2017年3月23日木曜日

『Bike in the sky』#83 そろそろ旧車の話しも・・・

こんにちは。

前回記事において「T-PADDOCK630の売りは、やはり旧車なのです。」
と話しておりましたが話し的に面白いのは、どうしても月ヶ瀬に集中してしまいます。

しかし、旧車の記事ネタが今ひとつ集まらない。

というところでしたが今回は20日に旧車ツーリングがありましたので、その模様を少し記事にします。

どちらにしても「バイクが好き」という事情は同じですので、今回も先に月ヶ瀬からです。
先ず、日曜から・・・
月ヶ瀬最速組、お馴染の山〇さんとその愛車、YAMAHA R1!
この、お方が登場すると月ヶ瀬は、ほんとうの春本番というところです。

山〇さん、最近の最近、また新たなYAMAHA車購入で本日は拝見できるかと思いきやお預けでした。
またの機会を楽しみにしたいところです。
(FBでは先に山〇さんはアップされてますので時間差で後手を踏んでますが・・・)

その日曜の私は・・・
ドイツが誇るロータリーエンジンを開発したNSU Sport Max改!(製造年式1956年頃)

その1950年代でNSU社はバイクの販売台数が世界一多かったメーカーです!
そのロータリーエンジン搭載の四輪に進出したのは良かったのですが、その四輪のクレームでNSU社は倒産の危機に・・・

そして結局、そのロータリーの権利をマツダに譲ることになったとか・・・
さらに、NSU社の系譜を現代まで引っ張れば今やアウディ社にまで辿り着きます。

このNSUは冬場の気温が5℃を下回るとガソリンが凍るアイシングの現象でエンジンが
スコブル調子が悪くなります。

筆者としましては早く乗りたかったのですが、この春の訪れを待つしかありません。

やっと訪れた春ですが、「なぜそんなに手こずるバイクに乗りたいのか!?」
それは、乗り味もあるのですが、何と言っても「とにかく目立つ!目立つ!」

日本では、このNSUというバイクの存在を知っている方は極々わずか!
さらに元気に走っているNSUを目にするのは、あのTOYOTA2000GTを目にするよりも少ないでしょう!

という、やはり乗り物は周りから「見てもらってなんぼ!」ってところは人の心情として存在していると思います。
それも人の心の中の充足感を充たすために重要な要素のような気はします。

その日曜には・・・
月ヶ瀬に旧車も・・・
旧車の中でも地味にファンが多いKAWASAKI W1!

このW(通称ダブル)はツインキャブのW1Sではない1960年中ごろのシングルキャブ仕様のW1です。
どちらにしてもWの人気は何と言っても「ダブワンサウンド」と言われる排気音にあります。

今では絶対出てこない独特の少し張り感のある「ドッ、ドッ、ドッ、ドッ!」という重低音!

走りにおいては、けっして早いとは言えません。

しかし80km/hから100km/hぐらいを「ダブワンサウンド」を響かせながら走れば「バイクに乗ってる」感が味わえる、
何とも言い表せない気持ち良さを持ち合わせたバイクと言えるでしょう!?

そして、その画像奥のブルータンクのバイク!

一見、1960年後期頃のHONDA CB450 KIのようなタンクで見間違うのですが
実は同じHONDA車でCB750 K0!
それを外品メーカーのCB450K1タンクを模した大容量タンクに載せ替えられたバイクです。

2台ともピッカピカの仕上がりで鈴鹿からお越しでした。 
この方達とはW1のミーティングで以前にも何度かお会いしておりました。

そのW1のミーティングに毎回一緒に伺う仲間と20日の春分の日には・・・
久しぶりの旧車ツーリング!
当日の私はCL77 Super Customで!

