2021年6月24日木曜日

『Bike in the sky』#239 バイクと戯れるって?

コロナワクチンの接種も徐々に進みだしました。

その影響か先週の日曜日は月ヶ瀬お茶屋、名阪国道針テラス、両拠点共々久しぶりの賑わいを見せておりました。

先ず月ヶ瀬お茶屋に私は8時頃に到着。

すでに月ヶ瀬早朝組は多数集結!

そうこうしているうちに先々週、当ブログ#237(←こちらからご覧いただけます)にてアップさせて頂きましたガレージのオーナーさんがお越しになりました。

その時のバイクはCB750!
それも砂型エンジンのK0です。

私も当日はCB750で来たのですが私のCBは同じK0でも金型です。

改まって砂型を拝見していると、ふとっ思ったのが・・・

そう言えばCB750の発売当初である今から50年以上前の私は高校生でした。

当然、その時見たCBは砂型のはずですが全く記憶がありません。

であるのに長い年月を経てCB750のK0とK1、K2との違いや特徴を、私はさも知り尽くしているかのように当時の事を語っております。

で、思ったことなのですが「ひょっとして砂型エンジンをマジでじっくり見たのは今回が初めてちゃうかな・・・」ってことなのです。

しかし先般のガレージ訪問でも砂型を拝見していたのですが改まって語るのもおかしいのです。

ところが今回、砂型エンジンをゆっくり拝見しまして「わぁ~これが砂型かぁ~!」と唸るほど砂型エンジンは砂地の型でした!

「何を言うとんねっ!」と思われるかもしれませんが白日の下で観るとクランクケースが砂型独特のツブツブで表面が荒いのです。

なんか非常に違和感を覚える感じで他のCB750とは明らかに一線を画した「手作り感、満載」の強烈な印象を持ちました。

そして次にお見えになったのが
最近、月ヶ瀬常連組になってきましたHi〇さん。

当日はHONDAのBIALS125でお越しです。

この週の前週ではHi〇さんは同じくオフ車でSUZUKIハスラー250でお越しでしたが、その日は私はKAWASAKIシェルパKLでした。

そのKLとハスラーを交換して針テラスまでプチツーリング!

その時のハスラーに乗った私の感想はKLより遅いのですが2スト、オフ車独特の「パランパンパンパン・・・」と発する排気音が心地良く道中の峠道はけっこう楽しく走れたのが印象的でした。

さらに次にお見えになったのが・・・
Snap onディーラーのTo〇さん。

バイクは私の憧れの一台で1979~1982年販売のDucati 900SS

さらに、このTo〇さんは私からみてバイクも含めカーライフなどのライフスタイルも憧れなのです。

この話はご本人の承諾なしでは語れませんのでカットです。すみません!

次は
滋賀からFu〇さん?だったかな・・・のW1SA?カスタム

このFu〇さんも最近、月ヶ瀬には毎週のようにお越しです。

で、今回この4名の方をアップさせて頂いたのですが、その訳はこのあとの針テラスにありました。

その針テラスでは
駐車場に数台の旧車を発見!

左からヨタハチ愛称のTOYOTA スポーツ800、そしてたぶんですがダットサン・フェアレディ2000のSR311でしょうか?

また2台飛ばしてシルバーのケンメリスカイラインGTR?

そして黄色のTOYOTAレビンかトレノ?のような4輪の旧車が集まっていました。

ここでは個人的にヨタハチは「欲ッしィ~」の1台です。

この後ろにも数台の旧車のような車はいたのですが、もっと目を引いたのが・・・
”チョップトップ”仕様のルーフにした1930年代?のFord Model A?かChevyか?と思われる古代車!

このオーナーさんとは同じくこの針テラスで2年ほど前にお会いして楽しくお話をお伺いしておりました。

その時の画像で
室内はこんな感じ!

また胆のエンジンは
アメリカで超メジャーな”edel brock"の鋳型文字がV型エンジンのヘッドに!

さすがにこの手のクルマを乗るにはいろんな意味で勇気が必要です。

そうこうしている時に、この針テラスでほんまに久しいお方と出会いました。
左は月ヶ瀬常連のMiya〇さん。右端は月ヶ瀬でもご存知の方は分かると思いますがIk〇さん。

そして画像真ん中のお方です。

月ヶ瀬教の教祖様!

