2024年10月17日木曜日

『Bike in the sky』#409 自己満足な日々

先日の3連休は絶好のバイク日和で気持ち良かった

先ず土曜日
月ケ瀬常連、〇舌家のNish〇さんのDUCATI Scramblerだ

たしか1200だったか1250だったか

どちらにしても大排気量のオンオフ2Wayバイクだ

このドカは「欲しいな」と思わせた1台だったが重量も含めた車格で「う~ん」となった

「う~ん」となるのには、やはりジジィでは持て余すし「あの世行き」が早まってしまう

周りのライダー達も興味津々だ

自身には、こちらのバイクにも興味を引かれる
先日はサイドカーでお越しだったが今回は超軽量のヤマハのSDRで来たMiy〇さん

このSDRは、すでに旧車の仲間入りを果たしている

たしか発売されたのは昭和の時代が終わる頃だったと記憶しているが、今の時代でも斬新だ

この日は他にも旧車は来ていたが最近、仲良しこよしで来られる二人組
生駒山西側にお住まいのTan〇さんのR1と山口方面?からのKit〇さんのMachⅢ750

このR1は世代が相当以前のように伺ったが大切にされているのがよくわかる

またマッハの750も、なかなか見れない個体だが大切度は〇〇だった

そして、明くる日の日曜
まずまずの数のバイクが集まっていたが月ケ瀬全盛期と比較すると、これでも1/4ぐらい

自身はCB77で見参?

うん?「見参」の使い方がおかしいが・・・

話しを進めよう
そして毎度のメンバーにCB77は、いたぶられて?いる

うん?「いたぶられて」の使い方もおかしいが・・・さらに話を進める

要は「難癖」や「誹謗中傷」や「罵詈雑言」などなど言われたい放題だった(笑)

もう慣れてしまっているので自身は気に留めずに誉め言葉としている

そして皆が引き上げだして間もなく・・・

そこに、まぁ珍しいお方が月ケ瀬に来られた
知る人ぞ知る!

あの往年の伝説のライダーYamz〇さんだ

数年前に月ケ瀬林道部が発足した際、この月ヶ瀬のメンバーとも林道遊びをしていた

その時、山崎さんとも山ん中を一緒に走れせてもらった

自身は林道より旧車の「愛でる会」の方がお会いする機会が多かった

だが、このYamz〇さん

過去にはSUZUKAサーキットを走らせれば月ヶ瀬の猛者でも一目を置くほどの存在だった

そんなYamz〇さんと、ひと時のバイク談議で楽しく気持ち良い時間を過ごせた

そして自身は月ヶ瀬から針テラスに向かった
針テラスは月ヶ瀬と違って気候が良くなれば、今までの賑わいをみせていた

すると、どっかで見かけたオッサンが・・・
そう!月ヶ瀬の暴れん坊、Ishi〇さんがいた

話しをしているお方は全くの見ず知らずの方でBMWツアラーのビッグマシンでお越しだった

何の話で盛り上がっているのか

聞くと話し相手の方は、これから・・・これから・・・?

う~ん・・・聞いたが、どこに行かれるかを失念していた

とにかく1000km以上のツーリングをここから走られるようだった?はずだ

昔は・・・自身の20数年ほど以前か・・・

W1で四国、四万十市中村の友人宅までの往復を約1000km走った

ただ、当時のW1も今の状態と変わらないロングタンク、シングルシート、バックステップだったが、さらにハンドルはセパハンの超獄門仕様だった

今の自身では絶対あり得ないライディングポジションでだ!

よくもまぁ走り切れたもんだ!

