こんにちは。
今年もいよいよ12月に入り令和元年も終わろうとしております。
年末になり今年を振り返っても筆者にとりましては、バタバタの一年だったように思います。
先ず2019年正月早々の月ヶ瀬凍結路面にての転倒事件!
ついで5月の北米横断5大都市の市場調査ツアー!
そして8月の悪夢の自身の癌手術入院事件!
最後に11月のスケボースクール生、第1回目ニューヨーク留学!
と悪い事、良い事、悪い事、良い事の山谷の1年でした。
とは言え年を越すまでは、まだ何が起きるか分かりませんので自重して過ごしたいと思います。
さて本題の「冬の月ヶ瀬には悪魔が・・・」とありますが上述のように、この悪魔に筆者は今年のお正月襲われました。
よって、その悪魔が来る季節かと思えば、いよいよの冬本番の到来です。
その今シーズンの月ヶ瀬冬事情は・・・
先ず先週の土曜日!
当日はT-PADDOCK630ガレージを7時半過ぎに出発!
今までとは比較にならないぐらい遅めの出発です。
そして8時半頃に上の画像のように月ヶ瀬到着!
当日は気温もまあまあ暖かめということでT-PADDOCK630最速のDucati MHe900にて月ヶ瀬詣でに。
10台ほどの月ヶ瀬信者が集まっておりましたが、その中の一台が当日のトピックの餌食に!
その一台とは・・・
N〇充電所 I社長のHONDA X-ADV!
見た目はスクーターなのですが実態はスクーターというよりツアラーと言った方がしっくりくる乗り物です。
排気量は750㏄と「こんなデカいスクーターは見たことない、聞いたことない」って感じです。
馬力は54psでトルクが6.9kgmと1970年頃の650㏄スーパースポーツ並みの動力性能!
さらにミッションは電子式?の6段変速!
しかし、車重は約240kgと重量級!
HONDAらしく新たな市場の開拓との思惑で開発されたようにも感じます。
そのX-ADVを皆で囲んで“あら捜し”の開始!
“あら”が見つかるまではI社長から、いろいろとX-ADVの装備などを説明頂きましたが信者一同「へ~、ほ~、は~!」と
ため息に近い驚きともとれる至れり尽くせりの装備で筆者的には「もはや車やん!」です。
さらにお値段を聞くも新車価格で約126万から130万!
ここまでの価格になると、けっしてスクーターの価格とは思えません。
そして、“あら”が見つかりました。
さてどこでしょうか!?
この“あら”はHONDA社の名誉の為にも、またHONDAファンの筆者にとりましてキチっと説明をしなくてはなりません。
それは“あら”ではなくI社長の凡ミスによるものです。
しかし、この凡ミスを見つける月ヶ瀬信者は恐るべしです。
そんなミスや“あら”を見つける信者は月ヶ瀬でも2,3の極、数人!
今回のミスポイントは上の画像の中にクッキリと写っておりますが見つけられたでしょうか!?
そうこうしているうちに筆者は月ヶ瀬からいつもの針テラスに向かいます。
その針テラスでは久しぶりに楽しいお方に遭遇します。
月ヶ瀬には暖かい時期に、たまにお見えになりますが冬季は引き籠もり状態の、たしかKさん?だったかな!?
このハーレーは月ヶ瀬信者の“あら捜し”には格好の餌食で“あら”が満載です。
その証拠にKさんは、このハーレーのパーツを走行中、よく落とされます。
以前にも、あり得ないパーツを落とされました。
それは落としたまま乗れば法律上、問題が発生するナンバープレートを全く気がつかずに落とされ月ヶ瀬に着いてから
「あっ!ナンバープレートがない!」
で、慌てて「ちょっと探しに戻りますわ!」と言うようなことがありました。
で、今回久しぶりに針でお会いして・・・
筆者が「今日はちゃんとナンバー付いてますやん!」と冗談めかしてお話をはじめると・・・
「それがですねぇ・・・」
「前側のマフラー(エキパイと一体)が走行中、外れてカランカランって引きづってしまいましてん!」
「はっはっはっ」と・・・
筆者もつられて「マンガみたいな話ですやん!」と応じると
「そうですねん!」と、また朗らかに笑われる、ほんまに気のいい方なのです。
毎度こんな話をしてますと「ちゃんと整備してないんとちゃうか!?」と疑いたくなりますが
実はそんなことはなく、けっこうマメに手を入れられてるそうです。
では「なぜ?」と思いますが、そこにはこのハーレーのエンジンとフレームに根本的な問題を抱えていると思われます!
要はリアショックがなくリジッドで、そこにプッシュロッドによる大排気量エンジンの振動で各ボルト、ビス類が
常に増し締めをしていても緩んでくるそうです。
でも、Kさん!
以前は早い系のスポーツバイクに乗っておられ、車もS30系のフェアレディもお持ちでした。
それが、どこかのターニングポイントで・・・
たしか奥さんの勧めで、このハーレーに落ち着いたとか・・・
そして今では、こんな手こずるハーレーをこよなく愛されておられます。
なんか、このハーレーの良さが筆者は少し分かるような気がします。
そして、明くる日の日曜は快晴ということで、さぞ賑わっているのだろうと思いきや意外と少なくて拍子抜けです。
当日の筆者は昼頃に医療大学の教授を大和郡山のスケートボード場にお連れすべく筒井駅にお迎えに
行かなくてはなりません。
よって、当日の月ヶ瀬には画像真ん中の黄色のクルマで9時過ぎ頃に到着!
