月ケ瀬に、かっての、あの名車がやってきた
それは先週、日曜の月ヶ瀬
当日の月ヶ瀬は天候も良く、多くのライダーが早朝から集まっていたそんな中にいた名車とは
これだ!いや!ちがう!
このベスパはBuell乗りのIsh〇さんが東大阪から生駒山越えの難関、阪奈道路を越え、片道約50Kmの道のりを経てやってきた
それだけでも十分凄い事だ
そして、たしかにベスパも名車だが・・・
本命の名車はこれだ!
1980年前後だろうか、650㏄のFIAT126?だったかなう~ん、これも名車には違いないが・・・
その冒頭の名車は、何をもって名車と言われるのか
自身は、やはりそのクルマの「背景にあるストーリー」のワクワク度にあると思っている
だが、このFIATにもそれなりのストーリーはある
空冷2気筒のコンパクトカーだが日本的情緒なところも・・・
ルーフは解放式だが日差しを遮るために日本風のスダレを「遊び心」でチョイス自身は絶対やらないが・・・
T-PADDOCK630のスーパー3輪車、Vespa Carだ
新旧のシューの厚みを比べると旧は新より40%ぐらい摩耗している
このオーナーさんは月ケ瀬では、ちょこちょこお見かけしていたが今回初めてお話をさせていただいた
奈良市内だったか、近場からのお越しで、このFIATは購入されて「まだ1年半ぐらい」とか仰っていた
で、肝心のストーリのある名車だが・・・
名車と言うより名機と表現した方が、しっくりくる
また自身は、この車種に関して「好きな世代感」から捉えれば、ひと世代あとになる
自身の、ど真ん中の世代は1965年から1970年を中心にその前後と予てより述べている
だが、ひと世代あとでも、この名機が登場した時・・・
「お~、やるやん!」が、先ず第一声
それもそのはず、レースに勝つ為に生まれてきた宿命を背負っていたのだ
何が凄いって、当時の「ツーリングカーレースのグループA」で勝利するために開発された経緯がある
そのレースの詳細はカットするが、R32はこのクラスでデビューからシリーズを連戦連勝
結局、勝ち過ぎてライバルもいなくなり、このシリーズを消滅に追い込んだという逸話が残っている
そんなクルマの市販版が、このR32なのだ
市販版といってもノーマル車のセダンが当時で300馬力に近いパワーとトルクを誇っていた
このスペックでは世界のこのクラスで同じく当時は「敵なし」と言われたほどだ
そのR32の心臓部を見てみよう
R32のウンチクを分かったように語っているが、実はエンジンを見るのは初めてのような気がするプリンス時代のスカイライン54Bや初代RのPGC10など、それらのエンジンはけっこう昔から見ていたが、R32はやはり記憶がない(アルツの症状か?)
R32は発売されて、すでに30年ほど経っている
この時代辺りから上画像のエンジンルームの様に他社のクルマも同様、サンデーメカニックでは手が出し難い「ギュッと」詰め込んだ仕様になる
上の画像のエンジンヘッドカバー前方に「RB26」とある
これは直列6気筒、2.6L、ガソリン・ツインターボのエンジンだと言う証だ
このR32の所有者は前回もご登場いただいた「FZバカ」さんことAsa〇さんだ
Asa〇さんいわく、このR32の個体は、ほぼフルノーマルという
おまけに、年に4回ほどしか乗らないらしい
う~ん、なんとも、もったいないではないか
だが、たまにしか乗らないから快感も感動も当時のままを満喫できるのかもしれない
いいモノを見せてもらった
いいモノと言えばT-PADDOCK630でも、いい事があった
それはT-PADDOCK630三重支局長の長男、タイチが先日「KIDS CROSS」に出走した
スタート前の様子だが・・・「完走できるよう・・・」にと祈っているのか
結局、この日のレースは2位で終わったらしい
だが、そのあと・・・
集計の結果?・・・か?・・・どうかは知らんけど・・・
なんと年間チャンピオンの座を射止めた
自身の孫が、ここまでやりおるとは・・・
ジィジは公道で転けて肋骨折ってんのに・・・
世代でこれだけの差がつくとは・・・
表彰後は
一年間を無事に走り切り、チャンピオンの座に就いた余韻に浸っているのか・・・後姿に男のロマンが・・・
って、それはない!
やはり、そこはまだまだ子供だ
タイチのお姉ちゃんとカキ氷で祝杯だだが、オフロードであってもレースは危険が伴う
ジィジは、タイチが大きなケガをしないか、それが心配だ
だがジィジ、いやジジィには心配なことは他にもある
かなてより前後輪のブレーキの効きがおかしい
フロントは効いてるような効いてないような制動性
リアの左はカックン状態で右は・・・
てな感じで、CBでの転倒のこともあり前後のブレーキシューを換えたいと思っていた
そんな話をT-PADDOCK630に遊びに来た冒頭ベスパのIsh〇氏に相談した
と言うのもIsh〇氏は市内のVespaショップに行く用事があると言う
ならばVespa Car用のブレーキシュー取り寄せできるか聞いてもらった
結果、フロントのシューは取り寄せられた
リアは現在、取り寄せできるか確認中となった
先ず、フロントタイヤを外す
ドラム内は比較的綺麗な状態だ
Vespa Carの、この作業にはクルマ用のガレージジャッキが重宝する
と言うよりガレージジャッキ必須と言っていいだろう
新旧のシューだだが年数からか、経年劣化で効きが「今二つ」ぐらいだった
一先ず交換作業に入るが・・・
開けてビックリパーツ数は少ないが内部はグリスまみれでベトベトな状態
なぜ、こんなにグリスを「カップにジャム」状態のようにたっぷり、盛っているのか
謎だ
で、綺麗に清掃後、新たなグリスを必要と思われる箇所に塗付し組んでみる
なんでも、さらはエエねぇ~そして近所を軽く走ってみた
ゆっくり走り、フロントだけの制動を試みる
「お~!」
なんと・・・
「効きは前のシューとあんまりかわらんなぁ」
だった!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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