2019年5月16日木曜日

『Bike in the sky』#130 今どきの若いもんは・・・

こんにちは。

今回のタイトルは「今どきの若いもんは・・・」で始まるのですが、
いつの時代にも言い続けられる年寄りが若い人たちを窘める循環的諫言とでも表現しましょうか、
筆者の若いころも上の世代から言われ、また今の若い世代に対して筆者の世代が「今の若いもんは・・・」
と嘆き節を言います。

ですが、今回T-PADDOCK630の主が感じます「今どきの若いもんは・・・」は今どきの年寄りより
逆にマナーが良いというお話しです。

T-PADDOCK630の所在は東大阪市の北部、生駒山麓の善根寺町(旧発音ぜんごんじちょう)に位置します。

その生駒山系大阪側麓から約2kmほど西側を南北に170号線の外環状線が走っています。

その外環状線から山側に昔の高野街道と言われる狭い道幅の旧170号線が同じく南北に走り、
今では近鉄バスの幹線道路となっています。

信号も多くバスやちょっと大型のクルマとすれ違う時は常に双方を走る車のどちらかが行き交う時、
譲り合って待機する場面が頻繁にあります。
その際、待ってもらっている時は手を挙げて「ありがとう」のサインをします。
すると待ってる側も「どういたしまして」と手を挙げたりします。

そして筆者が住まう善根寺側はそのバス道からさらに山側にある細い道が同じく南北にあり
この道は車1台が交互に通るときは絶対にどちらが待機して譲り合わないと通れない道幅なのです。
その道を善根寺町に約14年ほど暮らしている間にずっと感じていたのですが、
特にここ最近、腹立たしいくらいに当方が待っているのに相手側のクルマは、さも待たせるのが
当たり前のように手を挙げるでもなく目も合わさず”シカと”無視して過ぎ去ります。

ここで本題の「今どきの若いもんは・・・」なのですが、若い世代と推定60歳オーバー世代とでは
筆者の感覚的な分析では3:7で圧倒的に60歳オーバー世代が無視っていきます。

若い世代でも無視っていく輩はいますが、それは女子が多くほとんどのドライバーは軽く手をあげるか
手を挙げる余裕がなくても頭を軽く下げて会釈をされるなど・・・

すると筆者も軽く手をあげ「どういたしまして」と応えます。
そうするとお互い気持ちも良いもんで交通マナーにも一役買っているようにも感じます。

なのに年寄りは嘆かわしいことに”シカと組”に多いのです。

昨今、年寄りの痛ましい交通事故が多発しているのには挨拶もできない余裕のない老人が多い所為も
あるのではと思いたくなります。

そんな年寄りに”言い得て妙”的な、ちょっとオモロイ「18歳と81歳の比較現象の7つの纏め」を入手しました。
筆者も今はまだ笑えるのですが、あと数年でこの右の仲間になるのかと思うとトホホです。

上の画像の「18歳と81歳の比較ネタ」を頂いたのが・・・
この画像、右の御仁、東大阪のセレブリティ南野さんです。

左の奈良のセレブリティ中川氏のご友人で伴に「乗り物道楽」・・・イヤ失礼!
「乗り物をこよなく愛する」その熱い絆で結ばれた御方たちです。

その南野さんは月ヶ瀬早朝にはお久しぶりの登場
当日はこのバイクで。
ヤマハのR1M?だったかな・・・
南野さんにしては比較的長く乗っておられような・・・

そして、あくる日の日曜は毎度の月ヶ瀬。そして・・・
いつもの針テラスへと!

ここ最近、このコースで走ってますと確立99%で針テラスでBuell乗りの石原さんと遭遇します。

そして当日も月ヶ瀬のあと、再び石原さんとご一緒!

ここからは筆者が先導で石原さんを従え、東大阪への帰路を担当。

こういう猛者を後ろにして走るときは筆者の鉄則があります。
「後ろには誰もいないと思え!」です。

おかげで後ろを気にせずマイペースで般若寺セブンまでBuellをチギッて?気持ち良くは走れました。

般若寺の信号待ちで石原さんが筆者に並び「気持ちエエ~!」と雄叫び!
確かに車も少なく、速くもなく遅くもなく適度に峠のカーブを楽しみながらのひと時でした。

般若寺からは石原さんが先導でしたが気がつくと、いつの間にか行方不明に・・・
さて何処へ行ってしまわれたのか・・・心配です!

心配つながりで・・・
どこかで見たようなハーレー、スポスタ!

それが・・・
左のクランクケース開けて何やらミッションをばらしている・・・
(サイドを開けるだけでミッションを取り出せるとは・・・それだけミッションの不具合が多いのか!?)

