こんな気持ちで時を過ごすのは何年振りだろうか
そんな気配の日常は他方でも感じることができた
自身の日常での他方とは月ケ瀬と針テラスしかないが・・・
その月ヶ瀬の先週
頻繁には現れない毒舌家で、しかも比較的にヤング?として分類されるGot〇さん自身は日々をやっとノンビリ過ごすことができるようになったが、月ケ瀬に来て彼と顔を会わせると、真っ先にイジってくる
その他愛のないイジりも自身には癒しになっているのか、非常に人間味を感じる
ではあるが先週の日曜は大雨の後だったにもかかわらず、月ヶ瀬の時の流れは非常にゆるゆるだった
お茶屋前でも
毎度のメンバーものんびりと、時の移ろいを楽しんでいるそう映るのは、ただのジジィの錯覚か
もしくはボケの始まりか
だが、もう一つの他方、月ヶ瀬から針テラスに行っても
針テラスにいたCB450のHay〇さんとW1SAのFuk〇さん達自身と同い年のHay〇さんとは少々の久方だったが会話は年寄りの嘆き節だった
「70超えたらあかんねぇ~」
と、今まで何気に出来ていたことが70を超えて、出来なくなってきたことをHay〇さんと総評していたのだ
だがバイクを乗っている限り「出来ない」では済まされないことはある
この日の月ヶ瀬、針テラスに乗り出したバイクは先週に整備をしていたYAMAHAのRT-1だった
前々回ではRT-1の「リアスポークの1本が折れていた」と記したその1本の交換作業だが、けっしてノンビリとできる作業ではない
とりあえずリアタイヤを外すさらにリムからタイヤを外し
折れているスポークは、そのスポークのニップルを緩めて外すここまでは、さほど難儀することもなく作業は進められるが、問題は新しく取り換えるスポークをセットする時だ
折れているスポークはドラム側の根っこで折れているため、何かと干渉もすることなく簡単に外れる
そして新品のスポークに変えるのだが・・・
ネットで探すも、1本だけのスポークは見当たらない仕方なくDT-1用の36本セットを購入に至るが、僅か1本の為に価格はざっと5000円から15000円とある
あまりにも開きがあるわけだが、ここは・・・
で、その新品の1本
ドラムの外側から差し込むスポークで根っこの角度が70度ぐらいだろうか
だが新品はドラム側の穴から入れる時、スポークの根っこの70度の曲がりによって、差し込んでいくと他の前後のスポークに干渉してスッとはリム穴に入れられない
分かっていたが、やはり前後のスポークを2本づつ外してリムから解放する
なんとか新品に交換できニップルを締めていくが、ここでリムの振れをチェックしなければならない
一発で決まればが良いが、この作業は楽しくもめんどくさい
ここで秘密兵器の登場だが、久々に出番が回ってきたマイクロゲージこれは精度を求めらる器材の測定には欠かせない
精度は1/100mm単位で差異を計測できる
自身のような”ヘッポコ”整備士には「猫に小判」いや「犬に論語」いや・・・
あまたある、ことわざ全てが自身にハマる腕前は自慢の一つ?だ
そして、振れの大きい所の反対側のニップルを締めたり・・・を繰り返して調整していくのだが・・・
意外と調整はすんなりいった
なんとかリムの振れも抑え全体の振れはないが、以前の他車では「何度も何度も締めては緩め、また締めて」を繰返した、めんどくさかった記憶は残っている
そして、リムバンド
相当痛んでいる
この際、リムバンドも新品に交換するが、同サイズのリムバンドのストックはあったのか
そして、ストックキャビネットを開ける
こういう瞬間は、バイク屋ごっこの極みで・・・
「オッ、あったぁ~」と思わず笑みがこぼれる
そしてリアタイヤを組んで車体に取り付けたが、かねてより気になっていたクランクケース右からのオイル漏れ
僅かな滴数だったが最近は僅かの域を超えだした
よって、この際、対策に掛かる
開けると中は非常に綺麗だ発売から50年以上の時が経った様には見えないが、経年からの心配は尽きない
一先ず、今回は主因のエンジン本体とカバー面の擦り合わせを行い・・・
そしてシーリング剤を変えてみた
画像上のシール剤が今までRT-1に使っていたモノでエキゾースト系を中心にマルチで使える海外製効果は他方でも有効だった
しかしBeckで使った時、やや満足な効果が得られないことから今回はWOKO’sのシリコンガスケット剤を使用することにした
また、ついでにクラッチプレートや他の箇所もメンテを行い組み直し、一晩寝かす
そして、実走行で何もなく不具合も無ければ完了となるわけだ
それが、今回の月ヶ瀬、針テラス詣でのテスト走行だったのだ
結果は上述の通り、ノンビリとした休日を味わえた事が今回のメンテの結果と言えよう
日曜から4日の時を経て
T-PADDOCK630ショールーム?のRT-1の定位置4日経っても1滴のオイル漏れは見当たらない
「よっしゃ!」と、専門業者からすれば笑われるがヘッポコ整備士はガッツポーズなのだ
これも自身の平和な日常だ
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
0 件のコメント:
コメントを投稿