また当日の針テラスには、こんなかわいい旧車も来ていた
昭和の30年代中頃だろうか、今から64,5年前の動く?旧車だ

フルレストアを掛けられボディカラーもビビットなオレンジイエロー

足回りは今時流行りのホワイトリボンのタイヤを履くが違和感なく似合っている

エンジンはどこまで手が入っているかは不明だが、これからの季節は楽しそうだ

そして3連休も最後の月曜日

気候も申し分のないドライブ日和には、やはりコイツでしょう
昭和の実質的に最後の年となる昭和63年、西暦で1988年の年末に購入したBeckだ

登録は平成元年に入ってからだが、このBeckも徐々に年を感じるようになってきた

そんな箇所をがレージにて手を入れているところに・・・
T-PADDOCK630の「何も買ってくれない上顧客」の座を独り占めしているIshi〇さんがきた

だが、このIshi〇さんが来てくれるお蔭で作業的に一人でできない時、また判断が怪しい時など、相談もできて自身は非常に助かっている

この日もアクセルペダルを踏んだ時の「微妙な引っ掛かり感」の箇所について感想を求めた

現象としては、その「引っ掛かり感」がペダルの裏側で感じるのか、またはペダルからエンジン側のキャブに繋がるワイヤー内か

自身は「ワイヤーか」と思っていても「ペダル側」であって欲しいと願っていた

それはペダル側だと修復が容易だからだ

だがワイヤー側だとボディ底部からエンジン下部までを見え難いパイプ内を通り、そこからUターンする様にエンジン上部に回る

そんな長い、且つ見えずらいワイヤを入れ替えるのは非常に難儀を強いられる

そして、Ishi〇さんは「あッ!これはワイヤーやわ!」とまぁ、全くの気遣い?もなかった

と、そんな一幕を収めたのが上の画像だ

それもあるがベックのエンジンフードのラッチの締まりが今一つ、しっくり来ていない

その修復も前日からの続きで当日は忙しかった

こちらの作業は、それこそ「バシッ!」と決まった!

そんな作業の後は毎々だが、ベックに限らずバイクでも明くる日は試乗兼ねて乗りたくなる

それが上述に乗り出した時のベックだ

そのベックで月ヶ瀬から針テラスに向かうが当日は、あまりにも気持ち良く長閑だった
この日は田舎道をのんびり走ってみた

あまりの長閑さに滅多に撮らないロケーションで写真に収めてみた
なんとも言えない秋の霞が掛っているようだが、そのベックに降り注ぐ日差しの影はバットマンのようだ

そしてノンビリと針テラスに着いた

その針テラスで自身に話しかけてくる人がいた

「今、この針テラスの向こうの駐車場で仲間と来てますねん!」だった

早速、移動すると・・・
なんとベックの後に映る国宝級の往年の名車が揃っているではないか!?

国宝級?とは、ちと誉め過ぎか!?

でも、その価値は十分あるだろう

この集まりに声を掛けて頂いた御仁のクルマは列の左から3台目のKPGC10

いわゆるPGCこと4枚ドア初期型GT-Rの二代目にあたるマシンだ

その御仁とはT-PADDOCK630ご近所のYosh〇さんだが、以前見た時はGT-Rにエアコンは装備していなかった

ここまでは「お~、分かっとるがなぁ~」だったが・・・

当時、車内にはクルマ用の小っちゃな扇風機があった

自身は「扇風機はあかんで!我慢して乗らんと!」と無責任なアドバイス?をしていた

さらに、そこにはクルマではないがお宝バイクもいた
ベックの向こう側に映る知人のTaka〇さんのビモータ

このビモータも今やお宝な値打ちがあるらしいが、前出のGT-Rと違って万人が認めるところには及ばないように思える

そう考えれば自身も中途半端な乗り物に囲まれて喜んでいるようだ

その境地は・・・

「自分が楽しく満足だったら別にえ~ねん!」だ!

