2024年2月15日木曜日

『Bike in the sky』#374 年甲斐もなく嬉しいのだ!

ここしばらくはVespa Car P50のブレーキオイル漏れで悩まされていたが現在は何事も無かったかのようで機嫌よく走っている

そんな気分が良い時は何に乗っても、どこへ行っても楽しく感じれるものだ

早速、月ヶ瀬に久しぶり?でもないか・・・行ってきた

先日の3連休、最終日の9時半頃に月ヶ瀬に到着

但し、気温が10℃以下と言うことでお決まりのBeckでだ

上の画像のBeck右隣に青いBuellのIsh〇さんが写っているが、当日は自身より遅い到着だった

普段であれば自身より1時間は絶対早く来られていたが「月ヶ瀬方面の路面が滑るかも」ということで遅らせたとか

賢明な判断だ

続いてそこに画像の左端、コロンコロンに着込んだ師範ことIso〇さんもお越しになった
当日は10名ほどのメンバーだったが役者が揃うと話題は、やはり関西っぽくって笑わずにはおれない

最近での当ブログのおもろネタは昨年12月#366の「ズオー、ズオー」事件以来2カ月ぶりだ

その時の主役は上同画像の右端に写る「柳生焼の匠」Iku〇先生だった

今回の笑ネタは1970年前後の昭和の漫才王、横山ヤスシ・西川キヨシ

通称「ヤスキヨ」の持ちネタを使うシーンでの一コマだ

そのシーンが上の画像だが師範のポーズがヤスシの「怒るで、しかし!」の有名ギャグを発しながらの場面だ

その「怒るで、しかし!」がこの場で出た経緯は師範が防寒ウェアを購入にいった店での些細なトラブルだった訳だが内容がオモロ過ぎて・・・

今回の内容は時間の都合で省略とする

そんな芸人もどきは、も一人
Beckの横で自身のリクエストにポーズを取ってくれるのはT-PADDOCKご近所のIsh〇さんだ

このIsh〇さんも話題の守備範囲は相当広い

いつもT-PADDOCK630によく遊びに来てくれるが、話題の豊富さと面白さには舌を巻く

自身は、こういった人を笑わせる才能は「地頭が良い」のだろうと常々思っている

今年は昨年の2月と違い「笑える」や「嬉しい」など、自身にとって明るい話題が多い

その嬉しい話題として上述と同じ3連休の初日にはバイクシーズンの春を前に
1955年のドイツ車、NSUのガソリンタンクを修復作業から三重支局長が届けてくれた

修復箇所はタンクのフロント前部を車体に装着するステーを厚めのモノに換えての溶接作業

だが心配なのはNSUのエンジンをかけての振動が半端ないことにある

そこには溶接されるタンク本体のアルミの肉厚が軽量化もあって薄いのだ

その懸念はステーは折れなくなっても逆にその歪みがタンクに影響すればステーの根元にクラックが生じてガソリン漏れが発生することも考えられる
よって届いた修復後のタンクステーが取付相手のボルトが発する振動を吸収できるようボルトに防振ゴムを介した

