嘆いても、どうにもならない事は分かっているが・・・
救いは早朝では、気温が幾分マシなことだ!
家人と日々続けているウォーキングも5時起床で朝食前に出かけているが、家に戻った時は汗でビッショリになっている
そんな早朝ウォーキングも先週の日曜はお休み
それ故、自身はKLシェルパで月ヶ瀬に出向いた
着いてビックリ
早朝の7時前頃だったが、お茶屋前は多数のバイクで賑わっていたこういう場面を観ると、なぜか嬉しくなるのも不思議な感覚だ
お茶屋前のベンチは毎度の月ヶ瀬信者で埋め尽くされていた
そんな中で、なぜか懐かしさを感じたスペシャルなバイクがいた「懐かしい」と言う表現は、実はおかしい表現なのだが・・・
数年前に亡くなられたアルミ材によるカスタムビルダー、TABAXのタバタさんが、ほぼ終末期に手掛けられたバイクらしい
全体観では・・・パッと見!
「Z1?のカスタムか?」ぐらいにしか映らないが、よくよく見ていくと溜息が出る芸術品だ
そのタバタさんの終末期の作品と感じ取れるのが各ディティールの造型で観てとれる
例えばフロンフォークも別作だが、その下に見えるフロントディスクを抱くように配置されたエアスポイラー?なのか?
またフロントフェンダーも・・・
今までのタバタさんが造られた作品の真に真骨頂とでも言える様な造り込みが窺えるフロントフェンダー後部にも、ダウンフォースがかかるように空力が与えられていた
真に芸術の域だ!
他にも
フロントのミラー廻りまた・・・
リアフェンダーも、ただ凹凸による逃げ場的造作ではなく芸術的に眺めて美しい作り込みだフロントカウルも・・・
当然、アルミ製の特注品だ!他にも排気系等々、タバタさんの拘りが満載だった
で、当日のこのマシンのライダーはタバタさんの弟子?Iso〇さんとご一緒にお越しだった
その一番弟子のIso〇さんもタバックス製Z1に乗っておられるが、以前に・・・
不躾だが「このバイク、いくらかかってんの?」と聞いてみた
すると当時、Iso〇さんは「〇〇,000千以上かな!?」と笑って答えられた
そんな事を聞いた手前、さらに今回の方にも失礼ながら伺った
結果、Iso〇さんの半値ぐらいだそうだ
それでも、安かないシロモノだ
とかく自身の悪い癖で、興味のあるモノの価格は非常に気になる
そこには人其々に価値観が違うという前提で伺っている
それを伺って、その方の価値観がわかれば対話はスムーズに進む、とも思っている
ゆえに自身はタバックス製のバイクには欲しくても・・・乗れないだろう
そして自身はその後、ガレージに戻り乗り出したKLシェルパのメンテ
その時の帰りの道中
間もなくガレージという所の阪奈道路でシェルパが一瞬「スパッ!」と変な息継ぎをした
その瞬間だけで大した事も無そう・・・と思った
だが、ガレージに戻って軽く掃除とメンテをしている中で、帰りの「スパッ!」が気になった
直感的にキャブの吸気側が気になりエアフィルターのボックスを開けてみた
ビンゴ!だった
今までシェルパはT-PADDOCK内のバイクの中でも比較的、故障の少ない優等生だ
よって、ほとんどノーメンテ状態でオイル交換を定期的にするぐらいだ
ゆえに即座に疑ったのが吸気系、それもエアフィルターの目詰まり
ところがビックリしたのは、そんな目詰まりレベルではない
スポンジ製のフィルターの半分ぐらいが粉々になってボックスの底に溜まっていた
また残った半分は辛うじてボックス内の金網に、へばり付いていた
シェルパは故障知らずの優等生と思っていたが、他の旧車に気を取られていた自身の過失だ
早速、パソコンのネットからエアーフィルター欄に「KLシェルパ」と打ち込んだ
型式や年式もよく分かってなかったが「KLシェルパ」だけでのオーダーだ!
すると、なんと!明くる日に届いたではないか!?
真に「現行車は凄いなぁ~」と、思わず笑うしかなかった上画像のフィルターメーカー、「Twin Air」は全く知らないが特に問題は無さそうだ!
その根拠は不問としておく
早速、交換作業
ネットに出ていた画像だけの判断だったが、わずか1日で届いた事に恐れ入った
さっそく取付、走りに影響が無いか、昨日に20km弱を炎天下で走らせた
シェルパは機嫌よく走ってくれた
だが以前より挙げている1970年製の旧車、RT1はシェルパの様にはいかない
55年前のRT1はT-PADDOCK内ではシェルパの次に若いバイクなのだが・・・
何が気に入らないのか、RT1は最近、手を焼かせるバイクになっている
そんな事を悩んでいる最中!
ご近所のIshi〇さんは自身が先週土曜、月ヶ瀬に来なかった事を案じて?やってきた
いつもの他愛のないバイク談議に世相の話しやらで楽しくお茶をしながら過ごしている
そんな中で、ふと思い出し事があった!
それは自身が引退した自社の「夏のファミリーセール」の招待状を渡すことだった
自慢にはならないが、自社の子供服は「ベリ高」の高級カジュアル品だ!
ただ、その価格は「絶対裏切らない品質とセンスを併せ持つ逸品」と豪語している
そのセールに毎回、出向いて頂いてるので細やかなお礼?をした
自身は、あと2年後のT-PADDOCK家付きガレージの売却にあたって断捨離中なのだその整理中、片付けモノの中でステッカーが大量に出てきた
ステッカーは、ただ持っていても全てを無差別に貼ることもできない
よってIshi〇さんが必要であれば差し上げようと・・・
こういう時のIshi〇さんは普段と違って実にビジネスマン?らしかった
通話も終わって・・・
結果的に、そこそこの数を引き取ってもらった
毎度、毎度「2年後にバイクを降り、ガレージも売却して・・・」と報じているが2年という日々はあっという間に去るのだろう
最近、なんとなく侘しさがボヤ~っと自身を取り巻いているようにも感じる
ただ、老け込まない様には、しっかり意識を保たなければ・・・
また、あとに続く馴染みのバイカーにも、老後の良い手本にはなりたい!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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