朝晩がめっきり寒くなってきた
バイクに乗るにも気が退ける時期への気力は年々の衰えを感じざるを得ない
その所為か、毎度の月ヶ瀬詣でもクルマの出番が増えている
ブログタイトルの「Bike in the sky」も、その内「Car in the sky」になりそうだ
その証に先日、6日の日曜日は真に「Car in the sky」となった一日だった
それは、とある方が 月ヶ瀬近くの「Cafe 7」さんが挙げられたFaceBook内の自身の黄色いBeck550をご覧いただいたようだ
そこから当該自身のブログも見つけられたようで先日・・・
「6日にポルシェ356系と550系のミーティングをやりますが如何ですか?」
とお誘い頂いた
自身はバイクのミーティングでは多方面で約30年近く、いろいろと出張っている
しかし、よくよく思い返すとクルマでのミーティングは多分、今回が初めてのようだ
早速、参加表明をし6日の日曜日、行ってきた
堺にある湾外沿いの「海とのふれあい広場」にて集合到着当初は356が4台と550が2台しか来ていなかったが、その後台数が増えだし最終的に10台ぐらいが集まった
ここで1時間と30分ほど雑談し、その後、夢洲コンテナターミナルまで全車で下道を45分ほどかけてドライブ
たかだか10台ほどだが、この台数で、この非日常車で下道一般道を走ると圧巻のパレードのようで歩道の人や他のクルマも「何が来た・・・」と言う様相だった
そのクルマたちを観ていこう
先ず自身、隣のシルバーのBeckから
オリジナル550のレーシームードに仕上げられたBeckだが・・・
先にBeck550について再三の説明をしておくがBeckが見本としたオリジナル(本物)のPORSCHE550はジェームズ・ディーンの愛車として知られ、事故でジェームズディーンが死亡したことでも有名になった
そのPORSCHE550は現在、実走可能状態が世界で30台ほど確認されているそうだ
さらに今の旧車ブームも手伝ってPORSCHE550の取引価格は一説によると日本円で6億とも7億とも言われている
そんな高額車には一部の高額所得者を除き乗れるべくもあらず
そのPORSCHE550仕様にされた1番手のBeckはフロントウィンドもオリジナルに似せた縁なしのスクリーン状のモノでワイパーもない
バックは
自身のBeckと同じワンテール仕様だが、こちらのテールは形がオリジナルに近いモノでEbayサイトで購入されたとか・・・
他にもドライバー席後部のヘッドレストもEbayで購入されている
エンジンルームは
ほぼノーマルと思われるが、スペアタイヤがない続いてブルーのBeck
こちらのBeckもオリジナルの550仕様で岐阜からお越しだで、オーナーさん達に尋ねると・・・
「日本のように左側通行でハンドルが左にあればフェンダーミラーは左だけで車検は通るんですよ!」
「じゃぁ、右サイドの安全確認は?」と更に尋ねると・・・
「ダッシュボード上にあるバックミラーで確認できればOKayなんです!」だった
ちょっと、にわかには信じられなかったが、そう仰るならそうなのだろう
バックも先のBeck同様ワンテール仕様だがリアフェンダー上部には白色でレーサーイメージのペイントまたナンバープレート上部にはPORSCHEエンブレムと極小のPORSCHEバッチが・・・
これらもEbayで購入されたようだ
室内は
大径のステアリングそして
リアフードには走行中、オーバーヒート対策用でエンジンルームに外気を取り込むエアスクープが造作されているさらに
レーシーなファンネルが2本の2バレルキャブか!?そして、こちらもスペアタイヤがないのだ
次のBeckは遅れて来られたが半端ない手のかけようだ
外観は先のシルバーBeckと同じだが室内のシフト周りの造作はサイドブレーキやノブ、各ペダル類もアルミの削り出しか、ムード満点そして胆のエンジンは
電装系は自身のBeckと同じだが、先ず排気量が2300㏄?だったかの大排気量キャブ周りも
