問題は左側にあるスロージェット
細いマイナスドライバーで緩めれば簡単に取り外せる・・・はずが・・・
なぜか渋く回るだけで、まったく外れる気配がない
ここで毎度の点滴ツールの出番だ
ガスホースをセットしてキックを踏むこの時点ではチョークレバーを下げてキックを踏むもエンジンはかからない
よってチョークレバーの位置は通常走行時のポジションにした
キックを踏んだ二度目でエンジンはかかった
ただ、エンジンはバラついてアイドリングは不安定
少しアクセルグリップを煽る様に捻ってみると、やや高い回転域で落ち着こうとはする
この検証結果でスロージェットに問題があることが確定した?と思っているが・・・
さて、ここからが大きな壁?
いや小さな壁の大きな穴にハマった、と表現したほうがしっくりくる
そんな事はどうでもいいが、現在着けているスロージェットをどうやって外すのか!?
秋になってNSUが乗れる時期までには修理を終えていたいが・・・
そんな事もありガレージの他のバイクもエンジンの始動確認をしておこう
次のそのバイクは先ずCB77
6月末にガスコック不良で月ヶ瀬の2,3歩手前でスタックしたそんな事から、リプロのCBエクスポート用新品コックに交換し7月最初の休日には月ヶ瀬に出向くことができた
それ以来のエンジン始動だったが、瞬時にエンジンは目覚め、少しの暖気で上まで気持ち良く吹き上ってくれた
だが、今年に入りFCRの引き側および戻し側ワイヤーが伸びてきた
合わせてアイドリングも落ち着きがなく不安定になりだした
また、その他のパーツも交換時期?が重なり・・・
「さて、どうすっか・・・」と思案したが「今さらこの歳でFCRでもないやろ!」
そんな経緯でキャブはノーマルに戻した
久々の始動でキックは相変わらず重いが、いとも簡単にバーチカルサウンドと伴に目覚めた
始動性は圧倒的にFCRだが、エンジンが暖まって普通に乗る分(時速100km/hちょいまで)は全くと言っていいほど何も変わらない
だが直線道路で時速120km/hを超え、さらに〇6〇km/h~〇9〇km/hまでの速度域では圧倒的にFCRが勝る
そんな無茶な走り?は70歳を越えては不要だ
さらにはT-PADDOCKのW1も労わってあげたいことから、キャブはノーマルで十分だ
次はRT1
その後、普通にエンジンはかかる様にはなった
今回は動態確認もありエンジンをかけてみたが、問題なくかかり吹きあがりもスムーズだ
その他の乗り物では、ベスパカーも・・・
また日常の足として・・・
KLシェルパや・・・この子達は、マジで手離せなくなってきた
最近ではツインの左ドア側のステッカーを一枚、貼り替えてみた
「TEAMTECK」というアメリカのパーツ屋?のようだが詳しくは分からない
ただステッカーの色合いが気に入って10年振りぐらいで貼り替えた
こんな作業をしている時は楽しいが、中には楽しくもない奴もいる
1963年式?だったか!?SUZUKIのセルペットという2ストのモペットだ
ホンダのカブにもあるフロントのレッグシールド?を外せば、雰囲気はヨーロッパの石畳に似合いそうだ
だが、このセルペット、数年前に不動状態で手に入れ、整備もして近所巡りの足として復活
だが、しばらくして・・・
最も修復に苦労したキャブが死んでしまった
キャブ内の部品は全く手に入らない状態だ
一応、キャブを「山之内さん」とこへ修復依頼で出そうと考えた
だが、「費用対効果」というより「費用対満足」で未だに二の足を踏んでいる
そんな訳で今ではオブジェと化している
他にもチャリが3台!
自身の「あと2年計画」を鑑みると絶対、乗り切れる台数ではない
いや!あと2年ではない
既にあと2年は切っている
来年の春から夏にかけてバイク達はどこか、嫁ぎ先を見つけなければならい
再来年の今ごろ・・・
そもそも自身が生きているのか?も、怪しいものだ
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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