2016年8月6日土曜日

『Bike in the sky』 #49 暑っつう!の月ヶ瀬と喜怒哀楽!

こんにちは。

タイトルの通り、ここ最近の関西地方は連日の猛暑日で正に「身体が溶けそう・・・」って感覚です。

今日も5時起床!
朝ごはんもなしで、月ヶ瀬に向かいます。

さすがに早朝の生駒山を越える阪奈道路は、やや冷っとするぐらいでバイクに乗るには気持ちの良い気温です。

しかし、6時半過ぎか7時前頃に着いた月ヶ瀬は徐々に気温も上がり出して、
8時頃にはライダースジャケットは脱がずにはおれない状態となってきました。

そこまでして猛暑の中を毎度の月ヶ瀬に来る理由は本日の私には別にあって、それも早起きまでしてです。

月ヶ瀬に着いたころには、毎度の月ヶ瀬信者が既に・・・
おおよそ10数台!
こちら向きのバイク!SUZUKIのカタナ!

そのオーナーは・・・
そのカタナに乗る信者さん、一番手前のカメラ目線の霜〇さんのバイクです。
それにしても今日の月ヶ瀬は非常に長閑な空気・・・ベンチに座る古〇さんも・・・長閑です。

そして、こちらでも早朝ミーティング!
こちらの信者さんも毎度の石〇さん、平〇さん、そして手前のタンクトップの宮〇さん!

その宮〇さんの情報が、こんな暑い中で私を月ヶ瀬に引き寄せた訳ですが・・・

その訳とは・・・

本日と明日の日曜、この月ヶ瀬でハーレーの“2016 Sportster Roadster”の実車が見れる?
と情報がありました。http://h-d.jp/(このサイトで見れます)

ところが、着くなり「新型のSportsterは?」と尋ねると、「えっ?明日ですよ!」
と、つれないお言葉・・・

結局、明日の日曜のみ!となり本日はお目にかかれずに!

実は私は少し前ぐらいからハーレーなる乗り物にちょっとづつ興味が湧いてきておりまして・・・
とは言っても、自身のバイクを・・・特に重量級を減らさなくては・・・という事情もありまして、

「まぁ、乗ることはないやろ!?」ぐらいの感覚だったのですが
最近、仕上がったCLの乗り味がスコブル気にいってまして、いわゆるプチアメリカンな雰囲気に・・・です。
となると、本チャンのアメリカン!はどんな感じなのか?

以前、針テラスにお見受けした「ワァオ!乗りてぇ~!」と一目惚れしたボバータイプ?にカスタムされたハーレー!

このカスタムハーレー!
ベース車は分かりませんが、持ち主はたしか、大阪の羽曳野にお住まいと伺いました。




ハーレーに乗るなら、こんな感じの・・・と思っておりました。

そんな訳で本日、期待して月ヶ瀬に参ったのですが残念です。

しかし、本日の月ヶ瀬には手を加えれば上のカスタムハーレーになるのでは・・・
と思えるハーレーがお出ましでした。
同じく月ヶ瀬信者の竹〇さんが乗って来られてました。
竹〇さん、いつもはBMWでお越しですが、このハーレーはたしか奥様のハーレーと聞いたような・・・

そして、このハーレーのうん蓄やら、いろんなハーレー談義を上の画像のブルーのガルフTシャツを着る
ハーレー乗りの平〇さんとしておりましたら「僕のSportsterに乗ってみます?」と相成り試乗させて頂くことに・・・

その試乗車!
いつも、この月ヶ瀬で目にはしておりましたが・・・

今日の気分はハーレーモード!
是非!となって、月ヶ瀬のお茶屋近くの“広域農道”までをひとっ走り!

インプレッションとしては、

先ず、ギアをローに入れる。

カッツン!と小気味よくかみ合う感触。

そして、ゆっくりとクラッチレバーを放しながらアクセルもジワっと捻る。

するとドコ、ドコ、ドコ・・・と、ブッといトルクが背中を押してくる感じが、まァ何とも言えない心地よさで、
乗りながらヘルメットの中の私の口元はニヤっとしておりました。

そして、タイトなヘアーピン登りも大排気量2気筒車独特のフレーム全体が揺すられているまんまで
ズド、ズド、ズドと気持ちよくクリアしていきます。

そして広域農道に入ると3速辺りからアクセルをグワッと開けていく。
するとズバ、バ、バ、バ・・・と、やや飛ばしてるデコトラ思い起こさせる爆音を響かせながらグイグイっと加速していきます。

けっして「メチャ早っ!」というような今時のレーサーレプリカ系のようなものではありませんが
私的にはメチャ気持ちのいいドコドコ感満点の「これぞ鉄馬!」と言わしめる乗り味でした。

