その続編だ
上画像が現在使っているNSUのキャブレター
そして自身がガレージにもっどた、この土曜の昼下がり
上画像が現在使っているNSUのキャブレター
ところが、そのキャブのスロージェットが、いとも簡単に外せた?のだ!
いや!
表現に問題がある
「外せた」ではなく「外してくれた」が正解なのだ
このキャブは、そもそもNSU用のオリジナルではない
たしか「アメリカミクニ製」と聞いた記憶があるが・・・
元々のオリジナルは・・・???
「AMAL(アマル)」のキャブがついていたが、AMALは英国製だ本来、NSUはドイツ製であることからキャブもドイツメイドのはずだが・・・
調べてみた
ドイツのキャブメーカーは「Bing(ビング)」という会社しか出てこない
初めて聞いたメーカーだが実績も分らなかった
まぁ、そんな話は別の機会でもいいだろう
一先ずAMAL製の方がしっくりくる
そのAMALのキャブは、このNSUに元々装備されていたが全く機能していなかった
そこで信頼のおけるミクニ製に変更した経緯がある
前置きが長くなったが、上記のそんな事情でキャブはミクニになった
その信頼のおけるミクニのキャブをオーバーホールしている中で「スロージェットが取り外せなかった事」が前回の記事だった
その続編の前に先週の土曜日は「子供か!?」的なワルさも・・・
その土曜は、やはり月ケ瀬参りからだ!
手前、赤タンクのKLシェルパで行ってきたその日の月ヶ瀬
この月ヶ瀬に来る早朝組は、コア世代が50歳代だが若い世代から60歳代まで年齢の幅は広い
だが、そんな中の50歳代にはイタズラ好きが何人かいる
本日は、その内のひとりの悪ガキ?いや悪〇〇が・・・
上の画像に何が起きているか分かるかな!?元々、左右の赤いバイクが道路に向かって一定の間隔を開けて止まっていた
その一定の間に強引に割り込んだような1台の原二が止められている
この割り込みで右のバイクにあるサイドスタンドは戻せず出るに出れない
「いじめだ!」(笑)
月ヶ瀬にはこういった「子どもがえり」で遊んでいるオッサン連中は多い
まぁ、どちらにしても平和なことだ
ご近所のIshi〇さんがT-PADDOCKに遊びにお越し
ここで前述のキャブの続編に戻す
Ishi〇さんがご来店いただいて間もなく、自身から・・・
「今、NSUのキャブをオーバーホールしててな、ありえへん事がおきてなっ」と・・・
するとIshi〇さんが「どないしたん?」
自身は・・・
「キャブのスロージェットが空回りで締まりもせんし、外そうにも上に上がってこんし、逆さにしても落ちてこんし・・・」と、状態を伝えた
するとIshi〇さんは「え~、そんな事ないやろ、ちょっと見せて!」と・・・
そこで冒頭のバラした状態のキャブと細めのマイナスドライバーを渡した
結果は・・・
「いや!ちゃんと締まるし、簡単に外れるで!」と・・・
自身は「え~~・・・なんで!なんで!」と、まったくその状況が呑み込めないでいた
その際にIshi〇さんから、いろいろ言われたが「う~ん」と二の句が継げない状態だった
どちらにしても「脳ミソの老化が、ここまで来たか!?」とショックを引きづっている
続いて、明くる日の日曜の月ヶ瀬
昨日の気落ちの気分転換も兼ね、再び月ヶ瀬にやってきたが当日は、またもや事件発生
と言っても事件は自身ではない
今回は、なんと皮肉なことに自身の「バイクのお師匠さん」、Ishi〇さんに災難が・・・
当日、朝の8時半頃だったか、Ishi〇さんは帰り支度をし、上画像の愛機Buellのエンジンに火を入れるべくセルボタンを押すいつもであればセルを回した途端、「バッ、バッ、ババ~ン!」と大爆音がお茶屋前に響く
ところが当日はセルも回らず「チッ、チッ、チッ、チッチ・・・」と空しいリレー音のような電気仕掛けな音だけが耳に入ってきた
