2016年6月19日日曜日

『Bike in the sky』 #42 月ヶ瀬の峠道、これから・・・

 こんにちは。

今日の日曜、朝から雨模様で、さすがに月ヶ瀬詣での朝練はできません。

しかし、昨日は梅雨時のひと時の晴れ間で、ちょっと暑いぐらいでしたが充分にバイク日和でした。

その、土曜!
朝5時半起床!
朝ごはんを食べて月ヶ瀬詣でに向かう準備をします。

この起床時間の早起きを毎土日に続けているわけですが、
そこまでしても月ヶ瀬に行くのが前の晩から小学生の遠足の様に“ワクワク”します。

その理由が何故かを説明するのは少々、難しいのですが・・・

ただ言えるのは当然、バイクに乗れる!
これが第一義ですが、更にそれにも増して楽しいのが“月ヶ瀬のお茶屋”で信者ライダー達と他愛の無い会話が・・・

これが何とも「高校生のバカ話しか!?」と思えるほど楽しいのです。
メインの世代は40歳前後、その次が50歳代!
私のような60歳越えもけっこういます。

しかし、年齢、職業を問わずバイクを軸にいろんな話題で盛り上がります。

お茶屋に一番早く来るライダーは早朝6時ぐらい!
そして、7時から8時ぐらいにはピークに達します。
なので、皆の滞在時間は長い信者さんで2時間以上!
そして、仕事の憂さを晴らすべく学生気分で過ごしているのでしょう!?

私はいつも早くて7時半。
平均で8時前には到着するように「“早朝ミーティング”に遅れてはならない!」という半ば使命感、義務感といった気持ちに駆られて、
自宅ガレージから月ヶ瀬までの約50kmをひた走ります。

その50kmの行程で20kmほど走った辺りでいつものコンビニでコーヒーブレイクも兼ねてバイクの車体チェック!
と言いますのも私のバイクは旧車ですので、故障する確率も現行車より高く、
この先の峠などで走行中に不具合が発生すれば対処が困難を極めます。

ということでバイクのチェックを終え、残りの奈良公園から月ヶ瀬までの30kmを気を引き締めてお茶屋に向かいます。

ここからは、ライダーにとっては信号もほとんどなくアップダウン有り、膝摺りコーナー有りで
ちょっと楽しい腕試しにもなるコースが連続して続きます。
しかし、途中にはポツポツと村の集落や小っちゃな観光名所の円成寺というお寺があったり、また田舎ならではの軽トラがウィンカーも点けずに突然、軽トラの向きを変えてきます。
このような所は当然、ライダー側も予測をして、「いつでも止まれる!いつでも回避できる!」ように気持ちの準備をしておかなくてはなりません。

と、「今日はなんの話しやねん!?」と思われるかもわかりませんが・・・

今回の「Bike in the sky」のテーマが「月ヶ瀬の峠道、これから・・・」とある、そのこれからは
「これから、ひょっとしてバイクの乗り入れが規制されるのでは・・・」

と、ちょっと心配している矢先に大きな事故がこの土曜に発生しました。

奈良からの月ヶ瀬までのほぼ、最後の村を抜けた辺りで事故はおきました。

私がその事故現場を通過する30分前か、もう少し時間が過ぎていたか辺りで対向から先ず救急車!

「また、誰かこけたかな・・・!?」と思って少しすると・・・「えっ!消防車!?」
そして、パトカー!

「えっ?何が起きたん?」
と先に進むと最後の村を抜けた辺りの道が広い所から少し細くなって、そこから直角に右カーブ!

そのカーブを曲がった所が事故現場でした。

そこでちょっと立ち止まると、対向から来た乗り物はクルマ!
私と同じ方から来た乗り物はバイク!

クルマの止まっている位置から「どこで衝突したのか!?」を瞬間的に推察すると、
私の来た方から見るとその狭くなっている右カーブを抜けた辺り!

クルマが進行して来た方から見ると広い所から狭くなる左カーブに入ろうとする手前!

どちらに過失があったかは私には分かりませんが、クルマの前部右側がグチャグチャに大破!

そして、バイクは一瞬でしか確認できませんでしたがバラバラでパーツが散乱した痕があり、
その痕を警察が端によせたのか!?

また消防車が来てすぐに消火したのか・・・想像していた最悪の惨状ではありませんでした。
そこはちょっと「ホッとした!」感があったのですが、

次の瞬間・・・

バイクは赤色のYAMAHAの〇〇〇!

「え~ッ!〇〇さん?」・・・「やってもたがなぁ~!」
とちょっと立ち止まるも警察官に早く行くよう促されて・・・

で現場から約10分、15分ぐらいでお茶屋に到着!

