2023年4月6日木曜日

『Bike in the sky』#330 クルマもすてたもんやないぜ!

やっときた春らしい天候

いよいよバイカーにとっては最も楽しい季節の到来だ!

と、なるのだが自身はバイクに乗れない

いや乗れないのはでなく家人からの乗車許可が下りないのだ

許可が出ているのは四輪車のみだ

で、月ヶ瀬に向かうことが許可されてる昨今、常套車になりつつあるBeckで詣でてきた
Beckで走れば別にバイクに乗れずとも、同等もしくはそれ以上の快感は十分に得ることはできる

よってバイクに乗れないことだけを嘆くのは、ある意味贅沢だともとれる

そんなことを自身に言い聞かせながら月ヶ瀬に着いた土曜日

時間にして8時半過ぎだが先着メンバーは10人ほどいた

そして間もなく自身とは違う理由だがバイクに乗ることを自重しているNak〇氏がロードスターでやって来た
暇を持て余してか、お〇が有り余っているのか・・・

ロードスターは見る見る進化を遂げている

最近ではボンネットがカーボンファイバーに換装されて更に軽量化を図っていた

羨ましい限りだ

そして明くる日の日曜日も思いっきりの快晴
この日の月ヶ瀬のトピック的な目玉は1976年製?だったか?

いまやルーキーではないが少し前までの月ケ瀬ルーキーことId〇ちゃんのビートルだ

今時はスーパーカーなどの高額車が普通に街中を走っている中で、ビートルのようなクルマを見るとホッとする
月ケ瀬の常連ライダーも、にこやかにビートルに集まってくる

そのId〇ちゃんビートルの詳細を観ていこう

まずインパネのインジケーター周り
アメリカが誇るメーターブランド「AUTO METER」製だ

レイアウトもなかなか良い・・・と思う

ホットロッド競技や名だたる世界中のレースシーンにおいて絶大な信頼を請けるメーターだ

そのアメリカとくれば・・・
フロントウィンドにもお決まりの「moon eyes」がよく似合う

次のアメリカンテイストは?
ステアリングの代名詞とされる「NARDI」だ

「うん?ナルディってイタリアでは?」

NARDIチョイスはグッドなのだがメーター類が「AUTO METER」なので、ここは小径の革巻きタイプなら更にグッドだったような・・・

まぁその辺りのことを聞くとビートルを譲ってもらって、まだ間がないとか

そこは止むを得ない状況と理解しよう

そして足回りは
ビートルカスタム定番の5穴アロイホイール

昔はビートルと同系のカルマンギアによく、このアロイホイールを市中で見かけたものだ

こういうクルマに出会えるとバイクに乗れずとも眺めているだけで自身も嬉しくなってくる

そんなところに当日は同じくホッとするクルマも現れた
スモーキーなミントグリーンに塗り替えられたミニクーパー?仕様?なのか?

ミニはどこまでがオリジナルか、詳細な知識がないと見分けるのは難しい

だったとしても、このミニは相当な費用をかけられたと想像に難くない

まずパッと目を引くのが10インチの小径ホイール

そしてドアのヒンジがアウトサイド仕様などなどムードがなかなかだった

こんなミニも欲しいクルマの一つかも・・・

そして月ヶ瀬から当日は久しぶりに針テラスにも足を延ばしてみた
当日の針テラスではKawasakiのZ1とZⅡのミーティングもあったらしいが目に入ったのは

TOYOTA北米のタンドラだ

一説にはツンドラとも言われているが、どちらにしてもとにかくデカい

そして、その針テラスでは嫌な光景も目にした

それは上述したように今時はスーパーカーが普通に、そこかしこと走っている

そのスーパーカーが、この針テラスでも6,7台ほどが集まっていた

そこからどこかへ出向くのか、その時の様が爆音と供に我が物顔で駐車場から出て行くのだ

その出ていく途中のランボルギーニ系の前を横切ろうとした老人がいたが、その老人が渡れないようにアクセル全開の空ぶかし

その空ぶかしの音量は耳をつんざく超高音の爆音で、まるで威嚇するかのように老人を止めていた

ランボルギーニに罪はないと思う

だが願わくば高額車、いや高級車に乗るドライバーの「品性を測るテスト」を合格した者だけが乗れるようにして欲しいと思った瞬間だった

だが、こんなジェントルな、ある意味スーパーカーと言えるクルマが同じ針テラスにいた

当時のクルマ好きなら羨望の眼差しで憧れたクルマだ
1970年~1972年にかけて発売されたKPGC10こと3代目後期型のGT-Rだ

ちょっと話は逸れるが、このGT-Rは頭に「スカイライン」が付く

では初代スカイラインGT-Rは?となると話はさらに時代を遡ることになる

まずGT-Rという呼称は、この3代目からになるのだが3代目でも前期型の1969年~1970年までに生産された4枚ドアのPGC10、いわゆるハコスカRが最初にGT-Rを名乗った経緯がある

