2021年10月28日木曜日

『Bike in the sky』#257 無責任です!

先週の月ヶ瀬です。

なんとも凄いクルマが来ました。

ランチアのインテグラーレ!
1980年後半から1990年前半にかけて世界ラリー選手権で6連覇を果たしたラリー界では名車中の名車です。
このインテグラーレのオーナーさんは10年ほど前に入手されたようです。

そのメーター周りも・・・

まるで飛行機のコクピットに収まる計器盤のようです。

このクルマのスタンダードはランチア・デルタでフォルムは同じでも普通のファミリーカーです。

それがインテグラーレとなるとフォルムもブリスターフェンダーになりマッチョに・・・

日本車で例えれば、話しは少し古いですがメーカー名がプリンス時代に4気筒のPrince1500という箱型セダンにグロリアの直列6気筒2000ccエンジンを載せウェーバー3連キャブで武装した2000GT-Bがありました。

インテグラーレはそれに似た感覚があります。

たぶん、その2000GT-Bは日本で最初の本格的なGTカーでありレースの為に生まれたクルマだったと思います。

私的には乗り物は「羊の皮を被った狼」と言われるような一見大人しく見えるが、ひとたび本気を出すと周りを圧倒するような“古典的”な性能を発揮するものに惹かれます。

そう言ってますがT-PADDOCKのバイク&クルマは「狼の皮を被った羊」の喩えの方が的確かもしれません。

話しを少し外して・・・

その代表、W1のT-PADDOCK仕様は現在、冬仕様に変更です。
ここ最近は上の画像の様に俗にいうネイキッドスタイル!

それを冬仕様のビキニカウルを取り付けてのお化粧直し。
そのついでにフロント周りのオーバーホール。

そして冬仕様のビキニカウル装着ですが・・・問題発生!
夏仕様に変更した際、画像の狼もどきのメーター(10000rpm,240km/hスケール)にしました。

しかし、このレイアウトではメーターが左右外側に拡がってますのでビキニカウルのステーに干渉して装着不可になります。

結局、ステー側を工夫して取付!
T-PADDOCKのW1 Super Specialに戻りました。

バックスタイルも・・・
リアフェンダーレス化でスッキリ!

このW1は走りに関してはキャブレターがFCR、電装がボイヤーのセミトラに換え、ロングタンクにシングルシートの英車BSA風で、見た目は狼です。

話しを月ケ瀬に戻して

このインテグラーレが来た月ヶ瀬の様子は
私はCB77できましたが、その隣にはMonkeyのZⅡ仕様!

このZⅡモンキーは過去にも度々、ご登場頂いてますが、とにかくエンジンがDOHC化や足回りなど、他にもとんでもない手を加えたカスタム車両なのです。

このモンキーなら「サルの皮を被った狼」と言えるでしょう!

そのZⅡモンキーに・・・
バイクに乗らないライダー?のNag〇さんが欲しそうに「これやったら俺にも乗れる!」とでも思われているのか!?

しかし、このNag〇さんは若い頃(60年後半ぐらい)にBS(ブリヂストン)のバイクなどに乗って巷をブイブイいわしていた?かどうかは定かではありませんがバイクに乗っていた時期はあったのです。

その「過去に有った」や「過去にやってた」で話を70年前後に巻き戻しますと・・・

私はバイクテクニックで若い頃にできたことが現在ではできないことに最近、気がつきました。

それはバイクのアクセルターン!

アクセルターンは簡単に言えば停止状態からバイクを寝かせアクセルワークだけでバイクを180度反転させる技なのです。

その若い頃とは高校生の時です。

当時乗っていたYAMAHAのDT-1は軽量ゆえ、比較的簡単にくるっと180度、転回させておりました。

また重量級のW1においても180度には回り切れておりませんでしたが近い線まではターンができておりました。(「ウッソ~やろ?」と思われるかもしれませんが生き証人はいます)

両車とも当然、舗装の路面です。

ところが最近、何の気なしにチョイ乗りで使ってますKawasaki KLシェルパでアクセルターンを試みたものの、ターンするどころか斜め方向にバイクが飛び出しそうになり慌てて停止させるありさま!

「あ~こわ!」と胆を冷やしました。

しかし諦めきれず近くにある造成途中の未舗装の空き地で再チャレンジ!

なんとか回転しても90度か90度を少し超えた辺りがせいぜいなところ!

「う~ん、やはり歳なのか!」

と、先週ブログの「体力の衰え」をしっかりと確認してきました。

ましてやW1でのアクセルターンなんて、今や無茶も甚だしいところです。

やはり体力が落ちると同時に身体の各所にガタがきております。

そんなガタがくるのは身体だけではありません。

ガレージの機械モノまで壊れだしてきます。

最近では・・・

もう8,9年ほど使ってました25Lのコンプレッサーがフルにエアーが満タンにならない状態になってきました。
このゲージの0.4Mpaまでしか充填できない状態!

当時13000円ほどで購入しましたがメーカーに問い合わせると故障の原因が「ピストンかシリンダーからの圧力漏れのようだ」とのこと。

では、その部品を送ってもらえればこっちで修理はできるので、その旨を伝えると不可とのこと!

そのコンプレッサーを購入店に持ち込まないと修理できないとのことで修理代も8000円~ぐらいかかるそうです。

どうするか、非常に微妙な状況ですが思案の結果・・・

T-PADDOCKには他にもブラスト用の中型50Lのコンプレッサーがあります。

この段階で修理もしくは新品の25Lを購入するのには「趣味と遊びの余生」が短い。

よって新たな購入は無駄になる可能性が大との結論。

では、この故障のコンプレッサーをどうするか!?

と別の私案をしておりましたらT-PADDOCKにまたもや「ドッドッドッドッ」と聞き慣れたハーレーの爆音が・・・

ご近所のIsh〇さんですが、コンプレッサーの故障の話しや修理代の件を伝えると・・・

「お~貰う、もらう!」と二つ返事!

Ish〇さんいわく

「原因はレギュレター回り?か配管回り?かのゴムパッキンが古なって漏れてるんちゃう?」

だったかな?即座に原因分析!

そんなことで引取り手がメカに強く、また乗り物を大切にされる方で私的にも嬉しいところです。

でも、故障の原因が別のところで修理不可であれば、ほんとに治るのか!?と少々心配ですが・・・

いやいや返品不可と伝えたし・・・

どうせ他人事やし・・・

知らんけど・・・

では無責任のままで!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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