しかし、今の「旧車ブーム」と呼ばれるブームの「獲物」は高騰して異常だ

ブームから少し目先を変えれば、まだまだ名車?かつ迷車と呼ばれる個体は存在する

それを見つけるには昔の格言通り「まず迷車から乗ってみよ」だ

その「まず迷車から乗ってみよ」ではないが先週の記事の終わりでは・・・

「久々のビッグプロジェクトが動き出すぜ!」で終わっていた

迷車に入るのかイギリスのカスタムバイクメーカー「MUTT Motorcycles」の250だ

そのお客様が本日、再度お越しになった

ビッグプロジェクトとは本体ヘッドライトとは別にアンダーライトの取付!

朝の9時ジャストでお越しになり早速、作業を始める

先ず確認したのは後付けのLEDランプとバイク本体のそれぞれの配線

この作業はバイク側も後付けランプ側も配線の色がバラバラで、どの色が何の線なのか役割を念の為、知らなければならない

その確認が終わり結線をしてエンジンをかけ、ライトを点けてみる
「お~、ちゃんと点いた!アップダウンも正常!」

あとは微調整
オーナーさんの要望通りに左下前方を明るく照らすように照射範囲も決めて終了

作業時間は約1時間と30分で終了したが、けっこう雑談しながらバイクの楽しさや危なさのレクチャーも兼ねての時間だった

そして記念撮影のあと、オーナーさんには大変喜んで頂いたようだった
そのオーナーさん、どこかで見たような気がして・・・

「元アイドルで嵐の相葉君に似てるって言われへんか?」と聞いてみた

「いや~、初めて言われましたわ」だった

先週にも紹介したが、なかなか礼儀正しい歳の喰った青年?だった

こういった喜んで頂ける作業は趣味とは別に「人の情」にも触れられて大変気持ち良い

今日は美味いビールを飲んで心地良く寝れそうだ

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2024年10月10日木曜日

『Bike in the sky』#408 ビッグプロジェクトだ!

朝晩が、めっきり涼しくなってきた

いよいよバイクシーズンの到来だ

となると、定番のツーリングやミーティングが各所で開かれる

先週は自身も「W1ツーリング&ミーティング」に参加してきた

そのお誘いは伊賀の2〇さんからで、当日は月ヶ瀬で待ち合わせた

その月ヶ瀬に自身は8時前に到着した

到着してしばらくすると・・・
ここ最近ちょこちょこと、登場頂いているMiy〇さんがサイドカーでやってきた

デニムのエンカ服を纏っての登場だ!

このMiy〇さんは独断だが、Miy〇さんの雰囲気と着用される衣類のマッチングには感服する

まぁMiy〇さんも、どちらかと言えばファッションと関係を持つ人間なので、そこには納得感はある

そう偉そうに能書きを綴る「自身はどうか?」と逆に問いたくなるが・・・

その上述の「エンカ服」と記したが、この「エンカ服」の言葉も正しいのか?

また、その語源は?

ちょっと、ここで毎度の脱線だ

「エンカ服」という言葉を自身が知ったのは工業高校に入学した時だ

その高校で実習の授業時、教師が着ていた白ツナギの作業服を「エンカ服」と呼ぶことを知った

当時は「エンカ服のエンカって、どういう意味?」とは全く興味も沸かなかった

そのまま56年の半世紀以上を過ごして、今回・・・

「そう言えばエンカ服のエンカの語源は、なんなんやろ?」と思った次第だ

やっぱり72.5歳ともなると暇なんじゃろ!