他にもW1SやW1SA、W1RSなど数種類のW達に混ざって温泉ツーリング。

その温泉が・・・
伊賀寄り島ヶ原温泉、「やぶっちゃの湯」というところに浸かってきました。
今回は13名ほどの参加でしたが、皆さんジェントリーな走りで最高速も80km/hとのんびりと走れました。

その他の参加車!
目を引いたのが・・・
BMWの旧車では名車中の名車!
1960年代のBMW R69S!
当時のBMW車の中では排気量600ccで最強、最速と言われた名車です。

その後期のBMWが・・・
750ccのR75。その5型!
この後のマイナーチェンジで6型、7型と続くそうです。

このようなBMWや先ほどのW1やらの修理販売を手掛けるのが私が30年近くお世話になってます
“凄腕バイク屋”のオヤジさんです。

そのオヤジさんの当日の乗ってきたバイクは・・・
なぜか旧車ではなく“売り物”のハーレー883(パパサン)で!
売り物なのに・・・動体維持のためなのか!?

そして「やぶっちゃの湯」から針テラスへ・・・そこで解散となったのですが・・・

その針テラスで・・・曜日は戻しますが土曜には・・・
なにやら馬鹿デカいアルファロメオ?のDUCATIが・・・
って、ことはないですがアルファのシールが極めて自然にマッチング!
このバイク、DUCATIのX DIAVEL S!
排気量1262cc、出力150ps、ホイルベース1600mm以上のまさにクルーザー!

そのオーナーは・・・
最近の月ヶ瀬早朝にはお顔を見せられず、FBでも「全てのバイクを処分した」と上げられて
ちょっと心配をしておりましたが・・・
奈良の〇口さん!

〇口さんは首の頸椎を痛められてバイクを一旦、下りられたとのことでしたが
やはり諦めきれず、即復活!

このDIAVELは首が楽ということで復活の手助けをしたくれたとか・・・
やはりバイクは良きツレってとこですね!

その土曜の午後のT‐PADDOCKに超久し振りのお方。
旧車というところまでは、いかないかな!?
Vespaでお越しの門真市在住、池〇さんです。

この池〇さんは他にもスゴイ旧車をお持ちで・・・
(池〇さんのFBからの画像をお借りしてます)
その中でも日本の”ロッカーズ”には絶大なる人気を誇る通称「ゴルディー」こと
英車の名車に挙げられるBSA社のGOLD STAR 500をお持ちです!

そして、これぞ旧車と言われる・・・
(この画像も池〇さんのFBからの画像をお借りしてます)
同じくBSA社のM20!

このM20は池〇さんがミャンマーで仕事をされていた時に現地で乗っておられたバイク!
帰国することになって、今回の”凄腕バイク屋”で手を入れて貰えることがわかり日本に戻すことに・・・

まぁ、この辺りの年代が本来の”旧車”と言われるカテゴリーのバイクでしょうね!?

ということでT-PADDOCKでお茶してもらってステッカーも、もちろんお渡しできました。

今回はちょっと旧車を取り上げ「Bike in the sky」から少しは旧車の一端を覗いてもらえたでしょうか!?

そこで筆者なりに思う旧車の楽しさは
筆頭がやはり「街で見かける個体が少ない希少車」に乗っているという”心の充足感”ってところです!
次に、それも当時に「一世を風靡した」などの伝説がさらに心をクスグります!

大きくはこんな感じなのですが、その大きなポイントが今の時代には絶対味わえないフィールを有している
と纏める事ができます。

バイク好きであれば早い走りもあるでしょうが、
それ以上に必ず旧車には周りからの”羨望”的な眼差しも感じられるでしょう!?

是非、機会があれば一度は跨ってみられては・・・

って、羨望の言葉でエライ羨望の記事を発見!
T-PADDOCK630 三重支局のYT君が・・・
KTM 三重?さんのカタログ?販促ツール?か、詳しくは分かりませんが・・・

そこにレーシングライダーっぽく載ってますやん!?
おまけにレースの遠征ではKTMさんにピットも準備されているとか・・・

やはり、こういうところで使われるって憧れます。

これは羨望の眼差しで受け止めるしかないのか!?

やっぱりバイクは楽しいですね!

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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