お元気でご尊顔まで拝見でき、この上ない喜びを拝受させて頂きました。

その教祖様は何を乗って来られたのか?
1973年頃のHONDA、CB350の4気筒で!

たしか2年ほど前に手に入れられ、そこから月ヶ瀬にはとんとお見えになってませんでした。

あの時からレストアでもされてたのでしょうか!?

とにかくお元気そうで何よりです。

そしてCB350の後ろのバイク!ちょっと見難いですが上の画像のIk〇さんが教祖様と一緒に来られたバイクです。

Kawasaki ZX750のターボ車です。

今やこのバイクも1984年製ですが400万以上で取引されています。

乗り味はフロントがガンガン浮くじゃじゃ馬だそうで堪らん味わいを与えてくれるそうです。

そこに先ほどの月ヶ瀬でお会いしたCB砂型、ドゥカ900SS、バイアルス、W1SAの4人の方々が集まって来られ大いに旧車談議で盛り上がったということです。

さらにそこでは私にとってまた久しぶりの方から電話が入ります。

「今、タツミさんのCBの横におるけど、どこにおるん?」と・・・

で、早速CBを止めた場所に行くと・・・
枚方のTu〇さんがCB750K1で、珍しく針テラスにお越しでした。

このTu〇さんは他にもW1Sをお持ちで普段は奥様のタマチャンを後ろに乗せてツーリングを楽しまれています。

当日は先ほどの月ヶ瀬からの4名のライダーと教祖様ご一行3名、さらにMiya〇さんやらTu〇さんやら・・・

10名の乗り物好きとオーバータイムになるほどバイク談議で大いに盛り上がりました。

楽しい時間をありがとうございました。

しかし、楽しくないこと?いや楽しい一幕?も先週にはおきました。
T-PADDOCK630三重支局長の長男(小学1年生)タイチ君がオフロードデビューしてから最近、50cc?のミッション付きに乗り換えました。

そしてタイチ君のスキルアップの練習走行する為、支局長の指導で「土山MSA」なるコースを走らせに行ったそうです。

その指導最中に事件が起きます。

支局長の前を走っているはずのタイチ君が支局長の隙で忽然と消えたそう・・・

慌てた支局長がバンク外を見渡すとドブ池にダイブしたタイチ君がプカプカと・・・
急ぎタイチ君を池からレスキュー!

バイクは池の底に沈んでいるようでしたが比較的底が浅くなんとかバイクも池から引き上げたそうです。

しかし、持ち帰ってから池に浸かったバイクのオーバーホールをするもエンジン始動は容易ではなかったようです。

一先ずはエンジンも回復したようですが・・・

まぁこういったこともタイチ君には良き思い出になってくれれば良いのですが・・・

とは言え同じオーバーホールでもT-PADDOCK630本部では大苦戦中!
お預かりのセローのオーバーホールなのですが、固着したピストンは油をたんまりプラグ抗から注入して、なんとか動くようにはなりました。

次の胆はキャブレターです。

しかしキャブ内部では長期間ガソリンを放置した結果、各部でガソリンが固まり各ジェット類やバタフライなどが全く動かない。

最も固まっているのが・・・
キャブレターの底部ですが、ここは慌てず液剤を浸透させて同じく時間をおきます。

明くる日に少しづつ弛んだところを外していきますが最も苦戦したのがフロートチャンバーを本体に付けている4本のビスネジです。

普通は液剤を浸けて時間をおけば大概はギュッとした感覚で緩むのですが、これがなかなか!

でショックドライバーも使おうとしたのですがトルクがかかり過ぎてネジ頭を舐めてしまう危険があります。

となると昔ながらの人的ショック療法!
木の柄を持つドライバーで先から頭まで1本通った、いわゆる貫通ドライバーを使います。

最近のドライバーは柄がゴムか樹脂製のモノが主流ですが貫通ドライバーは木の柄が滑り難くお勧めです。
そのドライバーの頭を画像のやや重たい目の頭を持つハンマーで小刻みに叩きながらドライバーをしっかり握って捻るように緩めていくのです。

ショックドライバーがなかった5,60年前に私の父や近所の工場のおっちゃん達に教わった技です。

その甲斐あってか1本緩めるのに10分ぐらいかかりましたが4本全て外せました。

まぁこれもバイクと戯れる楽しさの一つでしょう!

今回はバイクの楽しさを存分に味わえました。

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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