元号が「平成」から「令和」に改められ気持ちもリセットされる今年のGW!
筆者の場合、つくづく「平和な日本に生まれて良かった」と実感できる心境なのですが・・・
とは言え、筆者だけが安寧な暮らしを喜んでいて良いのか!?
と大袈裟ですが「令和」の時代に入って、その時代を生きていかなくてはならない後世の人たちのことを慮ると
けっして手放しでは喜べない現実が今の日本にはあります。
それは・・・
と、また話し出すと”T-PADDOCK630”の「Bike in the sky(バイクに纏わる絵空事)」の記事路線から逸脱します。
よって、この話はまたの機会で・・・
ということで今週の記事は、やはりGW中のバイク記事を!
しかし、今回のブログはメチャ長文になってしまいました。
たぶん暇している人もいらっしゃると思いますので是非、暇つぶしにどうぞ!
まずは28日のW1ミーティングの様子。
W1ミーティングは名阪壬生野インターから数キロの”道の駅あやま”裏のあやま文化センターで、ここ数年行われています。
筆者は”凄腕バイク屋”のDMさん達と天理インターで合流!
手前のW1Sの所有者は下の画像。
ドライビングスクール教官の木村さん!
実はこの木村さん、大昔からBuellをお持ちですが改めてBuellの乗り味談議に。
すると「めっちゃオモロイで」やら「めっちゃ速いで」「峠は最速ちゃいます!?」とか
どこかで聞いたようなセリフが嵐のように・・・
そこで筆者は「売って!」と言うと「う~ん・・・」でした!
そしてこんなバイクも合流組に。
和歌山の市会議員、門さんのロイヤルエンフィールド525ccの単気筒!
このロイヤルエンフィールドですが今のバイクでインド製。ムードは英車風カフェ!
ここで皆が揃ったところで一路、大内インターまで!
すると・・・
往年の名車、RGBγ500のミーティング!
これだけの台数が揃うと精悍です。
そして、ここから一気に”あやま”まで!
あやま文化センターに着くと・・・奥にW1が集まりだして・・・
おるわ、おるわ!生きたシーラカンスと言われるW1が・・・
多種多様なW1たち
KAWASAKIになり650シングルキャブのW1、そしてツインキャブのW1S、左ブレーキから右ブレーキになったW1SA。
そして1973年のW3こと650RSと6代か7代も続き未だに日本ではファンが多いバイクです。
その魅力はやはり独特の”キャブトンサウンド”と言われる排気音でしょう!
その排気音で言えば、上の画像はスクランブラー用アップマフラーを装着した輸出用のW2TT。
バッフル無しレアバイクです。
またレアと言えば、こんなパーツを使って・・・
ダブルパネル、いわゆる左右両面のフロントドラムブレーキ装着のW1S
このパーツはほしいィ~!
そんなパーツではW1愛好家、浜松W1クラブさんからはパーツ販売も・・・
さらには同愛好家、岐阜の西田さんによる愛車点検も・・・
ポイント部分をヤスリで磨いている・・・西田さんのお弟子さんか!?
どなたかのWのポイントカバーを外して整備中の様子!
当日最後はこんなイベントで締めくくり!
ジャンケン大会!
ジャンケンで勝ち残った人にW1の希少パーツが貰える・・・今回はW1のレギュレターとか!
そして、あくる日の29日。
奈良の旧新庄町会館近くで「日本旧車会の」集まり!
凄腕バイク屋さんによれば、この集まりを”貧乏ミーティング”と茶化して言われているのですが
その謂れは話せば長くなりますのでここではカットで!
今年の様子は天気予報では雨模様との事で例年の半数ぐらいの参加車!
この旧車ミーティングでは俗に言う”ゲテモノ”から”お値打ちバイク”まで種々様々!
先ずは
今回、一番ギャラリーを集めていたのが昭和30年代のラビット?ベースをローダウン仕様にした改造車。
スイングアームや全長150mmほどのリアショックも別作であろう感じでエンジンも95ccのホンダ製のような中華エンジンか!?
シフトペダルはなく画像のステッキの柄のようなハンドシフトレバーによる懲りよう!
