そうなると毎度の月ヶ瀬へも、気持ち良くバイクを走らせる事ができる
また夏場に乗れなかった70年前のNSUなども、出走の機会が与えられる
早速、20日の土曜日
5月から約4カ月ぶりにNSUに乗ったが片道、約50kmを快調にトラブルもなく走ってくれた
そして、明くる日の日曜
昨日と同様に早朝の月ヶ瀬に出向いた
だが、到着して即座に目に入った「ノリモノ」に一瞬で目が奪われる
そのノリモノとは・・・
「なんじゃこりゃ号」とでも表現しようか!?中華製の250cc、3人乗車が可能な三輪バイクだ
斜め後ろから見ても、かっこエエ?・・・とは・・・だが自身は、この手のノリモノが大好物だ
細部も見てみよう
二輪用のバーハンドルで、装備も今時の普通のバイクと同じだメーター廻りも・・・
インジケーター類も今時の雰囲気で・・・
そしてシート
そのエンジンは4速(だったか?)のロータリーミッションだそうだ
日本では戦後すぐの50年代の商業バイクもチェンジペダルのギアは前踏みメインのロータリータイプだった
よってトップギアが3速、もしくは4速など位置から、そのまま前に踏めばニュートラルになる仕組みだ
当然、チェンジペダルの後を4速から3速へと踏めば、いわゆるシフトダウンは可能だった
だが、当時はシフトダウン機能を活かす人は、ほとんどいなかったように思われる
それだけ時代が「前向きに生きよう」としていたようにも思える
ほんまかいな!?(笑)
たぶんそんな心情は全くなかったとは思うが・・・(笑)
続いてフロントの足回りは・・・
なんとなく雰囲気を感じさせるタイヤがバイク用ではなく4輪用?を履いている所為かマッチョ感を感じる
当日の月ヶ瀬は下画像に写る僅かのメンバーで、淋しい鑑賞会だった
その三輪車の所有者が・・・
上画像の右端に写るIB〇さんが最近、購入されたらしい元々の値段はインタビューで40万弱と聞いた
そこに通常の乗り出し費用を足して50万に
さらに、いろいろとオプションを加えて最終、70万ほどになったとか
「高ッ!」と思うも、今時の世の中の物価を鑑みると「そんなもんか!?」と、変に納得もしている
で、大好物を目の前にして自身も試乗をさせてもらった
月ケ瀬のお茶屋前の駐車場をクルっと回っただけだが・・・
結果は250㏄とは言え三輪車で、ボディもそれなりの重量がある
走りは「至って普通だ」と観るのが正しいと思えた
また運転席には左右にアームレストがつくが、ドアが無い分ドライバーを保護する役目も兼ねていると思われる
そして後部座席は、お世辞にも・・・乗り心地は問えない
そこは二人乗車が可能だが、後部左右に乗る人間が不仲では喧嘩になりそうなほどタイトだっだ
その狭い後部座席にも乗車してみた
以上が試乗録だが、この三輪車のデータを少し調べてみた
まず車名は「AP TRIKES」とあり、輸入元は「アライブプラス社」となっている
そこには笑える、と言うよりマジの注意書きが載っていた
「高速道路を走行する権利はあるが、資格はないしスペック的に危険なので絶対にやめてほしい」
この上文は3人乗車の警告なのだろう
そんな警告文に続いて・・・
「1名でも高速道路は勧めない」とあった
この注意書きを見て輸入元が「製造元の原文の注意書き」を意訳せず、そのまま訳した様に窺えた
まぁ伝われば問題はないが今回の三輪車とは関係なく、安全を望むなら個々人が常識的に考えて行動すべきことだ
その常識的な話でT-PADDOCKにもある三輪車
ほんとの気持ちは、上画像のベスパカーで月ヶ瀬に行ってみたいと常々思っているだが約110ccの排気量で、しかもキャブが50cc用と非力なのだ
平たんな道であれば、何の問題も無く元気に走れるが阪奈道路等の上り坂は、たぶん1速のローギアでしか登れないと思われる
そんなことで、ベスパカーのチャレンジはできていない
まぁ、そんなチャレンジをしたところで誰も喜ばんし、ニュースにもならんだろう
いや待てよ!
登れずスタックしてレスキューを呼んで、牽引されていく様子が撮れればニュースになるか!?
あかん!あかん!危ない!危ない!
ええとしこいて、なに考えとんねッ!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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