何通りかの説はあったが、どれが正しいとは言い切れない

その説でもっとも多かった事と信憑性でいえば

繋がった服で管状に見えることから「円管(えんかん)服」

それが時の経過と共に、呼び続ける内に「エンカン・・・エンカ・・・」となったようだ

まぁ、そうだとしても今や死語だろう

今時の表現で言えば「ジャンプスーツ」か「カバーオール」と言う方が話が早い

話しを戻そう

そんな事を思っている時に2〇さんがやってきた
上画像の手前が自身で、その隣が2〇さんだ

では、この写真は「どなたが撮影されたのか?」になるが、前日に2〇さんが誘われたMat〇さんなのだ

自身も知っている方と聞いたが、お顔を拝見しても・・・

「う~ん・・・たしかにどこかでお見受けしたような・・・」ぐらいにしか記憶がなかった

そんな事では、これから先、あちこちで、ますます失礼と迷惑を掛けそうで怖くなってくる

そして3人でW1のミーティング会場に向かう

少し時間も余裕があったことから久しぶりの針テラスに寄った
やはり目に着くのは旧車で、当日は画像手前の赤のCB750K1かK2か、と奥隣のブルーのK0後期型が来ていた

同画像に写る2〇さんは今もCB750に乗られることから、どうしても目が行くのだろう

そういう自身もCBのK0に乗っていたことから、同様に目が行ってしまう

それはそれで眺めているだけでも楽しいもんだ

そして時間も丁度、良い頃合いになったので会場に向かった

ざっくり1時間ほどの快適な道のりだったが道中にツーリングバイクの多いこと、多い事!