ゴムを着けた事でステーの股部分が、すんなりハマるよう股の幅をグライダーで削る作業

結果として
上画像が厚めの材料で作られたステーだ

その相手のフレームにあるボルトには緩衝ゴム材を取付け、やや固めにステーがハマる様にした

次は燃料コックのセット
上画像の燃料コックを取付けるタンク下にある長方形の台座面の修正

この面を紙ヤスリで再度、フラットになる様に仕上げる
耐油の液体ガスケットを塗布しコックを装着して丸一日乾燥させる

その後、ガソリン漏れのチェックをするも漏れはなし

こういった単純な作業だが、すんなりいくと気分も晴れやかだ

その気分が乗ったところで以前より気になっていたNSUのハンドルだ
このNSUはレーサー仕様ゆえ、本来ハンドル位置は当然低い

だが上の画像のハンドルは一般的なアップハンドルにしていた

NSUの生まれ年にあたる1955年以前には、その後にスタンダードになるセパレートハンドル、いわゆる「セパハン」とは違う

確かにNSUもセパハンなのだがフロントのサスペンションが、その後に標準化する円筒系のフォーク状ではない

上画像の様に造形された「ボトムリンク式サスペンション」なのだ

ゆえに現在のレーサーのような一般的な仕様のフォークにハンドル左右を差し込むタイプではない

NSUのセパハンの仕様は
一般的なアップハンドルだが、このアップハンドルをセパレートにして左右の横から差し込む仕様にした

だがマジでセパレートにしないと差し込めない
画像の通り、ど真ん中を切断して左右外側から差し込んでいくのだ

当時のNSUレーサーを確認してみよう
ハンドル周りだが少々分かり難い

アップして
アップしてもよくわからない

このNSU

フルレストア車?の模型だが、金沢?だったか模型のコレクター?から購入したもので〇万円もの高額?で買わされた?記憶がある

脱線したが言いたいのは本来のNSUは一文字ハンドルを真っ二つにして装着されていた

その一文字仕様で長らく乗り続けていたが加齢とともに乗車時間が経つと首周りが痛くなり頭痛にまでなる有様

そんなことから2年ほど前だろうか、アップハンドルを切断し装着

結果、ハンドル位置はグリップ位置で一文字仕様より僅か30mmだが上がった

だが、月ヶ瀬メンバーの今や関西にはいないHir〇さんから

「タツミさん、NSUのハンドル、絶対あきませんって!」

自身は「いやぁ~首が痛ぉ~て堪らんねん」と返すと

「あきまへん!NSUですよ!我慢してでも・・・あのハンドルはあきまへん!」だった

たしかにNSUの価値を貶めた仕様には言い訳はできない

そんなこともあって気分のいい時、ハンドルを元の一文字仕様に戻すことにした
だが、最近まで装着していたアップハンドルのセパハンをフレーム首から抜くだけなのだが何とも大変な労苦を強いられた

抜く時にこれほどの労力を要するとは・・・

であれば差し込む時はもっと労力が必要となるはずだ

で、差し込む時だが結局、力任せでは「うんともすんとも」の状態

よってバイスグリップの歯にゴムを当て、差し込み口に給油しながらゆるゆる回し差し込むことができた
片側を差し込んだだけで思わず「ふ~!」とため息が漏れた

そしてもう一方も差し込み、ブレーキ、クラッチレバーその他のスイッチ類も装着して完了
NSUの画像のこのアングルは実にいい

自画自賛だが・・・

右サイドの画像も
今年は春の訪れが早そうだ

NSUの出番は半年ぶりだが、今からワクワクするのは年甲斐もなく待ち遠しい

だが2月末を無事にクリアしないと妻からは叱責を喰らうことになる

そんな昨日・・・
妻から赤い包み紙に入った何かをもらった

思わず「なに?」と聞くと

「たしか今まであげたことないと思うわ!」と言う

自身は「えっ?何を?」とさらに聞き返すと

「バレンタインのチョコ!」とおっしゃるではないか!?

「え~~!」と、なにか異変が起きているようなビックリな様だった

こんな一幕も、この頃の嬉しい幸せ感の一つなのだ

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

4 件のコメント:

  1. https://item.rakuten.co.jp/auc-rise/t05z9990108sl/

    こんなんおますよ♪

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  2. 四国のHir〇さんかな?楽天から何を確認すればよいのでしょうか?

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    1. これ、バーマウントライザーって部品らしいんですけど、
      ハンドルクランプに「セパレート型で」取付できるようになってます。
      なので、NSUのハンドルクランプに、左右からコイツをつければ晴れて
      「普通のハンドルバーが取り付けられる」ようになりますよ~♪
      って、オハナシでした。。。
      まぁ今のスタイルが良いのであれば別に要らんモンではありますが。。。

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    2. 〇〇さん、ありがとうございます。
      ご意見と同じ取付方法でハンドルは装着しております。
      私の記事の表現が紛らわしかったようでご心配をおかけしました。

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