T-PADDOCK630の秘蔵車?と言えるかどうかは判然としないがBeck550が事故修理から戻って2カ月ほど経っていた
しかし、その2カ月間はエンジンの調子を上げるのに時間ばかりを費やしているが、なかなか本調子にならない
この2カ月で手を入れたところは先ず電装
その内のイグニッションコイル
MSD製 ブラスターイグニッションコイルに換えた関連で当然ながら
デストリビューターも新品に交換そして
バッテリーのマイナス端子からキチっと電気が流れるように3端子に改良プラグもイリジウムタイプに替えて火花はバリバリに飛んでいる
であるのに低速域ではエンジンがブスブスとご機嫌ななめでプラグ先端は真っ黒
そして、ここで「山之内キャブレター」にキャブのオーバーホールをお願いした
ここまでは以前に記事であげている
そのキャブのオーバーホールができ上がったので引き取ってきた
早速、エンジンに取り付ける
キャブの外装も綺麗に仕上がっていたそしてキャブ・セッティングで山之内さんいわく「バキュームゲージで左右の同調は必ずとってください」とのことだった
キャブの吸気口で計測するシンクロメーターを使う計測すると
左が5kg/h、右が10.5kg/hと倍ほどの差異があるよって左右のスロットルスクリューでアジャストし左右8kg/hで同調完了
さ~て、これで完調な走りが堪能できるだろうと阪奈道路を往復40kmほど走ってみた
結果はプラグが未だ真っ黒でエンジンは、ややパーコレーション気味で発進時の低速ではブスブス感が消えていない
「う~ん、どうしたもんか」
となるとメインジェットの番手をもっと下げるしかない
さっそく山之内さんにてメインジェットを調達に行った
この山之内さん、クルマ、バイクを問わず乗り物業界では知らない人がいないぐらいの有名人だ特に旧車ブームも相まって今や全国から仕事の依頼が殺到している様子
そして雑談でBeckの以前の調子を話していた矢先「加速ポンプ殺しましょか」
で、帰りのBeckの調子は、なんと低速のブスブス感が消えているではないか
道中の信号手前ではトップギアからサードにシフトダウンする際、ダブルクラッチを踏む真ん中でシフトはニュートラル
そのニュートラルに入った僅か0.何秒の一瞬でアクセルを「ヴォン」と煽りエンジン回転を上げる空ぶかしする
(昭和時代のレーサーテクニックのひとつ)
その空ぶかしの時もブスブス感はなく「ヴォン」と軽く吹け上がっている
ではキャブは治ったのか
念のため、3種のメインジェットは調達した
よって、こういう時は症状からして少し極端に番手を下げて調子を診るのが対処がし易い
御年74,5歳と言われたか、お元気な様子だった
とにかく、このYaz〇さんをバイクに乗せたらついて行けるライダーはどれだけいるだろうか
そのぐらい御年でも速い方なのだ
あくまでサーキットでの話だが
自身は古希になることから排気量の大きいバイクはドンドン減らしているのにYaz〇さんは重量級のKTMでお越しだった久々にお会いして若い時の武勇伝も聞かせてもらって楽しい時間を過ごせた
その話のひとコマは
「バイクに乗っている途中白バイに捕まり注意を受けている最中、隙をみて逃げたら白バイに追っかけられたが振り切って逃げおおせたとか・・・」
他にも今の時代ではあり得ないマンガみたいな話しを聞かせてもらった
今では近畿の幾多の林道をオフロードで楽しまれているようだ
その林道では先週土曜に自身も走ってきた
(Shim〇さん提供)
「まったり実働林道部」という月ヶ瀬早朝メンバーで構成された6名ほどの寄合だ最近は京都南部?の大正池周りを月一回のペースで走っている
毎回同じコースを走るのだが林道は同じコースでも季節や天候で道の表情が変わる
よって毎回の緊張感はしっかり保たれているのもいい刺激になる
ではなく旧車のお友達でFuk〇さんとお会いした時のひとコマだ
その時、「大きなバイクはエエけど・・・」と話していた時、目の前にあったバイクに目がいった
なんとトライアンフだったか?たしか直列3気筒で2400ccのモンスターだった
このオーナーさんは
「意外と取り回しは楽ですよ」と言われたが・・・
いやいや古希の老人にはムリっす!
しかし、いつでも気楽に乗れて刺激もあって且つ軽くて・・・
そんなバイクをここ最近は真剣に探しているのだが、なかなか見当たらない
いよいよ電動のミニカーになるのか
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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