またもやバイク禁止令が発布された
先週の土曜は雨模様でバイクには乗れずガレージに籠っていた
だが翌日の日曜は快晴だったが、気温が低くバイクに乗るには若干、躊躇していた
その気配を妻は感じ取ったのか
「こんな気温が低い時はバイクは止めてくださいね!」だった
なにせ前科があることから無下にはゴリ押しはできない
よって「かしこまりました」としか言えなかった
そんな事情で先週、日曜にはBeckで月ヶ瀬に詣でた
ただ、T-PADDOCKガレージを出たのも遅かったことから先着の月ヶ瀬ライダー達は寒さの所為もあり、毎度の指定席ではなく日向ぼっこしていた着いた瞬間、その陽だまりに集まる月ケ瀬ライダーが目に入る
「あ~、こらぁ~完全に餌食にされるなっ!」と、嫌な予感
その予測通り、見事に餌食にされBeckは完全に皆に囲まれ食いつくされた一幕だ
運が悪いとかしか言えない
そこに運の悪さが、さらに別件が重なり骨まで食い尽くされる勢い
それは月ヶ瀬までの往路でBeckのガソリンは満タンにしてやってきた
そして間もなく奈良側から来た月ケ瀬お茶屋の手前にあるタイトなコーナーで、いつもの通り右に左に揺られていた
そのコーナーをクリアした辺りで何やらガス臭い・・・
月ケ瀬お茶屋前に着くなり早速、Beckのフロントフードを開ける
案の定、ガソリンがどこからか微妙に漏れ出している
そこを月ヶ瀬ライダーは見逃さない
「今、タバコに火を点けたら・・・」と笑いながら労わってくれる?
また、全くガス漏れとは関係ないツッコミでは・・・
「タツミさんが乗ってなかったら、このBeckはメチャかっこエエのに・・・」
それを聞いた周りの月ヶ瀬ライダー達は大爆笑
う~ん、何ともだが、これも誉めていただいてると感謝しよう
当日は「ガソリン漏れ」と、あってはならないこと故、早速ガレージに戻って漏れ箇所の特定と対策を講じる
たぶん原因は
給油口の手前にある燃料ゲージユニットのベース辺りと特定今年の春先に運転席の燃料計が誤作動を起こし計器ごと変えることになった
その時、同時にゲージユニットも交換したので、そこが最も怪しいと目処を着けての作業
早速、ゲージユニットを止めている5本のマイナス頭のボルトを緩めようとすると・・・
キチっと締まっているとは言い難いレベルだった
よって、ゲージユニットを外しベースガスケットに耐油の液体パッキンを塗布して再度、ボルトを締めこんで完了
あとはガソリンを満タン給油して乗ってみないと、何とも言えない
そして話は本日23日、勤労感謝の日
朝から気候も気温もバイク日和でバイク禁止令は一先ず解禁とされた
よって本日は修理明けのW1Sで月ヶ瀬に向かう
ところがだ!
またもやW1にトラブル発生
前日にはW1のリアフェンダーステー修復後の各部の手入れもしていた
それまではリアフェンダーステーが折れたので再溶接を施したばかり我ながら難しい箇所だったが、うまく溶接できている
今回は振動対策も兼ねて手作りのアルミフェンダーはボルト止めではなくタイラップで縛ることにした
ここまでは良かったのだが、本日乗り出したW1はとにかく振動が半端やない
よって月ヶ瀬までの道中にあるコンビニで点検を兼ねてコーヒーブレイク
110円のコーヒーを飲みながら・・・特にリア周りを点検する
その最も気になるリアのシャフト周りとフェンダー辺りを確認中・・・
そのカバーをスイングアームに止めていたであろう6mmのボルトが飛んで無い
応急用の携帯工具ポーチを開けるも、ボルト類やタイラップも常備していなかった
「さて、どうする!?」
ここはコンビニ!
一応、店内に入ってタイラップを探すも期待通り?・・・売っていなかった
「このまま月ヶ瀬まで向かうのか!用心してガレージに引き返すか!?」
行くにしても25km,戻るにしても25kmの中間点にいる
そこでチェーンカバーの前側のボルトの締まり具合を確認
ガッチリ締まっている
「う~ん、ここは前進しかない!」
そして月ヶ瀬お茶屋前に、なんとか無事到着
着くなり15、6人ほどのメンバーに声をかける
「だれか、6mmの短いボルトかタイラップ持ってない?」
すると流石に、ここは月ヶ瀬!
「ボルトはないけど、タイラップはあるで!」
と、二人のライダーがタイラップを出してくれた
やはり月ヶ瀬は頼りになる
「ここに来れば何とかなる」は健在だった
早速、タイラップで縛りチェーンカバーの後部は固定できた
そして今日の月ヶ瀬には
県警の白いバイクが久しぶりにお越しだった気になったので今回の白いバイクの隊員さんに尋ねてみた
「なんかの取り締まりですか?」
すると「いやいや、最近この界隈で2輪の事故が死亡も含め多発してますので・・・」だった
因みに、この隊員さんに
「写真撮らせてもらっていいですか?」
すると気前よく「はい!いいですよ!」だった
さらに
「この画像、SNSとかに挙げてエエですか?」と尋ねても
「全然、大丈夫ですよ!」と問題なしだが、さらに尋ねる
「いやぁ~、以前も別の白バイとかをSNSに挙げたんですが、知らんうちに削除されてたんですよ」
で、今回の隊員さんいわく「え~、そんなことはないはずですよ!我々の方ではそういうことは一切しません」とのご返答を頂いた
では、いったいどこの誰が削除をしたのか!?
また要らん疑問を抱えてしまった
話題を毎度の月ヶ瀬メンバー談議に戻す
そのメンバーから
「だんだん寒なってくると路面の状態を誰が知らせんねん?」
そこに自身は「俺とこは気温が10度を切るとバイクは禁止されんねん!」
「そんなんで、たぶん来月から3月になるまで月ヶ瀬には来れんようになるわ!」
と、言うと組合長から
「じゃぁクルマは乗れるんでしょ?」
「だぶん!」と返答すると・・・
「じゃぁ、クルマで路面状態見れますやん!」だった
また「バイクも、そろそろ降りる準備もせんとあかんし・・・」などと自身が言い出すと
「えっ?いくつで降りますの?」と聞かれ
「一応、75歳かな・・・」と答えれば
「今、何歳ですの?」と更に聞かれ
「71.5歳!」
すると「あと3.5年ですやん・・・フニャフニャ・・・」と言っていた
そんな会話をしているとマジで
「あ~、ほんまに歳を喰ってきたなぁ~」と、実感この上ない境地になっている今日の出来事だった
その境地で一昨日には、お年寄りの?聖地?に行ってきた
京都の「東寺」だ!朝の10時頃に着いたが・・・
人の多さにビックリだったまるで正月のような賑わいで、さらにインバウンドの人たちも参加
妻も「人酔いするわ」で、1時間ほど退散してきた
自身も妻も、まだまだ自覚はしたくないと思っていても自然とこういう場所に出向いている
だが、妻が「早よ、帰ろ!」と・・・
そこには「シルバーな世界に行くには、まだ早い!」
そんな風に戒められる1週間だった
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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