着くなり「〇〇さん、事故ってた!」の話で持ち切り!

そこで、事故直後に遭遇したライダーから〇〇さんの状態を聞くと取りあえず命に別状はないとの事でひと安心。

しかし、大怪我であるのは事実!
その様子は聞くだけで「ゾッ!」とする症状で、この話はここでやめます!

たぶん、「完全回復には半年以上はかかるのでは・・・」
「治ってもバイク、乗れるかぁ~!?」

しかし、一番多くの声は「〇〇さん、いつも村ん中でも飛ばしとったからなぁ・・・」や
「いつも注意しても聞きよらん!」や「いつか、ヤるんちゃうかなと思ってた!」など、厳しい声が多く上がっていました。

皆さんの声は、けっして〇〇さんの批判や悪口ではありません。

日頃から、皆さんに注意を受けながら、やはり飛ばす!
増してや人やクルマの出入りのある集落の有る所を安全に走らない〇〇さんに問題があったと言わざるを得ません。

ただ、事故の過失がクルマなのか、〇〇さんなのか!?これは分かりませんが、仮に過失がクルマにあったとしても、

バイカーには月ヶ瀬への峠道は楽しい、面白いコースです。
しかし、その分スピードも自然に上がり更にブラインドのカーブの先へのリスクも上がります。
やはり、そこを制御できてこそ“グッドライダー”“ベストライダー”となるのでは・・・

言いたいのはこちらが注意していても、無謀な相手が突っ込んで来ることも十分考えられると
注意する事が重要だということです。

偉そうに言います私も、この月ヶ瀬の道中でブラインドの左カーブ入った所で停車していたワンボックスのクルマの後方に突っ込み、左肩を亜脱臼しました。

幸い皮ツナギ等のフル装備のお蔭と帰り道という事で速度もさほど出ておらずでしたが、それでも救急車のお世話になった経験があります。

それ故、ブラインドのカーブは今でも“トラウマ”があって安全運転?だと思います。

しかし、バイク側は全てが安全運転か!?
騒音は?
マナーは?(3人乗りをする違反の私の孫ども!)
これがタイトルの「これからは・・・」と関係してくるのですが、上述しました月ヶ瀬の道中に“円成寺”というお寺があります。

定かではありませんがその近隣の方々から警察に対して何やら騒音なのかマナーなのか・・・
陳情?のような事でバイクの締め出し運動をされているらしいです。

また、たまにお茶屋さんに来る白バイ隊員さんや速度違反取締のお巡りさんから直接聞きました話でも
「村からバイクを規制してほしい。」といった声は上がっているそうです。

となると、今回の消防車も出動の事態となれば我々ライダーは一切の言い訳を聞いてもらえません。
それだけ、まだまだバイクは一般の人から見れば“社会悪”と思われているところがあります。

ひとりだけの安全運転ではあかんでしょう!?
皆が、意識をしなければ・・・

せめて集落のある、人が住んでる所はマナー良く走りたいものです。

また偉そうに言います私は速度的には相当、大人しくなったと思いますが・・・
問題は私の旧車の騒音にあるとおもいます。

基本は当時(50年前後昔)の騒音基準で車検も通るのですが、やはり今の時代では爆音に近いです。

ここはやはり・・・せめて集落の有る所は静かに走る様に心掛けたいと思います。
それよりも、このブログを読んで頂いているライダーさん達にお願いです。
(私自身にも言い聞かせる意味も込めて・・・)

飛ばす飛ばさないはライダーの意思です。

とにかく、「ここで事故ったら、人に迷惑がかかる!人を巻き込む!」

この気持ちを忘れず今一度、自身の走りを見直してみてください。

そして、月ヶ瀬のお茶屋でまた楽しい話がこれからもできるように・・・

「〇〇さん!早よ元気になって月ヶ瀬の朝練に出といでや!」

それでは皆さん、安全運転で!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi

2 件のコメント:

  1. 月ヶ瀬付近で事故が有ったのですね、悲しい限りです。
    数年に1度は、大きな事故が起きますね。
    気を付けて走っていても、恐い思いをすることは有ります。
    しかし、明らかにブラインドカーブで抜いて行く猛者?も居るのも事実です。
    事故が起きると家族や回りの人々に迷惑が掛る事を常に考える事が必要だと思います。
    Tatsumiさんの言われ通りです。
    皆さん、安全運転で(^_-)-☆

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  2. はい!まったくその通りです。
    けっして他人事ではありませんので、皆で意識を高めたいものです。

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