そんな印象を抱えてお茶屋に戻ると・・・
次は宮〇さんから「じゃあこっちも乗ってみる?」とハーレーのエンジンを載せたBUELLを乗せてもらう事に!
そして、先ほどと同じコースを走ります。

こちらのインプレッションは

同じようにローにギアを入れるタッチの感触はほとんどスポーツスターと同じ。

ただ、走り出してからの感触はスポーツスターよりグッとパンチがありグイグイ前に出ようとしてるのがハッキリわかります。

そして、気持ちのいい広域農道に入ると加速感はドコドコ感に更にパンチを足し算した走りで
峠ではこっちの方が乗り易いかも・・・

しかし、タコメーターと速度計を睨めっこで見ていますとザックリですが100km/h時でタコは3000rp~3200rpm辺り!
低回転でグイグイ伸びていくのがスコブル楽しくさせてくれます。

まァ、どちらにしてもハーレー系のエンジンの特性でしょうか、低回転でのトルクフルな走りはちょっと癖になりそうな印象でした。

平〇さん、宮〇さん。ありがとうございました。
今日はお目当ての新型のスポーツスターには会えませんでしたが、十分に楽しいひと時を頂きました。

さて、今日の月ヶ瀬に乗り出してきました私のバイクはW1Super Special!

ここから、2台のハーレー系のエンジンの余韻に浸っている間もないところで、W1で帰ることになる訳ですが
乗り出して明らかにパワーの無さとエンジンのモッチャリ感に愕然となってしまいました。

実は本日、W1で来た理由には先週からのキャブの調子とプラグの黒く煤けた状態から焼け具合を
“きつね色”と“たぬき色”の間にするためのセッティングチェックも兼ねてでした。

なのに人様のバイクに乗って喜んでいる場合ではありません。

昨日、イグニッションコイル&ハイテンションコード、シリコンプラグキャップを新品に交換したことでのチェックです。
こちらが既に45年は経とうとしているコイルと20年は経っているハイテンションコード&プラグキャップです。

それを
こちらのおニューなコイルたちに・・・

火花は心なしか以前のモノより強くはなりました。

本日の走った感想はアイドリングも低い回転数で安定もしており、中速域の80km/h前後でもバラつきもなし。

そして100km/hからのアクセル全開でもググっとタイムラグなしで一気に加速しだし、一先ずはオッケーというところです。

一応、キャブセッティングは良しかなって感じです。

ところがガレージに戻り、プラグの焼け具合をチェックをすると・・・
「う~ん・・・なんでやねん!」と、まだ煤けた黒い状態!

ちょっと、再度キャブと点火系を一から見直しです。

と、やや落ち込んでいるところに「今からそちらにお邪魔したいのですが・・・」と電話が入りました。

そして3時頃にお見えになりました。
門真在住の種〇さん!
御齢、私より4歳年長の〇〇歳!

メチャお元気で・・・
このBMW R1200の重量級バイクを難無く乗りこなされている御仁です。

この種〇さんとは約1年前ほどに針テラスで初めてお会いし、
その際T‐PADDOCKのストアカードをお渡ししたのがキッカケで今回のご訪問となりました。

こうして落ち込んでいる時に「お邪魔したい!」と来て頂けると嬉しいもので、小一時間少々の時間でしたが
やはり、1960年~1970年前後のバイク、クルマ談義に花が咲きます。

そして、「ここを写真に撮らせて!」と言って頂きながら「旧車のコレクターはいっぱいおるけど、
ここまで綺麗にされて完調を保ってはる人は初めて見ました。」と、超お褒めを頂きました。

種〇さん、ありがとうございました。

ということで、今回のブログは一日の喜怒哀楽の様子で終わりそうです。

今日の夜は寝れるのかな・・・
「なんで、プラグがいい色にならんねん!?」と、夢に出てきそうな・・・

これもバイク乗りの楽しい一面なのですが・・・今晩はうなされそうな・・・
では、お休みなさい!

って「寝れるかっ!?」

T‐PADDOCK630 T/Tatsumi

2 件のコメント:

  1. 奈良のBUELLER2016年8月7日 21:57

    こんばんは。ポストの訂正間に合わずすいませんでした〜
    昨日1200SとBUELL S1に乗ってから今日ROADSTERに乗った子は滑らかすぎておもんない、との感想でした。
    ちなみに針テラスのスポスタはゼロエンジニアリングのマシンですね。あのスタイルで販売されてます。
    http://www.roadhopper.com

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  2. ありがとうございます。
    そして月ヶ瀬信者の感想も聞かせて頂き嬉しいです。
    誰らの感想か、だいたい想像はつきますが・・・(笑)
    また針テラスのマシン、そう言えばそんな事仰ってました。
    わざわざありがとうございました。

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