当日は快晴は快晴なのですが早朝の気温は月ヶ瀬では零度のところもあったとか!
そんな冷たさゆえに信者バイクが少なかったのでしょう。
上の画像、暖かい陽だまりに集まる信者さん達。
そうこうと10時を過ぎた辺りで信者バイクが一台、また一台と月ヶ瀬を後に帰路につきだします。
その中の一台のバイクに「月ヶ瀬の悪魔」が「ニヤッ・・・」と微笑みます。
今回は信者ライダーのお名前は伏せますが・・・
Y-09?がいつもの駐車位置から来た道を奈良市内方向に向けてハンドルを切りながら車体を右に傾け始めた、その刹那!
ドンガラガッシャ~ン!と・・・
後輪タイヤが左に滑るように流れ、半回転して転倒!
幸い、右サイドのクランクケースガードの破損と右ウィンカー裂傷、そしてちょっと痛いのが
カーボンマフラーエンドに同じく裂傷!
ライダーは全くの無傷でバイクも、この程度で済んで良しとしましょう!
そのライダーも一瞬のことで「いったい何が起きたのか?」と、やや戸惑い気味!
たぶん帰りの道中は言うに言えない悔しさがこみ上げて帰られたでしょう!
そして、しばらくして筆者も教授を迎えに行くには、まだ少々時間があることからいつもの針テラスに向かいます。
その針テラスに向かう道中で月ヶ瀬お茶屋からちょっと奈良市内方面に戻った、けっこうキツイS字カーブで
6,7台のバイクグループの一台が転倒しておりました。
この二台のバイクの転倒原因ですが・・・
まず最初のバイクは長時間、寒いところに駐車していたことによるタイヤが完全に冷え切っていたこと!
そこに、エンジン始動時のアイドリング回転が高いまま発進したことによるものと考えられます。
またS字カーブでの転倒は路面温度が低い陰の部分と少々キツイ下りからグッと食い込むように左にカーブしていることから
速度を抑えるためにフロントブレーキを強めに握ったことによる転倒と推察できます。
どちらにしても大きな事故にならず幸いですが、月ヶ瀬の悪魔が活動し始めたのは紛れもない事実でしょう!
月ヶ瀬信者の皆さん、くれぐれも心して掛かられよ!
と、警告しましたが、その警告で先週のブログ末尾!
「〇〇ですがご主人はいらっしゃいますか?」の話しを思い出しました。
その、お見えになった時の勤務状況を筆者は関知しておりませんので、ここからは「非番で」とします。
それは以前、T-PADDOCK630近辺を警邏中に、お見えになった時の警邏用バイクのクラッチレバーが
転倒?によって大きくU字状態になってました。
それを「修理できますか?」とお立ち寄りになったのです。
レバーをバーナーで炙りながら鉄パイプで抉るようにU字から元の形状にに力をかけていきます。
数分で元にもどる簡単な修復作業でした。
そのご縁で再来店です。
ところが今回はお一人ではなく25歳ぐらいの非番?の女性のお巡りさんが同行!
筆者が「え~?どうしましたん?」とお尋ねすると・・・
「いや~、ここのこと署内で話してましたら彼女も『行きたい、行きたい』ってなりましてん!」と。
そこで、筆者はその婦警さんに「バイク好きなんですか?何乗ってますの?」と質問すると「W800です。」
「へ~、けっこう大きなバイク乗ってはるんですね!?」と返すぐらい、160㎝はないであろう小柄な方でした。
そこから先のお巡りさんがT-PADDOCK630内を筆者に代わって、この婦警さんにご案内をされる始末。
そして婦警さんが食いついたバイクは、なんとビックリ!
冒頭のDucati MHe900!
「え~、W800に乗ってはるんやったら、そのご先祖さんのW1ちゃいますの?」
すると上のW1をチラッと見るだけで「いや、このバイクの方がメチャかっこいいです!」とMHeをえらくお気に入り!
で筆者は「でも、このMHeはたぶん足が着かんと思いますよ!」と、ちょっと失礼な発言。
しかし、この婦警さん、MHeをえらくお気に入り!
で、先輩お巡りさんは「僕は、これが欲しいねんけど・・・」でモンキーZ50にクギ付け!
さて、このお二人はT-PADDOCK630のお客さんになるのでしょうか?
どちらにしても今回、お聞きしたところでは某〇〇署管内では当T-PADDOCK630の存在は話題になってるそうで
これは喜んでいいのか目を付けられてると解釈した方がいいのか・・・
日本の国家権力最高峰と仲良くならしていただけるなら「まぁありでしょうね!?」
ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
ども。転倒者その1です。
返信削除幸いにも要交換はエンジンスライダーぐらいで他は若干レバー曲がりと削れが数ヶ所で済みました。帰りつく頃には右足とタイヤの右3分の1がオイルでべっちょりでしたけど問題無しです。まぁケガもなくこれですんだのはなにより。スパコルの怖さを思い知りました。(自分の未熟さを棚にあげてますが)
なにわともあれこの季節皆さまご注意あそばせ。
Yさん、無事帰れて何よりです。
返信削除こりずにアクセル全開でこの冬場を楽しんでください。
ってウソです。
くれぐれも冬場はお互い慎重に走りましょう