2025年10月2日木曜日

『Bike in the sky』#458 脳トレには・・・

朝晩がやっと秋らしくなってきた

毎度の月ヶ瀬に行くのも、涼しいと気分も良い

だが、自身の脳ミソも涼しいと言うか、ミソが少なくなってきたのか、もの忘れが酷い

今回は、その酷さを証明する出来事から・・・

その出来事は先週の月ヶ瀬にあった

先ず土曜日
土曜日にしては珍しくお茶屋前は、けっこうな数のバイクが来ていた

ここ最近の土曜日の月ヶ瀬は暑さで、やってくるバイクの数も少なかった

だが、涼しくなると正直なもので、まるで虫の様に集まってくる

自身も、その虫のようにやってきた

その中で暫らく振りだろうか、四条畷組の2台のバイクがいた
先ずFur〇さんのDucati900

年式は不明だが、おおよそ30年前のドゥカと推測される

Fur〇さんも、このドゥカを愛着をもって長く乗っておられる

だが、最近は久しぶりに乗ると今までの様にすんなりとは走ってくれないらしい

それを聞いて自身は、なぜかFur〇さんに今まで以上の「親近感」が湧いたではないか

そしてFur〇さんの恋人?愛人?・・・それほどに仲の良いMat〇さんのバイク
BMWの~・・・う~ん・・・なんとか、かんとか言うてたなぁ~・・・

ここからの話が、先ほどの「もの忘れ」の象徴的な内容だ

ほんまに最近は、もの忘れが尋常ではない

いろいろ話した中で覚えているのはMat〇さんのバイクが「なんにしても、お高いバイクだ!」という事だけ

だが、お二人と久々にバイクに絡む「あるあるな話」で大いに盛り上がった事だけは覚えていた

またクルマについても今時事情で「そうそう・・・」と!

仕事のマジの話でも「そうそう・・・」と、内容は消えているが楽しい時間だった

その楽しかった話の中身が「雰囲気だけ」を覚えていて中身が、なかなか思い出せない

と、今回の記事にしたが、とにかく「楽しかった事だけ」の記憶しか残ってないのだ

そして帰路についたが、なんとか帰りの道順は覚えていたようだ

もし、帰りの道順を忘れているようだと「捜索願い」が出て、このブログも出てなかっただろう

それでも懲りずに、明くる日も月ヶ瀬に出向いた

当日のバイクは・・・
毎々、同じフレーズを使うが、1959年にバイク業界を震撼させたホンダのCB72!

その250のCB72は幾度かのマイナーチェンジを経て、1964年には305ccにボアアップされCB77へと進化する

同時に北米への輸出向けとして各所のディティールや速度計もマイル表示に変更されたのがCP77だ!

CP77とCB77の大きな違いはCPのアップハンドルにあるとされるが実態は定かではない

そのCP77がロサンゼルスからT-PADDOCKに来たバイクだが、世間的にはCB77として紹介している

そのCB77を月ヶ瀬に行く前日にはタンク、シートをノーマルに替えた

そこには「いよいよかぁ!」と思うことがありノーマルに戻した

その話はまたの機会で!

当日のCBは前回走行時、左右のキャブセッティングで若干ながら右が濃いようだったので同調をやり直し、月ヶ瀬に向かった

まずまずの走りで月ヶ瀬に着いたが、先着していた若手が妙にCBに興味を示してきた
ここ最近、いや今年に入ってか!?

気が付くと毎週のように月ヶ瀬に来ていたHat〇君?だ

たしか、まだ26歳と聞いたと思うが・・・

その彼が今回、やたらとCBに興味を示すので「乗ってみるか?」と声をかけた

すると即答で「はい!乗りたいです!」と返してきた

こんな風に過去にも月ヶ瀬の連中に声をかけたが、今まで乗りたいと言った人間はいなかった

ものの10分か15分ほどの試乗だったが、戻ってきた雰囲気は楽しそうだった

そして乗り味や操作の感想を聞いて、何気に自身から「このCB、売りもんやで!」というと・・・

「え~、いくらで売ってくれますの!?」と返ってきた

それを聞いて、自身の方が「え~!」とビックリした

「一応、当初のレストア費用込みで〇〇〇円やけど、大事に乗ってくれる人やったら応相談で譲るよ」と返答した

「買える、買えない」は、よくある話だが、安くても大切に乗ってくれるなら自身は嬉しいと思っている

どちらにしても、CBに興味を示してくれたことが嬉しい出来事だった

そして試乗会はもう一つあった
当日はカタナでお越しのShim〇ちゃんだ!

CB72が人気を博した昭和の40年代初頭、巷では「ヒコウキ乗り?」と称した上画像の様な乗り方をするライダーはチラホラ見かけた

ただ、当時では「ライダー」という言葉が一般的に使われていた記憶はない

他にも近年では「フライング乗り」という風に呼んでいるようだが・・・

そんな懐かしい乗り方を見せてもらって、自身には大いにウケた

また、当日は旧車ではないが他にも珍しいバイクが来ていた
1984年のYAMAHA  RZV500R

現行旧車としたカテゴリーになるのだろうが、YAMAHAらしい特異な吸入方式を採用したV型4気筒(またの呼称はスクウェアフォーだったか?)の2サイクル500cc

発売当初は、随所にヤマハの技術を取り入れたマシンとして注目を浴びた

2ストの4本マフラーがポンテンシャルを感じさせるバックスタイルが良い
と、先週の土日は久々に楽しかったが自身は、やはり最近の「記憶できない事」が情けない

誰しもいつかは通る道とされるが、その通る道は願わくばハッピーに通り抜けたい

そのハッピーな通り抜け方を見つけるのは、入手困難なパーツを見つけるのと、どちらが難しいのか!?

そんな事を考えて脳トレに励んでいる!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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