まぁこんな時もあるだろう
その少ないネタで・・・
CB77のロングタンク
このCB用のファイバー製タンクが僅かなガソリンの滲み漏れを起こしている手に入れて30年以上の歳月が過ぎたが最近、タンクのコック周り裏側から微妙な滲みが起きていた
ファイバー製という事もあり、止むを得ないと言えば止むを得ないのだが・・・
そこで、ダメ元で・・・
最近、当ブログによく登場するガスタンクの補修剤シーラーを試してみようと思ったそこにはBeckのガスタンクも先日、シーラーを使って綺麗に処理ができた事がある
ただ上画像のCBのタンクはファイバー製なので、このシーラーが使えるかどうかは不明だ
説明書きを読むと「Not for use on plastic」とあった
CBのタンクはプラスチック製ではなくファイバー製だ
だが、結論からすればプラスチックもファイバーも同じ合成物質だ
ただファイバー製の方はプラと違って繊維素材が布状に面とした組織になっている
その面にシーラーが絡んでくれたら補修はできる事になるのでは・・・
一か八か、チャレンジだ
そんなチャレンジができるのも冒頭に述べた様にCBのタンクは30年以上使ってきた老体だ
よって半ば「ダメ元」のチャレンジなのだ
シーラーを少量、タンク内に注ぐ
底部にシーラーが「ドロッ」と溜まるが、そこから前後左右に満遍なく行き渡る様にタンクを回す
次はタンクの左右側面にシーラーが行き渡る様に、横にしてタンクを回す
そこからタンクを逆さにし、前方部を上げてシーラーが玉にならないようにグルグル回すだが、これぐらいではシーラーは固まってくれない
やはり金属製タンクと違い合成素材のタンクにはファイバーであっても・・・
その状況下でも半日以上、タンクをグルグルと腕がダルくなるほど回していた
なんとか全体にシーラーが絡むように内部には被膜が出来ていた
これで一晩寝かして問題なければ、3日ほどの完全乾燥に入る
一晩寝かした明くる日、タンク内を確認
「え~っ!」
タンク横面のシーラーは、薄っすらと被膜にはなっているが、ほとんどは底部に溜まってしまっている
ここまでになると結果としては失敗と言わざるを得ない
ただ、一度ガソリンを入れて滲みが消えたかどうかは確認した方が良い
というのもガスが滲んでいる箇所はコック周りの底部周辺だけなのだ
続いての僅かなネタはRT1だ
3カ月前、奈良市内でオーバーヒートによってスタックしてしまったその日は、なんとかレスキューに頼らずセルフでガレージに運ぶことができた
今まで優等生のRT1だったが、今年の異常気温と湿度には抗えなかったのだろう
こういう症状の時の対策は意外と難しい
よって一先ず、基本のセッティング(ガバナ進角、点火時期、ポイントギャップ等)に戻す
さらにキャブレターのオーバーホール及び各スクリューのセッティングをして・・・
エンジンを掛けてみる
キック一発でエンジンが目覚める・・・と思いきや、4,5回のキックを踏んで目覚めた
あとは実走で確認しないと、この段階では何とも言えない
続いてW1S
W1は特に問題はないがW1の車重が、73歳になった自身にはやはり気が重いとは言え長年、苦楽を共にしてきた同志の中では最も、その時間は長い
定期的にはエンジンを掛けているので、最初の儀式をきちんと踏めばすんなり始動する
さて今回の点検は、ここまでだが現在のガレージから退去するまであと1年半だ
それまでに、この子達をどう整理するか!?
それもあるが自身がバイクの無い中でこれから、どう過ごすかも大きな課題だ
一先ず来年になればバイクはオークション等で片付ける方向にある
幸い? かは分からないがKLシェルパは今のところ残る予定だ
軽いし、よく走るし、燃費もいいし・・・いまのところ超優等生だ欲を言えばガスタンクのカラーリングがマットブラックだったらもっと愛着が湧くのだが・・・
どちらにしてもバイクは片付けなければならない
まさか、こんな日が来るとは・・・
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
生涯現役というみちはないなでしようか?
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