しかし、それは昭和の話しであって昨今は、そのような話はトンと聞かなくなった
だがT-PADDOCK630にある旧車と言われるバイクたちは昭和の、それも、ど真ん中のバイク達だが自身の手入れのお陰?で元気に走っている
その旧車の中にひと際の現行車が一台ある
Kawasaki KLシェルパだ
このシェルパが現在、T-PADDOCK630内では最も故障が多く先日の土曜の「まったり林道部」主催の林道ツーリングに参加できなかった
当日、8時30分に集合だったので7時30分に出発予定で7時にはシェルパをスタンバイさせるべくエンジンをかけて各部点検に入ろうとした
ところがメインキーを捻ってセルボタンを押すと・・・
ギュル、ギュルとゆったりセルが回り出してすぐ、チッチッチッ・・・とセルは回らなくなってしまった
いやな予感は前日からあったが、一先ず強制的に電圧をかけてエンジンは始動させることはできていた
クイックチャージャーと呼ばれる急速充電器だ
これを
(画像はバッテリーを外した状態)車載のバッテリー端子をくわえるように接続して電圧を緑レンジまで上げセルボタンを押すとセルが相当長く回ってエンジンは始動した
前日も同様の症状だったので同じ方法で一先ずエンジンは掛けたが、掛けてもエンジンを切ると再度、セルは回らない
バッテリーの電圧を測ると12Vを少し上回るレベル
当然、症状からしてバッテリーを疑うが・・・
画像と同型だがシェルパには台湾製バッテリーで購入日は今年の2月中頃まだ半年少々で、まさかの劣化は考え難い
しかし、林道ツーリングは明日の予定
とりあえずシールドバッテリー対応の充電器で充電だけは完了して明日に備えた
だが結果は上記の通りで、その日の林道ツーリングは辞退した
仕方なく当日は毎度の月ヶ瀬に行くことにした
月ヶ瀬の早朝組メンバーだが最近の土曜の月ヶ瀬は画像の通り非常に少ない人数しかいないそのメンバーで写真の一番奥に映る白いTシャツのお坊さん
月ヶ瀬の教祖様だが、当該のシェルパはこの教祖様から譲ってもらった
当日は教祖様に、そのシェルパのエンジンのかかりが悪い理由を聞こうとしたが別の話しで聞きそびれてしまった
明くる日には聞くことはできたが購入してすぐにT-PADDOCK630に譲った為、その症状は分からないとのことだった
しかし、同じ明くる日に上の画像のベンチに座る左から二人目の黒いブルゾンのIshi〇さんさんが昼過ぎにT-PADDOCK630にやってきた
そこで、今回のシェルパの様子を話すと
「それやったらリチウムバッテリーにしたら・・・」とアドバイスをもらった
「銘柄はどこか知ってる?」と尋ねると・・・
「ショウライがエエよ」とのこと「えッ?ショウライって未来のこと?」
「ちゃう!ちゃう!SHORAIや!」とボケ、ツッコミの一幕
で、上の画像のバッテリの型番違い「LFX07L2-BS12」をその場でパソコンからオーダー
しかし、オーダーしてから4日経つが「発送でき次第、連絡します」とあるだけで今のところまったくの音沙汰無し
まぁ気長に待つことにするが、そのリチウムバッテリーと言えば今年の2月に千葉の方に嫁いだCB750にもリチウムバッテリーを搭載した
そのCB750に積んだことはすっかり忘れていたがIshi〇さんから
「リチウムバッテリーはエエよ!CB750にも積んでたやつやん!」で思い出し即、発注をかけた次第だ
CB750に搭載したリチウムバッテリーを自身は「ステルスバッテリー」と言っていた
それはバッテリーの表面が艶消しの真っ黒で商標のステッカーや印刷物も目立たなくバッテリー上面に現在の電圧がわかる赤いLEDが覗ける小さな窓があるだけの超シンプルなバッテリーだった
そのCB750は「今、どうしてるのかなぁ~」と、ちょっとセンチになっている
そのセンチなとこに同じく今年の春に旅立ったCLを買って頂いたIke〇さんから、その後のCLの近況の写真を送って頂いた
なんと輸出仕様の赤色に変身しているじゃないか買われた時は
T-PADDOCK630 ボバ-スペシャル超乗りにくい一文字アップハンドル仕様だが赤色のCLも改まって観ると新鮮だ
完全ノーマルに戻されたようだが・・・
是非、安全に末永く大切にしてあげて欲しいと願うばかりだ
と、感傷に浸ってる場合ではない
シェルパを何とかしなければ・・・
しかし、ネットでシェルパの始動性について検索すると、やはり始動性の悪さはまあまああるようだった
例えば「セルをずっと回し続けてやっとエンジンが掛かった」や
「セルを回してたらバッテリーが上がってしまった」などなど・・・
よって当該バッテリーをダメ元で昨日、GSユアサに問い合わせてみた
すると本日、早速のコメントをいただいた
文面は非常に丁寧で親切な対応だった
そして逆に「4つの質問状に返答が欲しい」とあった
ちょっと手こずりそうな内容だったが自身は各バイクの整備記録やパーツ交換時の記録を全てドキュメントとしてファイリングしている
それを元に再度ユアサに送信したが・・・
さてどうなるやら・・・
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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