おまけに2月に入っても1月7日にW1を月ヶ瀬に乗り出して以来、バイクには乗れていない
だが週末の天気のいい日にはBeckで阪奈道路を奈良公園までの往復50kmほど走り、ストレスを発散させている
って言ってもストレスは特にないのだが・・・
ストレスがあるとすれば先週にも述懐したVespa CarのP50だ
先週の記事ではP50の左の後輪からブレーキオイルが漏れているとした
その漏れ箇所はホイルシリンダーからだったが対策として協議の結果、P50の本国イタリアに新品シリンダーを発注する事となった
ところが、その後のP50からはブレーキオイルは漏れていないので先週の記事は終わった
そう思ってしばらく安心して乗っていた
だが、これらの作業を一人で行っていたせいか走行中にブレーキペダルを踏んだ時、ペダルが床に着きそうになる
空かさず踏み直すとブレーキが効き出す辺りが、ほど良い位置で踏み込める状態になる
その原因はペダル側のマスターシリンダーからタイヤ側のホイルシリンダー間にエアーが抜け切れず、まだ残っている現象だ
よってエアー抜きをしなければならないが通常、この作業はペダルをグッと踏み込む側の人間とホイルシリンダーにある、エアー抜き用ノズル側の人間の二人がいないと完璧なエアー抜きはできない
上画像のブレーキオイルタンク下にあるのがマスターシリンダーとブレーキペダルそこで画像のペダルの踏んだ感触が硬くなるまで何度も何度も踏み込む、いわゆる「しゃくる」作業者が必要なのだ
すると「シューーー」と音を立てながらバキューム内にホースを通ってブレーキオイルと噛んでいた空気が吸い込まれてくる
そんな事情で、ご近所のIsh〇さんにヘルプをお願いした
作業はIsh〇さんに運転席のペダルを数回踏み込む、しゃくる側の担当
自身はP50下に潜り込んでドラム内側にあるノズル担当
画像のドラム内側にあるオイルライン上部にゴム栓をしているのがエアーを抜くノズルこのノズルの栓を外しエアー抜き用バキュームのホースをノズルにセットする
ここから作業者同士の呼吸が合わないとキチっとエアー抜きはできない
まず自身が声を掛ける
「はい!シャクって、シャクって・・・」
「はい!踏み込んでぇ~・・・」
この段階でIsh〇さんはブレーキペダルをグッと踏みっぱなしの状態
そこでドラム内側の自身は六角状のノズルを8mmのスパナで緩めると同時にバキュームのレバーを握る
この間3,4秒ぐらいだろうか
そこでノズルを閉じ、再度・・・
「はい!シャクって、シャクって・・・」
「はい!踏み込んでぇ~・・・」と、これを数回繰り返す
ここで自身は運的席側のIsh〇さんに
「どう?ペダル位置、上がった?」
と、踏み込んだ状態時のペダル位置を確認した
「お~、エエ感じになったでぇ!」
そんな同様の作業を右側ホイルのドラム側も念の為、エアー抜きをして終了した
エアー抜き作業は終了したが一人ではなかなか、こうはいかない
ただ今の時代では一人で作業ができる便利ツールがあるのかは自身は情報を持っていない
そして、この後は片づけをしてIsh〇さんと午後のティータイム
この毎度のティータイムは広範囲なビジネスor趣味談議だが、なかなか楽しい
そんな事から明けた二日後、P50の足元を何気に観ていると・・・
「えっ?漏れてる?」
キチっとエアー抜きをしたはずの問題の左側からオイルが垂れてタイヤまでベトベトだった
「うっそっやろ~!?」と声を出さずにはいられない再度、ドラム内を開けて漏れ箇所を確認する
やはりホイルシリンダー後方からジトっと漏れているとなると前回の同時期、ホイルシリンダーのシールゴムを替えたが、そのシールゴムそのものが不良品か
もしくはシールゴムのセットの仕方が拙かったのか
ここは横着せずシリンダーを完全にバラして内部のパーツ類もチェックする
すると、シリンダー内の前後に二つあるピストンに不純物が薄っすら固着していた
それが原因でオイル漏れを起こしたかは不明だがピストンを傷つけないよう清掃除去
さらにシールゴムと密閉ゴムも清掃及び形も整えピストンと共に組み直した
最後は前述通り二人一組で再度エアー抜き作業をするのだが、ここは一人でやるしかない
結果、一先ず治ったようだが、しばらく走ってみないと何とも言えない
そしてT-PADDOCK630ガレージから交通量の多い外環状線も含め5kmほどを試験走行
幸い?外環状が、やや渋滞気味であったことからリアブレーキを多用
ガレージに戻ってチェックするも漏れはなし
数日の様子見をする
本日、今朝まででは左右共にブレーキオイルの漏れは確認できない
このまま治ってくれていると嬉しいが・・・
また最近は内容が「Bike in the sky」から「Car in the sky」になってきている気がする
そんな事を思うのもストレスを感じるのか
まぁ3月に入るまではこんな調子で行こう
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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