ここ最近の大雨でまったくバイクにも乗れず・・・
と、毎度の書き出しでは、さすがに能天気な記事内容でやはり顰蹙を買います。
(余談ですが“ひんしゅく”がこんな難しい“顰蹙”と書くとは普段、言葉では使っていても漢字のイメージは全くありません)
その顰蹙とは今回の大雨で各地に被害が続出し続け未だに収まる気配もなく、前回も書きましたが
「ほんまに地球はどなってしまうのか!?」なのです。
とは言え、何もできない筆者は束の間の晴天になった先週の日曜日、我慢ができず月ヶ瀬に向かいました。
当日は雨だろうと前日から諦めていたのですが、起床すれば曇りで路面も乾いている!
そして月ヶ瀬に到着したのは9時頃と相当遅い時間になりました。
着けばお茶屋さん前には毎度の信者ライダーと合わせて10人ほどの信者様!
筆者は画像手前に映るW1 Super Specialにて参上です。
このW1については以前より記事にさせて頂いてますので詳細は省略しますが、当日は月ヶ瀬界隈で突然の雨でも
耐えられる故障知らずなどの耐久性が高いことで乗り出しました。
当日は他にも・・・
月ヶ瀬の「茶碗屋さん」こと「柳生焼の陶磁器窯元・井倉」の陶芸家、井倉先生のハーレーダビットソンなどなど。
そして当日は、その井倉先生を中心にネットで販売されているバイクパーツの話題から話が拡がり
いつしか世代ごとのバイクの価値にまで話が変わっていきました。
そして井倉先生の一番好きな世代のバイクが〇〇年代に対して筆者は「70年以前」と話し出すと井倉先生は
「それは巽さんの価値観でしょ!?」と話が合いません。
ところが、何の話からか井倉先生が「僕は今の芸能人では“多部未華子”がメッチャ好きですわ!」と・・・
すると筆者は「えっ!多部未華子?俺もメッチャ可愛いと思うわ!」と応えると・・・
その場の信者全員が「えええ~~~!!!」と爺さんが何を言い出すねん。と天地をひっくり返すほどの驚き様!
そして筆者はそこで話を止めればいいものを・・・
「いや、その前は・・・え~っとォ~・・・ほれ、ようテレビに出てる綺麗な子で・・・なんて言うたかなぁ・・・」と
すっと名前が出てこず、さらに・・・
「ほれ、おるやん、紫式部みたいな子で・・・」と言い出すと
また全員、「ハハハッ!紫式部って、いつの時代の人間やねん!?」とまるで火に油を注ぐ始末に・・・
それでもなかなか出てこない、その美女の名前を思い出すのに・・・
「ハズキルーペのコマーシャルに出て和服姿がように合う子、おるやん!」でやっと・・・
「あ~、武井咲ですか?」と・・・筆者は喉元のつっかえたモノが取れたように・・・
「お~、それそれ!」と!
カタナ乗りのシモちゃんがみつけてくれましたが・・・
すると「紫式部が、なんで武井咲やねん!?」と、
さらに皆さんから突っ込まれることになってしまいました。
と、まぁ能天気な話題で久しぶりに“月ヶ瀬会議”らしいひと時を過ごせましたが、各地では災害で大変な時に
一番年長である筆者が「一番能天気では・・・」と戻ってから反省をしております。
その反省で今週は一歩も外出せずガレージに籠りっきり!
籠りっきりとは言え何もせずでは、これはこれでだらしなくなりますので予てから気になっておりますガレージ内の音楽!
ここで話題はT-PADDOCK630の音楽についてです。
今のガレージ内の音響設備は筆者の長女から譲り受けたオーディオ設備のみでFMのみしか音楽を聴くことができません。
昔のいわゆる“ミニコンポ”という20年以上前の代物!