それも、どの集団も60km/hから、速くても70km/hそこそこで非常にマッタリした感じだった

一つには先をのんびり走るクルマも多かったこともあったが、さほど気になる事はなかった

で、会場に間もなく到着といった辺りで事件が・・・
会場には既に30台ほどのW1が来ていた

そして事件は、この会場からバイクで5分ぐらい手前だろうか

その会場までの田舎道で2〇さんのW1のエンジンが片肺で止ってしまった

そこまでは後ろを走る自身が聞いていても、マフラーから怪しい排気音が出ていた

それは走行中に右側のマフラーが「パン、パン、パパッ、パパッ・・・」とアフターファイアーと思しき症状だ

上述の止まった所で2〇さんは「電気系やなぁ」と即診した

よって、左右のプラグを外して先ず症状が正しいのかを確認しようとする

ところが、左右プラグはしっかり留められており携帯工具では緩められなかった

おまけに、その停止場所には日陰もなく、お日さんはカンカン照りになっている

それでも作業は続くが並行してレスキューを呼ぶことにした

そのレスキューとは、このW1ミーティングには必ず同席される愛知方面のW1クレージーズだったか、そこの整備担当?かは不明だがNishi〇さん?を呼ぶことにした

その伝達は月ヶ瀬から同走してきたMat〇さんにお願いし、我々はプラグを外すことに着手

なんとか左のプラグは外せたが、プラグは煤けた真っ黒け

続いて右を外そうとするもプラグレンチに挿すドライバーが曲がってしまうほど硬くて緩まない

そこにレスキューが到着して、プロ工具のプラグレンチで瞬時にプラグは外れた

速攻、プラグを交換してキックを踏む

するとエンジンは掛ったが、キチっと息をふき返すまで僅かな愚図りがあった

だが直ぐに左右共にキャブトンサウンドが大和路の田舎に心地良くコダマしていた

「お~、治った!やっぱりプラグやったなぁ~」と2〇さんの診断は的を射ていた

そして会場に入った
ここは以前にも来たが、廃校になった小学校?跡地を食堂にし、運動場にはテントも張られ外で食事もできるようになっている

その前は駐車場で数台のクルマしかいなかった

ランチまではW1の旧知の方達と昔話や「最近、嫁がバイクで転倒して大けがしましてん」やら、あるある話もあったり・・・

多い話しは「段々、W1をちょっと動かすのも大変になって来て、いつまで乗れるやらぁ~」

「そらぁ、30年や40年ぐらい乗ってたら、ガタ来てもしゃあないなぁ~」的な話しになり、老人ホームを薦めておいた

そして帰り際で
2〇さんとTwo Shot

ここから2〇組以外はさらにツーリングに向かったが我々2〇組は自身の夕方に用事もあることから撤収した

しかし、当日はそんなに酷暑でもなかったが、ガレージに戻った時はヘトヘトだった

実は当日、当のT-PADDOCK630にバイクの相談でお邪魔したいという方がいた

だが、この日はW1ミーティングがあったので日を改めて欲しいとお願いをしていた

マジで日を換えてもらって正解だった

そして明くる日、その依頼者がお見えになった

T-PADDOCK630前に到着された1台のバイクを見た瞬間・・・

(上画像はネットより借用)
上の借用画像のようなバイクだったが・・・

来られた時、一瞬は

「SR?GB?エストレア?」

そのカスタムかと思ったが・・・

だが昨日の疲れの後遺症で今回のお客様の生画像は完全に失念していた

明らかにT-PADDOCK630に、お越しになる今までの客人とは違う雰囲気だ

ざっくり言うと下の画像のバイクメーカーなのだが・・・
(ネット画像を借用)
イギリスのカスタムバイクメーカー「MUTT Motorcycles」の250でお越しだった

このMUTT社は元はハーレーなど、いろんなバイクをカスタムして成長してきたようで日本でも全国展開で販売している

似たような会社で、原宿や横浜?にあったオーストラリアのサーファー向けカスタムバイクを手掛けた「DEUS」と同じ類のような雰囲気だ

来られ時のバイクのカラーリングは
(ネット画像を借用)
こちらの方が雰囲気は近い

で、肝心の用向きはヘッドライトが暗いのでもう一つライトを着けて欲しいご依頼だった

このお客様、二輪免許は取得してまだ半年そこそこ

さらにメカには全く知識を持っていないとのこと

だがライトは小型のLEDライトを持参でお越しだった

そこで、このバイクをどこで購入したのかを尋ねるとバイクショップではなく個人売買だった

よって修理にしても何をするにも自分でやるしかないのだ

お金を払えばやってくれるバイク屋は探せばあると思うが工賃がどのくらいかは読めない

まさか1万円も取らないと思うが・・・

そんな事情でお越しだった

いつもなら「旧車以外はお断り」のところだが、今回のお客様は若いのに非常に礼儀正しい方だった

それ故、邪険にもできず少しのレクチャーで、ご自分で作業をすることをお勧めした

すると、数日を開けて昨日・・・

「教えてもらって自分で作業をしようとしたんですが、道具もなかなか揃えられず・・・」

と、なんかその困っている様子が目に浮かぶように伝わってきた

まぁ、我々バイク乗りも当初は、こんな感じからスタートした訳だ

T-PADDOCK630はプロショップではない「バイク屋ごっこ店」だ

ごっこ店だが、まじめな若い人が初めてバイクに乗りたいとなれば、ここは応援すべきだ

で、日にちを合わせ再度、ご来店になることになった

久々のビッグプロジェクトが動き出すぜ!

「って、ライト着けるだけでビッグプロジェクト??」

それがT-PADDOCK630なのだ!!!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2024年10月3日木曜日

『Bike in the sky』#407 健康であれば何でもできる!