何度となくスターターのチャレンジをしたが結果は変わらなかった
「さて、どうする!?どうする!?」と月ケ瀬メンバーがいろいろアイデアを出すが・・・
こんな状態が月ケ瀬以外の場所で起きた場合、さらに今夏の異常気温状態時に起きた場合、少々、狼狽えるであろう
だが、ここ月ヶ瀬に限って言えば「まぁ何とかなるやろ!?」と、大きな不安は解消する
で、最後のチャレンジを試みる
「押し掛け!」だ原始的だがバイクの場合、意外と速攻でかかる場合がある
だが、若い二人が後ろから10m、20m・・・と目一杯、押したがエンジンは目覚めなかった
すでに外気温は30℃を超え、日差しがジリジリと容赦ない
このままでは「押し掛けは危険」との判断となり中断
その後、皆で検討の結果、柳生焼の匠先生の軽バンでバッテリー用ブースターケーブルを備品と共に持って来て頂く事になった
柳生焼の先生宅は自身も先日、大変お世話になったばかりだが月ケ瀬お茶屋から往復で30分ほどの近距離にある
そして匠先生が軽バンでレスキューに戻ってきた
ブースターケーブルをバンのバッテリーとBuellのバッテリーと繋ごうとするもBuell側のターミナルが掴みにくいその予測も踏まえて、なんとか接続
接続後はバン側のエンジンの回転数を高回転に上げ、電力をBuellに送電する
しばらくの高回転後、Buellのセルを回すも「チッ、チッ、チッ」で、エンジンはかからない
それを数回、繰り返すもBuellは目覚めない
「という事は原因はバッテリー上がりだけではないのか!?」とした声も聞こえてきた
だがIshi〇さんは、何か確信を得たかのようで、再度押しかけを試みようと・・・
再び、お茶屋前でBuellの「押しかけラストチャレンジ」が行われた
すると・・・
断末摩の叫びが如く、ラストのワンチャンでBuellは目覚めた
一斉に「お~」っと声が上がった
その後は、せっかく掛ったエンジンが止まらない内にIshi〇さんは、帰路に就く
自身もIshi〇さんの近所であることから、伴走を務めることになったが・・・
その伴走時、自身はIshi〇さんの後方20mぐらいにツけていた
ところが自身の後にレーサーレプリカ系?たぶんNSRの月ヶ瀬の若手だろう
ピタッと自身のシェルパにツいている
そこで前に行ってもらう為、左に寄り道を譲った
すると今度はピタッとIshi〇さんの後につく
そこからNSRはBuellと共にドンドン速度が上がっていったのか、自身の前からは見えなくなった
「う~ん・・・俺は何のために走っているのか!?」と、年甲斐もなくスねていた
そして自身は無事にガレージに戻ってきた
「まぁガレージに戻るまでBuellが途中で止ってなかったし、無事に帰れたんやろ!?」
そんな真夏の、それも炎天下でのバイク三昧の話題で平和な半日を過ごした
その乗り出したシェルパ!
最近は毎週、乗り出すほどの出番が多いことから再度のお化粧直し
赤タンクからオリジナルタンクに戻したが、なぜかどうも気に入らないたぶんタンクのパープル色の所為だろう
このタンクも色を変えたい事から本日の月ヶ瀬メンバーのプロ?の塗装屋?に相談もした
それもあるが他のディティールも気に入らない
自身で今できる所から、サイドカバーを以前のお手製モノに替えた
「う~ん・・・」微妙だ!少し引いて眺めると・・・
あとはタンクの色を変えれば、なんとかワイルドになりそうだ反対側も
こちら側はトラップマフラーも手伝ってエエやないか!?こんな暑い中でも好きな事をしていると、幸せ感は十分味わえる
とは言え、冒頭のNSUをこの真夏に走らせる勇気は全くない
早く涼しい秋が来て欲しいものだ!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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