さらにMD(ミニディスク)やCDは挿入口が開閉せずラジオのみが有効なのです。
そしてスピーカーは・・・
縦300mm,横150mmの小型のスピーカーを
ガレージの端にそれぞれを設置。
FMしか聞けないのですがミニコンポのアンプが強力なのか音はなかなかの重低音が効いて上質な音を出してくれます。
筆者は趣味としてバイクもあるのですが、もう一面に趣味と言えるほどではありませんが洋楽があります。
しかし現役時代、海外ビジネスが忙しくなってしまったことで自宅で音楽を聴くということは皆無になってしまいました。
その内、オーディオ類も使わないとドンドン痛んでしまい、そうこうしている内に器材も壊れ出しました。
そして、洋楽のレコード類は長男に全て譲って今ではそのレコードからダビングしたカセットや
同じく好きなミュージシャンの好きな曲だけでダビングする自分だけの“オムニバステープ”だけが残っております。
そのテープ類はしばらくはクルマのカセットデッキ付ラジオで聴いていたのですが今では唯一のカセット付きは
Beck車のみでした。
そのBeckのカセットデッキもついに機能しなくなりました。
となると、このカセットは無用の長物と化してしまいます。
長くなりましたが以上がガレージ内の音楽復活プロジェクトなのです。
まずラジオ以外の音源はカセットのみであることから、カセットデッキを探さなければなりません。
たまたま近くのJhosinに行く用事がありましたので店員さんに「今どきカセットデッキって売ってます?」と尋ねると
「う~ん、ありますけど・・・」と何やら意味深な様子!
そして、そのデッキ売り場で目にするとけっこうな数のカセットデッキがあるのですが昔ながらのちっちゃな
ラジカセみたいなものがほとんど。
「こんなもんしかないのですか?」と尋ねると「すみません。今はもうカセットの需要が少ないもので!」
まぁ時代の流れで仕方ないのかと思った矢先、店員さんから・・・
「あとはこれぐらいですね!ただ音質が・・・」と見せられたのが・・・
どこのメーカーか分かりませんがテレビショッピングなどで売っていそうなシロモノ!
ターンテーブル、CD、カセットやUSB、SD/SDHC挿入口があって録音可能とか・・・
木目調の80年前後のデザインで値段が130,000円!と、そのぐらいするのかなぁ・・・と思った矢先、もう一度見直すと
なんと13,000円!
俄然、ファイトが出てきました。
店員さんに再度聞くと難点は「オーディオに拘られる方には不向きかもです。」と!
そこで「スピーカーとかと接続はできるか?」と尋ねると、アンプ付きのスピーカーであれば可能とのこと!
で、さっそく購入していそいそ帰ってきました。
そして買ったデッキの裏から娘からもらったミニコンポをオーディオケーブルで接続します。
そしたら・・・
できました!できました!
求めておりました最低限の音質は十分クリアした重低音の響きがガレージ内に行きわってます。
もう最高に嬉しい瞬間です!
古~いバイクを引き取ってきてエンジンに火を入れ数回のキックを踏んでエンジンが目覚めた時の感動と一緒です。
ほんまに嬉しかったです!
ここ数年の中で最も感動しました。
そうなると、もっと完璧にスピーカーのレイアウトを検討することに・・・
画像真ん中奥のスピーカーですが、以前は天井一番左端にあったのですが左右のバランスで最も耳触りの良い位置に移動!
と簡単に移動と書いてますが一階の天井は元々工場であったことから一般宅の天井よりは数段高い位置で大変です。
しかし、こうしてごそごそと細工をしている時は最も楽しい時間を過ごせます。
そして次は現在の唯一の音源であるカセットのチェック!
以前は200本近くカセットがあったのですがテープが伸びてダメになったモノやどこかに紛失したものとかで
いまでは100本少々!
その中でカセットケースにインデックスが無いモノは再生し、コンテンツを調べたりして整理していきました。
丸3日の作業ですが、なかなかの時間経過でした。
こうして聴き直していきますと
「うん?あのMEN AT WORKの録音テープがないやん!」とか「あれが無い。これが無い!」とか・・・
如何に今までズボラをしていたか思い知らされます。
でも自身の「音」が戻ってきたのはこの上ない至福の時を取り戻せた感があります。
今日はこのブログを認めながら画像の「BRYAN FERRY」や「DONALD FAGEN」などを聞きながら・・・
13,000円で真にプライスレスなとっても幸せなひと時です!
(う~ん、やはり不謹慎ですかねぇ!?)
すみません!では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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