今号は画像が多い

よって毎度の長文なる記事は控えよう・・・と思っているが・・・

先ず毎度の先週、土曜日の月ヶ瀬から
自身は数ヶ月ぶりのNSUで出かけた

信者ライダーは少なかった

そして、明くる日の日曜日は
それなりに信者ライダー達は集まっていた

上の画像、ベンチ奥に腰をかける二人組

その二人組とは
左が言わずと知れた「TSUKIGASE RIDER」の組合長

右がその組合の大魔神・・・だった?・・・なのだが・・・

お茶屋前を見渡しても大魔神は「うん?何に乗ってきたのか?」分からなかった

そんな時、柳生焼の匠、その当日はクルマでお越しで自身に質問をしてきた
このZに新たに手に入れたエンブレムタイプのステッカーの貼り場所の相談だった

自身以外の信者達も寄って集って結局、王道のトランクハッチ左に決まった

そこに颯爽と真っ白なスイフトが現れた

そのスイフトを前に匠は写っているが、右のFZバカさんとエンブレムの貼り方の相談なのか
そのスイフトスポーツの主であるShi〇ちゃんも当日のバイクはお休みだ

で、改まってスイフトをパッと見た時、SUZUKIのエンブレム類が全て排除され、またその跡も埋められたスッキリ感が良かった

そして、やはり目を引くのが
イタリア製、OZレーシングのホイルだ

このホイルは、たしかラリー御用達でよく目にした記憶があり、このスイフトとのマッチングでアテンションも高い

同時にマッドガードの赤がホイルに入るレターの赤ともベストマッチだ

また特筆すべきは、このクラスで6速ミッション
70年代から80年代前半ぐらいか?

その年代では5速でもスゴイと言われていたが6速とは・・・

そして
バックゲートのガラス上部になんと「T-PADDOCK630」のステッカーが・・・

嬉しいではないか!

そんな嬉しいステッカーは、他にも月ケ瀬に来ていた
軽バンのリアハッチに数枚のステッカーの中に貼られていた

そして、この軽バンの荷物室を覗くと・・・
「え~、なんで!?」

ハーレーのスポーツスターが載っているではないか!?

その主は先に登場した大魔神様のハーレーだった

だが、なんでこんな所に閉じ込められているのか

聞くと高松から車載で来て、こっちでハーレーを降ろし、月ヶ瀬まで走らせ、楽しむつもりが、ハーレーのエンジンがかからず止む無く月ヶ瀬まで車載で同伴となったらしい

その子細は不明だが・・・

その「らしい」と他人事の様に言っているが自身の整備も、けっして他人事ではない
Beckの水平対向エンジンヘッドに少し前から左タペットカバー付近からオイルが滲み漏れを起こしていた

滅多に開ける場所ではないが、滲みがやや気になるレベルになってきた

丁度そこにBeckのエンジンオイルも交換時期を迎えることから、ガスケットを交換しようとネットで検索するも、なかなか的を得ない

結局、バイクでも使う汎用ガスケットを型取りして使うことに
1枚では心もとないので、もう一枚をカットし2枚重ねで

さて、滲みもなくキチっと漏れが止まってくれれば良いが・・・

シール剤が乾くまで丸一日寝かせ、明くる日に近所を数km走らせた

今のところ漏れは全くなく止まっているようだ

そんな時にビッグニュースが飛び込んできた

先日に行われた「全日本モトクロス選手権シリーズ2024 第7戦」

T-PADDOCK630三重支局が誇るモトクロスライダーのタイチが
(ここからはプロカメラマンのツチノコ様の画像を借用しています)
TOKIO INKARAMI主催の「Super Motocross KIDS65クラス」にて優勝した

その表彰式では
愛機と共に表彰の壇上へ

満面の笑顔で
インタビューにも応え

ヘルメットを脱いでも
お洒落っぽいファンキーなオジさんから、さらにインタビューは続き

なんとシャンパンファイトまでもあったのか!?
本格的なお祝いの式典のようだ

レースのスタートは「金網スタート」と呼ばれる初めての方式が採用されたらしい
だが上位に食らいつきながら徐々に攻め込み宿敵のKiwa君が転倒するや、空かさず前に踊り出る

さらにラストラップ直前では
Ouki君が追いついてきた

その時のピットからの指示は・・・
「全集中」のサインボードだけだった

このサインが目に入ったかは不明だが・・・

タイチは、さらに気合をトップギアに入れ
見事、1位の優勝でゴールを果たした

こんな瞬間を見ていると孫のタイチにジィジは

「勉強も、せなあかんぞ!」とは、なかなか言い出せない・・・

まぁ五体満足でなによりだ!!!

今の自身は孫たちもだが娘、息子達にも元気で日々を過ごしてくれればと、それだけを願う

人生を「全集中」で生き抜いて欲しい

それが自身は一番うれしい!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi