2022年6月9日木曜日

『Bike in the sky』#288 平和な日本に感謝だ

世界的にガソリン価格の上昇が止まらない

日本でも1Lあたりレギュラーで161円あたりだ

ハイオクとなれば更に10円高く171円あたりと高騰が続く

彼の地のアメリカNYでも1ガロン(約3.7L)が5月26日現在では$6.40

日本円換算で1Lが約220円にもなる
(ブルックリンの橋側から眺めたマンハッタン)
それほど高いガソリンでもNYの人たちが暮らせられる事情は日本人が聞くとショックを受けるので省くが、万人全ての生活がけっして楽とは言えない

どちらにしてもロシアのウクライナ侵攻が大きく影響しているのは紛れもない事実だ

そんなガソリン高騰を自身が嘆くのには理由がある

それはT-PADDOCK630の乗り物で優等生だったリトルコブラことEC22の燃費が以前は16km/Lだったのが少しづつ落ちだし、先日チェックすると約12km/Lとビックリだ

たぶん走行距離を間違えていると思うが燃費は徐々に悪くなりだしているのは間違いないようだ

となると自身が乗る乗り物チョイスは、しばらく燃費優先で決めていこうと思う

先週の月ヶ瀬には、そのEC22の兄貴分の燃費優等生が来ていた
月ヶ瀬早朝組Kur〇さんの1991年発売の軽スポーツ最高峰と謳われたSUZUKIカプチーノ

このカプチーノは昔のクルマの王道をいくエンジンをフロントミッドシップに配置しリア駆動のレイアウトにした

エンジン性能はアルトワークスのDOHC3気筒12バルブ、インタークーラー付きターボを搭載し64PSを捻り出す

リッター換算すると100馬力に近い97馬力にもなる

たぶんカプチーノに燃費優等生の表現は間違っていると思う
ボディサイドにはコルベット・スティングレー前身のコルベット・C1型にデザインされたプレスラインの意匠を鳥の子カラーでモディファイされている

コクピットは
発売当初、「世界一狭いコクピット」と呼ばれたらしいが・・・

チェンジシフトのレイアウトもレーシーでムード満点でなかなかだ

さらに月ヶ瀬には燃費の良い乗り物がいた
車重が400kgほどあるとか

どこが燃費がいいのか分からないがHONDA GL1800

バイクで1800㏄の排気量だ

クルマの1800㏄と比べればたぶん燃費は良いだろう

この持ち主は
月ヶ瀬教の教祖様である

前日には
車種は・・・よくわからないが・・・HONDA?・・・VTRとある

しかし、教祖様のバイクチョイスはよくわからない

たぶん何かのお告げか、はてさて閃きでなのか凡人には修行不足を感じる

そしてマジで燃費の良いバイクもきた
最近よく登場するCL125

コイツは間違いなく燃費は良いはずだが今、キャブレターの調子が崩れている

元々の燃費は60km/Lと驚異的だが・・・

その持ち主は
地元のId〇ちゃんだが「Bottom Link Freaks」をプリントした自身オリジナルのTシャツを着ていた

そのボトムリンクサスペンションをもつ日本のご先祖様バイクもきた
失礼な表現になるがお墓の中から出てきたのかと思われるぐらい朽ち果てていた

同じく125cc 1958年物のHONDA ベンリイC90だ

フロントのサスペンションにボトムリンクを真っ先に採用したのは確かHONDAだったが
それ以前の日本の流行りではBMWに倣ったアールズフォークもHONDAはベンリイJC125で1955年当時に採用している

その他、あまたあるバイクメーカーは当時、フロントサスにはテレスコピックタイプが一般的になっていた時代だ

手前からHONDAバイクを古い順で記念撮影
C90(125cc)、CL125、とHay〇さんのCB450

ボトムリンクのTシャツを着てボトムリンクのバイクに乗るId〇ちゃん

そしてこの後、このId〇ちゃんとC90のオーナーのHin〇さんとで針テラスに向かった

針テラスまでの道中は先頭がCL125で2番手がC90のベンリイ、自身は最後尾で後ろからついて行った

しかし、CL125もキャブの不良でとことこ走っている

C90のベンリイも左右のエンジンにオイルが上っているのかマフラーから青い煙を吐き、ふ~ふ~言いながらの走り

2台とも調子は良くなかったようで燃費はたぶん悪いだろう

乗り物、特に旧車はキチっとメンテをしてあげれば性能も戻り燃費も必ず良くなる

そんな話をあくる日の針テラスでしていると
またまたHin〇さん(画像右の方)と遭遇

Hin〇さんの当日の乗り物は
今時の原チャかと思いきや、何やらステップの床下から「バス用か?」と思えるブレーキペダルがのさばっている

これはブレーキペダルではなく
新聞配達などのビジネスバイクで重量物を積み停車する際、垂直に止めなければ荷崩れを起こす

よってメインスタンドも乗車したまま簡単に立てられ、メインスタンドの解除も乗ったまま上画像のぺダルを踏み込むとスタンドは元に戻る仕組みになっているらしい

画期的だ
1994年に新聞配達などの4業種をメインターゲットに開発されたYAMAHAのGEARという50cのバイクだそうだ

Hin〇さんはとにかく変わり物のバイクがお好みようだ

で、このGEARの燃費はどうなのか

うん?・・・すっかり聞くのを忘れていた

忘れたと言えば・・・

すっかり忘れていたところの昨年末に関東に嫁いだDucati Mach1の最近の画像を見つけた
(F様のFB画像から)
T-PADDOCKにあった時はタコメーターはなかったが画像ではメーターがついている

VEGLIA製のタコメーターかは分からないが・・・

ハンドルのグリップも変更されている

バックから拝見したところでは
(F様のFB画像から)
ステップがオリジナルのようなタイプになりリアブレーキのワイヤーの取り回しも本来の仕様に

メインスタンドも補修されている様子だ

まだまだキチっと走るには時間と費用が必要と記されていたが、それなりに費用もかけられている様子でバイクも当方にあるより喜んでいるだろう

このMach1はF様いわくMach1でなくMach1もどきの「モンツァ」だそうだ

そう言われればトップブリッジがセパハン用でなくハンドルポストがあったのを思い出した

イタリア車マニアならではの見識で恐れ入った

こうしてバイク事情を毎々綴っているが日本は非常に平和だ

今回、コロナ禍による感染者も減ったことから海外客の入国が再開される

その海外客が選ぶ「行きたい国ランキング」で日本は1位だそうだ

そこには円安も手伝ってインバウンド需要も見込める

このままでロシアのウクライナ侵攻も収まれば世界に真の平和が戻ってくると思うのだが、そう思うのは私だけだろうか

そんな思いに耽っている時、バイクに乗ってT-PADDOCKにお客さんがきた

「このボルトにワイヤリングの穴を開けてほしんです」と・・・

やっぱり日本は平和だ!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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