昨年、夏頃から自身が乗るバイクの重たさをハッキリと自覚し出した
そんな自身の思いをブログに綴るようになった途端、自身の未練とは真逆の方向に目の前からバイクが消えていく
特に昨年末から、いわゆるお宝バイクと称されるDucati Mach1やDucati MHe、CB750 K0達が毎月の様に一台づつ消えている
そして今月に入ってはこの数年で問い合わせが最も多いYAMAHA XS-1初期型にお二人の方から代わる代わる何度となく連絡をいただいていた
それが先週のブログの続編になるのだが・・・
その内容はご夫婦でXSの確認のためクルマでお越しになったこと
が、沖縄の方がクルマで?
ナンバーを観ると中部方面の標記
ガレージ前で左ドアが開き先に下りられた奥様に「沖縄の~」とお尋ねすると間髪入れず「ハイ!」と・・・
そしてガレージに車を入れられ、旦那さんも下りられるとXSよりも当ガレージに興味を示して頂いた様子で、その受け応えが楽しかった
お陰でコーヒーをお出しするのも忘却の彼方に・・・
私的には非常に上品なご夫婦に感じたので何を生業とされているのかが気になった
プライバシーに関わるのでハッキリとは確認しなかったが働き方が、なかなかユニークだった
お仕事は沖縄で洋服を造っておられるということで、奥様がデザイナーとして創作
旦那さんがそれをネット等で販売されるビジネス
そして定期的に本宅のある名古屋に戻り、また長閑な環境の沖縄で仕事をされるというサイクルで過ごされていた
なんと優雅な生き方なのだろうか
そんなお二人の話しを聞いてT-PADDOCKのXSに興味を持たれたのが理解できた
XSには旦那さんが乗られる予定なのだが日本中のXSを探されても、なかなかいいモノに出合えず、見つけたとしてもオリジナルの車体色がどうしても馴染めないとか
ほぼオリジナルのXS-1(上の画像は本文とは無関係)
で、ご夫婦から「どうしてXSをあの色にしようと思われたのですか?」
と、ご質問を頂いたが
「こ~こ~しかじかで・・・」と、お答えし・・・
そして「エンジンをかけて排気音を聞きたいのですが・・・」のメインの課題の一幕へ
だが、XSのエンジンを旦那さんは掛けられるのか!?
緊張が走るガレージは、いよいよXSのお客様にとって最大の難関ステージへ
と言うのも当該XSはシリンダー内の圧縮が高くキック始動に慣れていないとすんなりとは掛からない
その証に今までの購入希望の方が何人かお見えになり、キックでエンジン始動を試みて頂いたが全滅だった
しかし今回のお客様はYAMAHAのSRでキックには慣れているとのことだった
結果はいかに・・・
数回のキックで奇跡が起きる
「ドド~ン!ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、ドド~ン!!」
「お~~!」
旧車乗り以外で初めてこのXSのエンジンを掛けられた人だった
掛けたご本人も、やや興奮気味で満面の笑みを浮かべられていたのには、こちらも嬉しくなった
そして2時間半のご滞在終盤で話し合われた結果、奥様に背中を押されたご主人から
「買います。」と・・・
ご夫婦ともに「Webサイトで観るより実物の方が断然キレイで・・・」と言って頂き
旦那さんからは「排気音も最高で、今買わないと後悔しそうで・・・」だった
この方達だったらXSも大切にしてもらえるだろう
そして、お二人は揃ってまだ40歳と若くこれからの人生もきっと素敵に過ごされるのだろう
同じ40歳では、T-PADDOCK三重支局長も同い年で家族円満に過ごしている
その三重支局に、この3連休でCB77のマフラー修復の依頼ごとで行ってきた
しばらく見ないうちにガレージ内はレース用のオフ車が2台と、同じくキッズ・レース用のオフ車が2台
おまけに、それらを整備するツール類が所狭しと詰め込まれていた
そこに
今、バイクに乗るのが楽しくて楽しくて仕方がない支局長の小学一年のジュニアがMTBで登場
話しかけても恥ずかしいのか、まだあどけなさが残る中で一生懸命、バイクの事を語っていた
この支局長ジュニアは先日には、とある大会で賞を取っていた
T-PADDOCK630三重支局長とジュニアのタイチ君
MFJ公認の中部チャンピオンシップ、Child Aクラスで堂々の3位
1位、2位はレース歴や学年も1,2年上の選手らしく、その中で小1のタイチ君が3位に入るとは
なかなかヤルではないか
そんなオフロードで刺激を受けた訳ではないがこの日曜には自身も林道に行ってきた
昨年暮れに画像右端のShim〇さんの呼びかけで結成された「月ヶ瀬オフ班」のメンバー
左からOka〇さん、Ab〇さんと今回初参加のKen〇さん
今回で3回目ぐらいの林道プチツアーだがペースが比較的ゆったりなので老人の私にはちょうどいい
(Oka〇さんの画像を借用)
数年前の月ヶ瀬では猛者が集まる「月ヶ瀬林道部」が結成され私も参加していたが山を走り回るペースが・・・
それはそれは・・・時には恐怖すら感じることもあった
まぁどちらにしてもバイクと戯れるって
人が共通して持っている普遍的な感情や関心を突くってことではないだろうか
でもほどほどにしなければ・・・
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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