2022年9月22日木曜日

『Bike in the sky』#303 ヒマでノウがクサッてきたのか

9月に入りバイクでまともに走れた時は少なかったように思う

特に先週からの大型台風には悩まされた

だが自身は違う事で走れない悩みを抱えていた

先週からの続きになるがKLシェルパのバッテリーだ

シェルパ専用にリチウムバッテリーに換装しようと一週間ほど前にオーダーを入れた

ところが「発送済連絡」が未だにない

購入サイトの商品説明欄には「発送連絡がない場合はキャンセル可能」とあった

この説明は、よく考えてみると「発送遅延“常習”商品 」とも取れる

よってキャンセルを決断するが、決断をしたところで代替商品の手配ができていない

キャンセルの前にすべきことは先に代替バッテリーの確保である

と言って今更、スタンダードのYTX7Lに戻すのも芸がない

そこで以前、CB750に載せたperfect Power製のリチウムバッテリーを発注

以前のCB750では14Lサイズで¥9880だったが今回は7Lで¥10430と、サイズが小さくなっても諸般の事情?とやらで値上がりしていた

そして本日、届いた

これ、これ!このバッテリーなのだ!

そしてクィックに電圧がわかる液晶表示のボタンがあるバッテリー

そのボタンを押してみる
13.4Vで点灯している

「さて・・・」と、送られてきた箱を片付けようとしたら何か箱の底に入っているような

「うん?」

さらに小さな箱があり、開けてみると・・・
なんとデジタルテスターがオマケで付いているではないか

オマケにしては気前が良すぎるメーカーだ

しかしデジタルテスターは既に購入して持っているので発注はしていない

「何かの間違いか」と思い念の為、パソコンから発注した商品リストを確認した

すると商品名には「リチウムイオンバッテリー・デジタルテスター付」とデジタルテスターの表記があった

なんと言うことだ!

「そらぁ値段が高いはずやわぁ」

その表記を見落とし、まんまとメーカーの策略にハマっていた

「ううううううッ、う~!」

自身の脳内活性度ボルテージ?はリチウムバッテリーとは逆で確実に低下しているではないか

まさに河内弁の「ケッタクソ、ワルイ、ヤンケ、ワレェ!」の罵詈雑言

しかし、こういう時のゲン直しは違う事をするのが早道だ

T-PADDOCK630には、いろいろと作業がけっこう溜まっている

よって脳内活性度をリセットで上げる最もの「作業いち押し」は、やはりBeckが筆頭である

今回はキャブセッティング最終段階の詰めと燃料計の調整だ

先ずキャブセッティング

予てより最後の詰めとしてスタートから2速、3速とシフトアップの時、2000rpmから3000rpm辺りの回転域で若干のラグが発生していた

それを改善すべくメインジェットを#107.5から#110に換装する作業だ
何度もBeckのキャブのバラシ、組立をやってきたので簡単に作業は終わった

そして念の為、バキュームの数値を計測

エンジンをかけ、回転が1000rpmぐらいに落ち着くまで暖気をする

落ち着いたところでエンジンを止めバキュームゲージのホースをキャブに接続する
再度、エンジンをかける

すると・・・

なんとエンジンをかけてすぐ、ジェット類やスロットルの特段の調整も一切しない状態で画像のように左右のキャブレターの数値が35cmHgにゲージの針がぴったと合っている

「なんか俺ってキャブ調整の達人?」

先ほどのバッテリー発注ミスと打って変わって脳内活性度の落ち込みはどこへやら・・・

そして、Beckの次の作業は
インジケーター内の燃料計の不具合だ

走行でガソリンが減ってくると当然、燃料計の針はE=エンプティに向かう

ところが100Km以上走行しても針は4/4の満タン状態を指している

これもアナログ的に走行距離で、だいたいの燃料消費は掴めている

だがリニュアルしたBeckはできる限り、この際に完璧にしたい

よって調整に入る
ガソリンタンクはフロントのトランク・リッドを開けたところにある

そして件のガソリンセンサーは
昔ながらのタンク内にフロートの浮き沈みでセンサーが作動し信号を燃料計に送る仕組み

ただ、フロート調整は非常にデリケートで1mmアジャストしただけで燃料計の針は満タンから1/2の半分まで振れてしまう

なんとか最善に合わせたが、正確と言うにはほど遠い

様子を見ることにする

続いて次の溜まっている作業は・・・
チョロQことEC22リトルコブラだ

このEC22はT-PADDOCK630に来て16,7年になるが、手に入れてすぐさまカスタムに掛かった

その中の足回りではワタナベのホイルは絶対外せなかったパーツだ

ただ当時のワタナベのホイルでEC22のタイヤサイズはバイオーダーでしか受け付けていなかった

価格も今時はアルミホイル+タイヤ4本セット=26000円で販売しているが、その5倍もした

仕方なく発注したがハメてみて何かホイルセンターの間が抜けている

そう!ホイルのセンターキャップがないのだ

当時、直ぐにワタナベにもタイヤ屋にも捜索をかけたが砲弾型のちょっとバランスの悪い出っ張ったものしかなかった

それからは諦めて何かいいモノが見つかれば手に入れようと放っておいた

月日は流れ最近、時間も取れ何気にネットでセンターキャップを探していたら・・・

あるわ!あるわ!

すぐに見つかった
ワタナベのマークは入っているが本物かレプリカかは不明

色も白かシルバーしかない

まぁシルバーで様子を見よう

ただキャップの爪が6.5mmほど長いのでカットしなければならない
画像のマジックで印をつけたところから先を切り落とさなければならない

面倒くさいが・・・
硬質のプラスチック材と思われるが、難なく4個ともカットして完了

と、一連の作業を済ませたが・・・

だがマジで真剣に考えなければならないブツが他にもあるのだ
以前から気になって気になって仕方なかったブツだが、いざ手元に来てみると自身が如何に知識不足かが問われる

「う~ん、えらいもん引き受けてもたなぁ~」

「まぁどうせ俺のとちゃうし・・・」

とはいかんよなぁ~

困った困った!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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