とにかくベタベタのローダウンでロードクリアランスは5、60mmぐらいでバンク角は10~20度でほとんど倒せない。
しかし、乗ってみたくなる楽しそうなスクーターでした。
同じジャンルでは
1956年製、伊藤機関工業のIMC OB型バイク
OB型は瓦斯電(ガスデン)製エンジン搭載の125cc2ストシングルで6馬力、最高速80km/hだったのですが
同年OB型に同じく瓦斯電製200ccのエンジンを搭載したP型が発売されておりました。
この200ccのエンジンは2スト単気筒で圧縮比5.9 出力8.5馬力で最高速は92km/hも出たそうで
大和郡山のバイク屋さんの小松さん?が自走で来られてました。
さらに
BSA M20に跨るコスプレ満点の池田さん!
このM20はマジで英国からミャンマーに渡り、ミャンマーで仕事をしていた池田さんが船便で日本に持ち込んだ歴史あるバイクです。
郵便配達用バイクとして何年もの間を熟していたことからコスチュームも当時のポストマンの出で立ちでか!?
筆者には戦時中の日本兵にしか見えないのだが・・・
また
ホンダの
ポートカブ
当時、カブの廉価版として、たしかミッションも2速だったような・・・
そして、真逆では
スズキのリッターマルチエンジンを載せたビモータ!
この辺はソソられます。
ソソられついでには
英車のトライアンフを凌ぐ名車、ノートンコマンド!
先ほどのBSA M20に乗る池田さんとご一緒に参加でした。
しかし、このノートンとM20で一緒に来るとは・・・速度域が全くの上下!
ノートンが可哀そうと思うべきかM20にとって可哀そうと思うべきか・・・
そして今でも輝きを失わない旧車として
京都は宇治から境さんが通称ドクロタンクのCB92でお越し!
このCB92はC92のエンジンをベースにした125ccスポーツモデルで1959年当時のゼロヨン値17秒台は高性能の証でした。
同系統のバイクとして(こちらはW1ミーティングの画像から)
ベンリイCS92スポーツ。
同型の250ccドリームスポーツCS76のシートカラーの鮮やかな赤色を意識されたのでしょうか!?
どちらにしても新車のような美しさです。
同じくC92をベースにダブルシートとセミアップマフラーを装着したスポーティモデル。
実用からスポーツへという戦後のバイクの流れを変えたバイクです。
たしかテレビ版”月光仮面”が乗っていたのがこのCS92だったような記憶が・・・
いや、250ccのCS71だったかな・・・
そして、渋くカスタムされた
東京発動機(トーハツ)のアロー125ccLA3型か?
1962年製とは思えない仕上がり具合でフロントフェンダーやリアショック、タックロールシート、
特に後ろの荷台がタンデム用シートのストッパー付になり、ハンドルもスワロ―ハンドルに!
ヘルメットやショルダーの”ストーンズ”からしてどんなお方が乗って来られたのか・・・少々興味が!
60年後半からの旧車では
YAMAHA YDS3 250
同じくYAMAHAの250ccクラスでは
世界のオフロード市場を席巻したDT-1
モンキーZ50Mと1967年のハンターカブ?
そして
と、今年の旧車会ミーティングの様子でした!
如何でしたでしょうか!?
旧車道の道は奥がなかなか深いです。
また、レストアをしてきれいに乗るも良し!
昔のままの姿で後世に残すも良し!
いづれにせよ人間味溢れる乗り物で現代のバイクのようなデジタルでいとも簡単に乗り回せるものとは
明らかに別物で暖かさを感じます。
是非「令和元年」を機に昭和の鼓動を感じる生き物に乗ってみられては?
必ず新しい発見があります。
では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
こんばんは。
返信削除SevenFiftyです。
W3乗りでございます。
色々と参考にさせて頂きますね。
ツーリングは集合住宅・ネコ・各種事業所・人・踏切を担当しております。
他には社会の下流域も担当しています。
グルメ・高原のターンパイク・名所旧跡・100名道・バイクが集まる場所などは担当外になっております。
SevenFiftyさん
削除ありがとうございます。
当方の記事が参考になるか分かりませんが
これからもよろしくお願いします。