まぁBeckは、そもそも「キットカー」として発売された訳だから、このように手をかける楽しみは満載というところ!だろう
次はPORSCHE356を観ていこう
この356を日本で一躍、有名にしたのが1986年頃、第1作目のトムクルーズ主演「TopGun」だ
その劇中に出てくる女性教官チャーリー役を演じた「ケリーマクギリス」が劇中のプライベートシーンで使ったPORSCHE356はあまりにも有名だ
自身も一目惚れして京都の「フラット4」に、このスピードスターを探しにいった記憶は懐かしい
オーバーフェンダーに太めのタイヤを履く356
リアスタイルがグラマラスで個人的には好きなスタイルだ
会場に入る前にお会いした356
サーファーのメッカ、湘南からのお越しだったまた富山から奥様?とお越しのNum〇さん
次はレプリカではなく今回の全車中、唯一ホンモノのPORSCHE356だが・・・
その証拠にリアシートは無くホットロッド仕様を彷彿とさせる電装の一部がある
エンジンルームはなんとVWのエンジンを積んでいた
室内も奥様仕様なのか花のお飾りが・・・
続いて
5穴のアロイホイルにホワイトリボンタイヤを履きアメ車ムードの356
同じくアメリカナイズされた雰囲気でステアリングもホワイトカラー
シフトレバーがアルミの造作物で自身も欲しいアイテムだ同じくこちらの356も5穴アロイホイルを履いている
今回の356の中でも唯一のクーペでタイプAなのか?Sos〇さんの所有
室内はカリカリ感タップリ
Sos〇さんはVWエンジンに強いショップに依頼されてチューンをかけられていた様子だ
自身のBeckも今後を考え、そのショップを紹介してもらった
こういう繋がりが乗り物ミーティングの最大の恩恵と感じる時だ
そしてミーティングの終了間際、参加者全員の自己紹介を最後に行って幕を閉じたが自身の番で
「タツミと申します」から入り、初めての参加と話し・・・そして・・・
「車種は黄色のベックで新車から34、5年ほど乗ってます。よろしくお願いします」と言い終わると
一斉に・・・
「うぉ~~!」と、どよめきが沸いた
Beckを新車からと言うのは手前みそだが、けっこうどこで話してもビックリされることが多い
最近では自慢の一つになっている
と、まぁ楽しい時間を過ごすことができた
楽しい時間と言えば先週に上げたブログでサイドカーの続きが残っている
時間は前後するが
先週の文化の日の様子だ
このMiy〇さんの長江サイドカーに乗せてもらったこの月ヶ瀬の駐車場内をクルっと回っただけだったが、挙動が乗り手の意思とは別方向に向かおうとするハンドル裁きは思わずニタっとする感覚だった
瞬間「やっぱりほしいっ!」と脳裏を横切るが、同時に「日常の不具合に対処できるか!?」という不安も感じた
と、思っていたところに久々のTog〇さんもやってきた
しかし、このDucati900SSを目の当たりにすると、またもや悪い病気が目を覚ます
いろいろ旧車事情があるが、この900SSは今でも欲しいと思うバイクの一台だ
だが、それらの誘惑を押し殺すには今、所有するバイクのメンテをしっかり行う事も肝要だ
W1Sだがキャブレターの調子以外は、ほとんど手を加えることはないほど丈夫なバイクだしかしキャブレターに関しては定期的にメンテをしてあげないと愚図ることがある
ちょうど先週の帰り道でアイドリングが不安定になり、やや愚図り気味
FCRキャブゆえ、デリケートなのだがファンネルのフィルターがない事からホコリがダイレクト吸い込まれていると判断
よって、キャブのオーバーホール
FCRはキチっとバラシてキチっと組めば、99%は回復する結果は99.3%の回復だ
こういう整備屋ごっこをしている時が一番楽しいのかも・・・
「いや!やっぱり乗っている時ちゃうかな!?」
まぁどっちでもエエ話しだが・・・
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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