その年末にガレージのバイクを眺めていると、得も言われぬ寂しさが込み上げてきた
年が明けて2026年になると、このバイク達もどこかに嫁がせなくてはならない予定では、あと半年は大切に乗ってあげようとは思っている
数年前には20台ほどと、一緒に暮らしていたバイクも今や6台
その現在も同居しているバイク6台の内、3台は自身が免許を取って真っ先に乗ったのと同じバイクだ
高校生の頃、二輪免許を取得して先ず買ったのが大阪市内のバイク屋街「まっちゃ街」にて中古のCB72
たしか7万円ほどだったのを覚えている
そのCBを楽しく乗ったその後、下取りに出して次に乗ったのが新車の初代DT1
そのDT1の次に来たのがシングルキャブの中古のW1だった
そのW1は近所のお医者さんが「もう乗らんから・・・」という事で格安で譲ってもらった
そんな青春時代から社会人になって、バイクからは離れた
ところが30歳で起業し、7年ほど経った頃だ
経営も安定してきた時に街頭でCB750を見かけた時だった
「乗りてぇ~!」と、一気にバイク熱が沸沸と沸き上がったのを覚えている
そして、バイク復活の先方としてBSAに乗ることになるが・・・
このBSA購入には実は裏話もある
それは自身の高校生時代の友人が英車の中古バイクを扱う仕事を始めたのがキッカケだった
その友人は、とにかくフットワークが軽く、当時ではあり得ない行動に出る
友人の行動とはトライアンフやBSAの中古を買い付けに「渡英」し、数台を仕入れてきた
ここで、その買い付け資金や英国のどこに行けば良いのか、また英語は話せたのか?
などなど、疑問は絶えることは無かったが友人はやり遂げた
そして、その仕入れたバイクの最初の客が自身になってしまったという事だ
と、半ば押し売り状態で買わされたのが上述のBSAだ!
ところが、そのBSAは故障が多すぎ、また自身も仕事が忙し過ぎて修理などは全く出来る状態ではなかった
で、BSAを友人の知り合いのバイク屋に下取りで出し、次に来たのがW1Sだった
まぁ時代的には旧車ブームが起きる手前だったが、BSA売却では損が無かったのが救いだ
そこからは、さほど間が空かず次に・・・CB72ではなく上級版のCB77
続いてDT1に変り兄貴分のRT1と・・・ガレージ内は3台になっていた
そんな昔を思い返していると今、ガレージにて同居してるのが青春を共にしたバイク達だった
だが、センチメンタルになっても手放さなくてはならない
その背景には自身の認知機能の衰えと体力の低下が容赦なく訪れている
そんな話は先週土曜の月ヶ瀬でも・・・
先週土曜はグッと冷え込んだ気候だったが、コアなメンバーは元気だだが、最近の話題は体力の事もあるが、やはり物忘れなどの話しも出るようになった
徐々に月ヶ瀬も「老人ライダーの憩いの場」に、なりそうな予感もするが・・・
その老人になった自身はこの日、寒過ぎてバイクに乗る気がおきずBeckで来た
だが、この寒空をオープンで来たのは褒めてやりたいと思っているそのBeck!
昨日から、また入院をしている
最近、フロントの足回りに異常が出だし走行に若干の支障を感じるようになってきた
よって主治医がいる「S&C」にショック交換及びブレーキ周りやFアライメント等のオーバーホール依頼した
その今、この記事を書いているところに「S&C」の主治医から電話が入った
「おまたせしました!Beckが仕上りました!」
さて、これから引取りに行ってくるが期待した状態になっているのか!?
では、いってきます!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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