こんにちは。
朝晩の冷え込みも一段と厳しくなってきました。
こんな時は、やはり温泉にでも入いってのんびり温もりを味わうのが一番!
そんな時に先週の日曜、“凄腕バイク屋”の親父さんから「温泉ツーリング行くで!」とお誘いを頂きました。
ですが、当日は数日前からの天気予報では曇りで午後からは雨模様の気配!
まぁ途中で雨にあたっても良いバイクであれば合羽を準備すれば「なんとかなるか!」
で、T-PADDOCK630韋駄天の“どこでもバイク”のKawasaki KL、またの名を「シェルタコ」で!
でも週末の土曜日は快晴との予報から、ここは乗れる時に乗りたいCB77で、その土曜に月ヶ瀬詣でに!
その月ヶ瀬には・・・
渋い乗り物が・・・
右の黄色いロータスエランはお馴染みのSnap-onの東川さん。
そして左のアルファロメオはスプリントのようにも見えるのですがバンパーの造形からして1950年代後半に
アメリカ向けに生産されたアルファでは?
このアルファの凄いところはいろいろあるのですがMさん曰くホイルがマグネシウム!
ほんまに昔の乗り物は今の合成樹脂素材満載の味気ない乗り物と違って、語り草が満載!
その語り草もバリューの一つなのでしょう!?
で、このアルファの持ち主はイタリアンレストランオーナーでさらに士業でもあるMさん!
このMさんはイタ車がお好きなようで他にもアルファのセダンをお持ちです。
しかし、このお二人!
先月には“F3マカオグランプリ”に行かれたようで優雅にOFFを過ごされたようです。
って書いてますが普通では、なかなか行けるところではありません。
この月ヶ瀬には、このように「いつ仕事してんの?」と思うお方がけっこういらっしゃる
のもトピックに成り得る所以です。
同時にタイトルの何をするにしても本気の人々でしょう!?
羨ましいィ~!
そして、その土曜の筆者は上述しましたようにCB77で月ヶ瀬到着!
この日も筆者は月ヶ瀬信者様の餌食に・・・
今回は何でイジメられたのか!?
それは画像真ん中のCB77のクラッチレバーを皆で寄って集って握ったところから始まりました。
それはレバーを握って「固ったぁ~!」とレバーが固くて引くのが重たいということで盛り上がります。
そして「ワイヤーに油さしてる?」と皆から詰問攻めに!
筆者も「まぁ一応、さしてるけど・・・」
(筆者的にはこのCBのクラッチワイヤーはセパハン対応に短くしたことから以前とは比較にならないほど
軽くはなったと思ってます)
すると信者様は異口同音に「注してるってどんな油で?」とさらに詰問!
筆者は「普通にCRCやけど・・・」と返すと・・・
信者様は「あかん!あかん!」とか「これやから素人は困るわ!」とかケチョンケチョンでした。
筆者は「そないボロカスに言わんでも」と思ったのですが・・・
心の中ではCBの、このクラッチのレベルを固く感じるということは「月ヶ瀬信者は軟弱者なのだ」と言い聞かせて
悔しさを押し殺し我慢我慢と耐え忍ぶのです。
で、筆者は「じゃぁ、どんな油さしてんの?」と聞き返すと・・・
「専用の油があんねん」と画像の油を筆者拙宅のご近所さん、石原さんから頂戴しました。
口は悪いがエエ人です!(筆者的にはモノを頂けるお方は見なエエ人なのです)
しかし、この専用油!
一見、今、流行り?の薬物?的な危ない雰囲気のしろもののようにも見て取れます。
今日も話が脱線しまくりですが日曜の温泉ツーリングに戻します。
何とか天気も、もちそうで・・・
月ヶ瀬お茶屋さんから2,30分ほどの島ヶ原温泉「やぶっちゃの湯」に行ってきました。
この凄腕バイク屋主催のツーリングは、他のグループのツーリングとは明らかに一線を画した非常に庶民的な集いなのです。
今回もCD250という1970年過ぎのビジネスバイクで参加するライダーがいたりとか1980年代のスズキのガンマがいたりとか
筆者のようにオフ車のKawasaki KLとか、とにかくカジュアルな集いでけっして「かっこいい」とは無縁な集まりです。
しかし筆者は、ここのツーリングに参加して初回から数えると大よそ30年ぐらいになります。
なにが良くて“凄腕バイク屋”と30年も付き合っているのでしょうか!?
筆者にもわかりませんが、その凄腕バイク屋のオヤジさんとは・・・
こんな、オヤジさんで「旧車と名のれるのは1960年以前で、それ以降は現行車や!」と豪語するほどに大概のバイクは
最低限度の必要な部品さえあれば絶対と言っていいほど治してしまう達人で部品が無ければ造ってでも治して
しまうオヤジさんです。
しかし、ある特定の車種に関してはこのオヤジさんでも脱帽する凄腕バイク屋がいます。
それは・・・
(Yahooからの画像をお借りしてます)
この日の温泉からの帰り道に久しぶりにお邪魔しました。
月ヶ瀬お茶屋さんからも近い所にある「Moto Bayern(モトバイエルン)」さん。
ここのオーナーがBMW乗りでは知らない方はいないと言われるほどの有名人の松田さん!
筆者もお付き合いさせてもらってというレベルではないですが先ほどの“凄腕バイク屋”繋がりで
松田さんが独立される以前の24,5年前からのお付き合いです。
何がすごいって本家のBMWディーラーが手に負えないBMWをこの松田さんところに持ってくることもあるそうです。
その整備場は・・・
自作のBMW専用SST!
ここにも無い部品は造る凄腕職人の旋盤などなど・・・
BMWの目視化したリアル電装チャートなどなど・・・
とにかく現役で仕事をされていた時は趣味でバイクいじりをされていたのですが引退されてからは本職も舌を巻くほどの
技術力でこの整備場を作られ趣味を仕事にされた真に「趣味の世界でも本気の人」です!
当日も筆者が困っておりましたバイクリフターの油漏れを質問すると、その修理箇所の特定やその対処方法が
同じであったことから楽しくバイク談議と合わせてツール談議で楽しませてもらいました。
当日は、ここモトバイエルンさんには・・・
実写の画像をお見せできないのは(守秘義務の関係で)残念ですが、代わりに資料からになります。
1959年製の丸正自動車のライラック ランサーマークV LS38という超希少なバイクが、ほぼオリジナルの状態で
ドック入りしておりました。
この手のバイクを扱えるところは日本でも指折りレベルで、「やはりモトバイエルンしかない」という感じで
持ち込まれたのでしょう!?
それほど松田さんは達人なのですが物腰も柔らかくジェントルな方です。
その松田さんは「固い」「重たい」とか月ヶ瀬信者に言われた筆者のCB77のクラッチをどう診断されるのか!?
「こんなん、旧車やったらマシな方やで!」と言ってもらえるのか・・・
拙宅に戻ってから「しまった!聞くのを忘れた!」と“本気”で思いました。
ですがCB77!
戻ってからまたトラブル発生!
う~ん!
筆者も「趣味の世界の本気の人」になるには「本気で修理しなくては・・・」
と、このブログの作文中に・・・「ピンポ~ン・・・」
T-PADDOCK630の玄関のチャイムが・・・
「警察ですがご主人はおられますか?」
ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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