新学期も始まりましたがコロナ感染が10代以下の子供たちにも拡がり全く予断を許さない状況が続いております。
私にも中学一年を筆頭に最年少は小学一年までの孫が6人もいることから決して他人事とは思えません。
とにかく早くコロナ禍が収まることを祈るばかりです。
しかし祈ってるわりには、この年寄りは毎週月ヶ瀬詣では欠かさず、自慢にはなりませんがマスク着用、人とは一定の距離をとる対策励行で不良っぷりを発揮しております。
その不良っぷりで先週の月ヶ瀬から!
早朝の土曜日ですが乗り出しましたバイクはHONDAのCL77カリフォルニア?仕様!
到着してしばらくすると早朝組の皆さんに囲んで頂き恒例の「ダメ出し会」が・・・そして「どれどれ・・・」と
「クラッチ、重たいなぁ~!」と聞き慣れたダメ出しが始まりました。
これも儀式のひとつです。
しかし私は全く別のバイクに興味津々!
そのバイクはBMWのR100GS同じく早朝にお越しのSi〇さんのカタナ友達のバイクです。
発売年は1987年から始まりパリ・ダカールラリーで4連勝をしたR80の後継者としたエンデューロマシンです。
色も鮮やかですがけっして奇をてらった嫌味感もなく、また旧車、旧車してるわけでもなく、かと言いて現行車ほどのスッキリ感があるわけでもなく、なんかグゥ~っと引き付けられました。
欧州は工業製品にもデザインに力を入れる国が多くグラフィック一つをとっても人を引き付ける力、いわゆる“アテンション”を意識した面がこのGSのGASタンクにも見受けられます。
他にも
エンジンは既にお馴染みの水平対向ですが、このエンジンはロスの多いOHVのプッシュロッド仕様です。
デザイン的な面とは真逆なところも・・・
どちらかと言うと無機質?武骨?と言う言葉が合うような計器類!
この時代の計器類はイタリアでもフランスでも同様に、ある意味で戦闘的です。
ですが車体のデザインやカラーリングを柔と表現すれば計器類は剛となり「剛柔併せ持つ」センスを私見ですがカッコ良く感じます。
では日本のバイクの歴史でデザインされたのは?
と言えば、やはり欧米の乗り物を参考に?もしくは、そのまんまのコピー?という時代が相当長くありました。
そこで、かのホンダさんがヨーロッパ視察をしていろいろと部品や技術を吸収して帰国をされたそうですが「日本は他国の物マネをしていては、いつまで経っても他国の後塵を拝することになる。」と言われたとか・・・
そこで本田さんが1957年頃?閃いてデザインしたと言われたHONDA C70のフロントに代表される「神社仏閣スタイル」を日本で最初のデザインをしたバイクと言われたとか・・・
その後、正確ではありませんが1960年代に入った頃ではこの神社仏閣スタイルのバイクを用いた元祖ヒーローもののテレビドラマ、「月光仮面」で一躍有名になります。
その月光仮面が針テラスに登場!
全く月光仮面とは程遠いのですが・・・最近、ちょこちょこ当ブログにもご登場頂いてますHin〇さんです。
ご本人が「このバイクやったらこれでしょ!」とヘルメット用?のマスクを取り出し右手にはピストルに見立てたグローブをそれ風に掲げ・・・
まぁ当日は大うけしました。
で、そのHin〇さんが跨るバイクが神社仏閣の一台。
このバイクのオーナーさんは最近、毎週お会いしています甲賀市からお越しのFu〇さん。
1959年頃のHONDA C92 ?だったかな125㏄の当時のビジネスバイク。
タンクのパッドとハンドル周りからすると1963年のベンリイCⅢ92のようでもあるのですが・・・
どちらにしても普通には部品は全く出てきません。
また昔のバイクは機能はともかく上述のBMW同様、造詣物が今には無い魅力を感じます。
またワイヤーもいつ切れるか分からないことからスペアを車載されております。
さらにワイヤーのタイコもレバーに合う太さのボルトを加工して非常用に。適合するタイコが無い場合はこの手法はアリかもです。
そんな手造りでは私も先日、とあるバイクのカスタムの依頼を受けまして、どうするか思案中でした。
そこで対象物に合うもので先にT-PADDOCKにありますバイクで試作にかかりました。
T-PADDOCKの在りものシートに補強材のアングル材を加工して取付!次にオリジナルの鉄製フェンダーの代わりをアルミ材で製作
その結果、シートを仮で載せますと非常にすっきりした雰囲気になりました。この段階でご依頼の方の次の計画が決まるまで一先ず中断になりますので、その日は作業を終えノンビリとテレビでも見ようと・・・・
そして時間も夜の8時頃、私の携帯に某警察署のTo〇警部から連絡が入ります。
すると・・・
警部 「今、万代の前ですねん。」
私 「どうしましたん!?」
警部 「ガソリンが・・・」
私 「え~」
警部 「そこまで押していきます」
で、汗だくでお見えになりました。
この日はこのバイクを中古で買われたので西宮まで引取りに行かれたそうです。そして先方のバイク屋さんから「ガソリン入れときましたんで・・・」と言われ、てっきり満タンでないにしてもそこそこ入ってるだろうと、そのままご自宅がある生駒に向かわれたそうです。
ところが生駒に向かう阪奈道路上り口付近のTaichi前辺りでエンジンがブスブス・・・ブスっと止まってしまったそうです。
Taichi近くのスタンドも既に閉まっていたそうで念のために上の画像の予備タンクを確認するもゼロ!
非常時用の予備タンクが空しく映っておりますバイクは・・・
今人気のハンターカブ!新車も考慮されたのですが「半年以上1年ほど待ち」だそうで、そこまで待てないことから中古を探されての1台を購入されました。
それがこの当日であったわけですが西宮から帰りはルンルンで走っておられた思います。
それが真かのガス欠!
そこで私にレスキューとなった訳ですが冷静に考えますと最近ガソリンスタンドが確かに減っているように思います。
私の住まう大阪東北部の東大阪はスタンドがここ数年けっこう廃業しております
近くには1軒あるのですがガソリン単価は高くまた19時頃には閉まってしまいます。
これからはちょっと用心した方が良さそうです。
この警部、次回はCB750のメンテ&整備のレクチャーでお越しになる予定です。
私は逆に白バイ隊員の方達の重量級バイクをどんな状況でもリーンウィズで軽快に走るツボを教えて欲しいのですが・・・
ここには持ちつ持たれつはないのかな?
ではまた。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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