こんにちは。
今年の3月頃からコロナ禍によって体力の衰えを防ぐ意味でも夕方には家人と3kmほどを適度なスロープもある自宅周辺の道を散歩しております。
その道中、錆びついた軽トラが放置されております。
なんでここまでなるまで放置していたのか!?放置して10年以上の時は流れていると思われますが当然ナンバープレートはありません。
軽とは言えトラックですから仕事の相棒をこんなになるまで・・・悲しいです!
そんな事を思いながらT-PADDOCK630の乗り物は一番若いのでDucati MHeが20歳。
そして一番の年寄りがNSUの65歳です。
それでも少しのサビはレストア後、30年も経つと僅かに見受けられたりします。
私がバイクを再開させたのも約30年前でその1号機は500ccシングルのBSA GoldStarでした。
しかしGoldStarは“ヘナチョコ”な私を受け入れてくれませんでした。
そして同じBSA、650㏄ツインのRocket GoldStarを経て壊れないKawasaki W1Sに落ち着きます。
そこからW1とはT-PADDOCK630では一番長い付き合いになりますのでどうしても愛情はやや贔屓目になってしまいます。
ところがそのW1に先日の電装トラブル禍が冷めやらぬ間にまたまた事件が・・・
それは先日の日曜日のことです。
いつも通り朝の7時頃、ガレージを出発して月ヶ瀬に向かいました。
この日はバッテリーも新品に変え、テールランプも換えて気分も上々です。
そして念のため前日までの作業したところのチェックで奈良市内の般若寺セブンでコーヒーブレイク。
コーヒーカップを片手にW1を前方からぐるりと回るように後方に向かった時・・・
「うん!なんか変!」
「なんか足りんぞ!」
「え~~~っ!!!」
「ナンバープレートが・・・ないィィィ~!」その瞬間、コーヒーをいつ飲み干したのかも気がつかない有様!
「さて、どうするのか!?」
「このまま月ヶ瀬に向かう?」と自問自答!
「そう言えばハーレー乗りの木〇さんもナンバーを2,3度落としても知らぬが仏で月ヶ瀬に来てたなぁ・・・」
と頭の中を過ぎりました。
「いやいや、知ってしまった以上、小心者の俺は無理無理!」
ということでガレージに引き返しました。
「さて、どこで落としたのか!?」
来た道を戻りながら対向車線に目を凝らしますが、とても見つけられるものではありません。
戻ってからフットワークの軽いKLにてガレージから再度、W1で走った道中をナンバー探しに向かいました。
往路の阪奈道路では2車線の左車線を走っていた記憶から左をメインに目を凝らして走りますが後続車の車速もそれなりに速い。
ゆっくり走っても時速50km/h以下には落とせない。
この速度でナンバーを探すのは動体視力が落ちている私には「砂漠の中のダイヤを探す」に等しい所業。
ナンバープレートってそこそこの大きさだから探せると高を括ってましたが甘かったということです。
一応、全路は確認で走りましたが見つからず所轄の警察に紛失届を出すことにしました。
届け先は近所の孔舎衙(くさか)交番に向かいました。
交番に入ると誰もいなかったので「こんにちは~」と声を掛けさせてもらいました。
すると奥のドアが開き・・・
「タツミさん、どうしました?」
とマスク姿のおまわりさんが出てきました。
私は心の中で「えっ?なんで私の名前を知ってはんの?」といきなり疑問が沸きます。
すると
「バイクになんかありましたか?」などのこちらの事情をよくご存じ。
そんなやり取りでT-PADDOCK630ガレージにちょこちょこお越しになるお巡りさんだと気づきました。
ナンバー紛失届は早々に済ませましたが、ナンバーの落とした所が奈良県に大きく跨いでいることから
「奈良県のどこでも良いので警察に届けといた方が早く見つかりますよ。」教えて頂きました。
この後は、この対応頂いたお巡りさんがT-PADDOCK630のモンキーZ50Zを以前お越しになった時に要望されているようでしたので
「あの時のモンキー、この間売れましてん!」とお伝えすると・・・
「え~、ほんまですか?」と残念そうでした。
そこからバイク談議で話が弾みますが、さすがに交番では長々とお邪魔はできませんので退散いたしました。
そして明くる日の月曜午前に生駒警察署に行って同じく紛失届を出してきました。
生駒警察から戻って昼前に私の携帯がなりました。
すると
「タツミさんが紛失されたナンバープレートが届けられてます」と警察から連絡がありました。
その警察署は
奈良県警ではなくT-PADDOCK630から10分少々の”四条畷警察”でした。身分証明書の免許書を出し必要書類に記入して終了。
問題は「いったいどこで落としたのか?」が私の疑問でした。
それは阪奈道路、大阪側(RSタイチがある方)入口の“寺川”という交差点の近くで拾得時間が当日の7時30分頃。
それを聞いて「そらぁなんぼ探しても見つからんわ!」と変に納得して終わりました。
そして戻ってきたナンバープレートは・・・
ナンバーを留めているボルトワッシャーがプレートをぶち破ったような大穴が空いた状態です。なんとか大きなワッシャーと防振ゴムで支えられるだろうと一応、手を入れW1に着けます。
なんとか着けました。以前のテールランプステーはファイバー製でしたのでW1の振動を意外と吸収してくれていたのかもです。
これで一先ず解決したのですが・・・少し気になる振動の大きいバイクが最近、テールランプを交換しています。
YAMAHAのRT1です。
板ゴムで防振対策用の緩衝材を造りますが意外と面倒な作業です。先ず型紙を実車に合わせて造ります。
そして
型紙から板ゴムに写し、ポンチ等で穴を空け切り取ります。ランプを接続します。
まぁなんとか適度なヤレ感とマッチングしてオッケーです!という事情を今号も綴ってきましたが、今年はコロナ禍でありながら、なぜか時の経つのが速いように感じます。
そこにはバイクの故障が何台か重なったり、
またT-PADDOCK630のガレージそのものも16年の時を経ていることからくるメンテに追われたりなどなど・・・
さらに自宅内でも洗濯機が寿命を迎え買い替えた時、古い洗濯機をガレージに回してその水周りの取り直し作業。
さらにさらにリビング照明の調光機能付きスイッチがバカになって点灯せず、そのスイッチを新品に付け替えやら!
画像の器具はネットでは全く見つからずコーナンPROで手配してもらい入手!廃番なのか他の調光器スイッチの半値でゲットできました。
ところで、この電気関係の作業は資格がないとできないのですが調べたところ業者に依頼すれば15,000円ほどかかります。
と、言うように乗り物も自宅も経年であちらこちらガタがきます。
その修理をした甲斐あって?かどうか・・・
今年の時の流れが速いのには冒頭の画像のような錆びだらけで放置された軽トラのようにはなりたくない。
そんな末路を迎えたくない人間の本能なのでしょうか!?
年相応のメンテを欠かさずいつまでもバイク乗れたら幸せです。
では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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