そこから話はザックリになるが更に遡って1966年頃、人気を博した「プリンス」という自動車メーカーが日産に吸収される前、S50という確か1500㏄だったと記憶しているが4ドアセダンを造っていた

そのS50セダンに当時のプリンスの高級車、「グロリア」の6気筒のエンジンを乗っけてレースに出場したGTカーがあった

それが今でも自身が欲しいと思っている「S54B」

本来のご先祖様になる「スカG」なのだ
上の画像は1964年に行われた日本グランプリの一幕だが式場壮吉が乗るポルシェを生沢徹が駆るスカイラインS54Bが抜き去った伝説の名シーンだ

結果は式場の駆るポルシェが優勝したが生沢のスカイラインが1周だけでもトップを走り抜けたことで「スカイライン伝説」が始まったとされている

話を戻して、そのプリンス時代のスカイラインGTが2代目で巷では「54(ゴーヨン)」と呼ばれていた
(ノスタルジックヒーローより借用)
その54にもAとBがあり、Aは6気筒だがシングルキャブの105馬力でフロントフェンダーサイド左右に紺と白ツートンのGTバッジが付く
(ノスタルジックヒーローより借用)

またBはAと同じく6気筒でもキャブはウェーバー製の3連キャブで出力は全くの別もんの125馬力が出ていた
(ノスタルジックヒーローより借用)

左右のバッジも赤(えんじ)と白のツートンで明らかに差をつけていた
まぁ、こんな時代に青春だった自身は今でも、あの時代に戻りたいと夢にまで出てくる

当時のクルマで54B以外でパッと欲しいクルマと言えば「いすゞベレットGT」や「トヨタ1600GT」などなどだ

で、話を針テラスで出会ったGT-Rに戻すが
オーナーは知人のYos〇さんだった

GT-Rを買ったのは風の便りに聞いていたが、良い意味の想像とは違ってほぼ完全なド、ノーマル仕様だった
とにかく美しい

エンジンルームは真に新車と間違う
隅々まで新品パーツで組み上げられているのだが、これらのパーツを保管していた方がおられ、その方のGTRを買われて仕上げた一台らしい

という事は新車のGTRを購入したと言っても過言ではなさそうだ

そして何かのきっかけで「このGT-Rって何馬力?」と一緒にいた人物が聞いた

すると誰彼となく「150馬力とちゃう?」と声が挙がった

で、自身はこの辺は得意分野とばかり「いや、160馬力」と自慢げにのたまう

さらに続けて「150馬力はGT-Rの前のスカGが150馬力やわ」と偉そうにのたまっていた

だが、その日の晩

ふと何気に、その150馬力に違和感を覚えた

「うん、150馬力も以前のスカGが出てたかぁ?」

で、しばらくテレビを見ながら「あっ!150馬力はトヨタの2000GTやわ!」と思い出し、独り言ちていた

じゃあ、GT-R前のスカGは何馬力か、気になって調べた
 
それが前述のスカGのAが105馬力、Bが125馬力だったのだ

GT-Rの続きの紹介に戻って室内は
室内も飛びっきりの美しさ

ただ自身はコンソール横の扇風機が気になるが・・・

Yos〇さんは「けっこう暑くて・・・」だった

「うん?ひょっとしてエアコンはないのか?」

しかし新車同様と言っても50年を超える前時代の乗り物だ

エアコンなんぞ無くとも心意気で乗れる気概があれば十分涼しいだろう

足回りもハンパない
<MG>マーク入りマグネシウム材の8本スポークホイルだ

このホイルは、なかなか手に入らんぜよ

少し気になったのが・・・
グローブボックス下にある二つのカーバッジで左の「VAN」のバッジはGT-Rには失礼ながら不要ではと思った

自身は嫌な日本人の典型かもしれないが、特にこの1970年辺りは少々うるさい

と言うのも1972年頃は既にVANジャケット社は経営不振で傾きかけていた頃なのだ

石津健介氏がアメリカ村で創業したVAN社はじめアイビーファッションはこの年代から一気に市場から消え去って行った、自身にとっては淋しい時代だった

まぁこの話もYos〇さんにはサラッとしたが、あまり気にも留めておられなかった

今回のT-PADDOCK630ブログは完全にクルマの話になってしまった

それも特にGT-Rについては語る背景が自身の青春に重なって昔の思い出を引きだしながら楽しく書き進められた

やはり乗り物っていいもんだ

だがバイクには乗れない

どこまで続くのか、トホホな気分は・・・

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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