そして・・・
このスポスタ主によると「白蛇占い」の儀式中らしいです。

何やら爪のようなものが折れているような・・・

結局はそのパーツを発注することでしばらくは乗れないとの事!

さて、このバイクの持ち主は?
左に立って談笑中の大魔神こと現在、高松在住の平井さんです。

上の画像、先々週の月ヶ瀬に高松からお越しの様子ですが、この道中でスポスタのミッションが
3速、4速辺りが入りにくい様子だったようで以前からミッションの不具合はあったような・・・

そこでT-PADDOCK630が以前「ギアオイル要りませんか?」とインフォを流すと、ある二人のお方から
「もらってもええかな!?」というお方と、今回の大魔神殿の「絶対欲しい!」というリクエストがありました。

大魔神様の方が喫緊の様子ゆえ、大魔神様にお譲りすることに・・・

すると
「オイル、届きました!」とご連絡をいただきました。

しかし、オイルを変えるだけではミッションの不具合は解決しないということでミッションをばらしての
作業になったという経緯でした。

そして、上の画像4枚を大魔神様から送って頂いた明くる日、
T-PADDOCK630になぜかマジの年寄り用のオシメとうどんを頂戴しました。

うどんは高松名物ゆえ理解はできるのですが、なぜオシメが・・・?
で、お尋ねすると「NSUやCB、CLのお漏らし対策にどうぞ!」とお気をつかっていただきました。

しかし、バイクのお漏らし用というよりは筆者のお漏らし用の方が現実的で
「いよいよここまで人様に気を使って頂く齢になったとは・・・」
と少々ナーバスに落ち込むような心情に・・・

ではあるのですが、人に気を使う大魔神様のお心はタイトルの「今どきの若いもんは・・・」を
若い世代か年寄り世代か、「今どきの・・・」をどちら世代に当てはめればよいのか!?

大魔神様の世代(月ヶ瀬信者のコア世代)が一番中途半端な世代のような・・・

ではまた!

追伸:来週はアメリカからT-PADDOCK630 JOURNALをお届けできればと思っていますが・・・
できるのかな!?

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2019年5月9日木曜日

『Bike in the sky』#129 そないボロクソゆわんでも・・・

こんにちは。

毎度のT-PADDOCK630ブログです。

今回はGW後半の月ヶ瀬の様子です!

タイトルの「そないボロクソゆわんでも・・・」を先ず標準語に直しますと
「そんなにメチャクチャ言わなくても・・・」となります。

その筆者がメチャクチャ言われた月ヶ瀬の様子をお届けします。
GW最終日6日の月ヶ瀬に筆者はT-PADDOCK630が誇る?動く資産”のNSUで参りました。

今回のNSUでの登場はGW前からひと月ほど掛けてコツコツとセミレストアを施しておりました。
その出来具合を月ヶ瀬信者の皆さんに愛でて頂こうと乗り出したのですが・・・

到着するなり上の画像のように一斉に取り囲まれ

「どこ直したん?」
「オイル漏れ、まだあかんやん!お漏らししとるやん!」
「タイヤのスポーク、えらい緩んどるやん!」
「ガスタンクのキャップ、ガタガタゆうてるやん!」
「溶接もヘタクソやなぁ~!」
などなど、筆者の心は信者様の心無い罵詈雑言にボキボキと折れる音が聞こえるほど痛みました。

と、な~んてことを感じるほど筆者は弱くはありません。

「も~、うるさいなぁ~!」
と軽くいなしながら
「でも、リアにインナーフェンダーを付けてんでぇ!」
と返せば
信者さんは「お~、どれどれ・・・」とリアに視線を注ぎます。
「それもアグスタF4のフロントフェンダーを逆さにして付けてんで!」と返すと
一同、「ほ~、ふ~ん、へ~、う~ん!」と、やや大人しくなる始末!

でも一番意見を聞きたかった本体の色には誰も触れずで、そちらの方が筆者的には物足りなさを感じました。
以前のライトブルーから、ややグレー味を足したようなマット地のスモーキーブルーに塗り直し!
そして、オイル漏れチェックも確認し、同時に細部の今まで手付かずの細かい箇所を修復と
けっこう手を入れたのですが、そんなところはお構いなしのダメ出し探しの月ヶ瀬信者でした。

まぁ、これも月ヶ瀬信者の愛情表現と受け止めましょう!

その証に、毎度の石原さんが「ちょっと跨ってええ?」と・・・
そして、その様子を「何がおもろいねん?」と言わんばかりに東内さんに見守られ・・・
いたずらっぽい表情でNSUに跨る石原さん。
「俺もいつか伝説のバイクに乗りたいなぁ~!」と思われたかどうかはわかりません。

しかし、男はいくつなっても少年のように乗り物に興味を抱くのは、ここ月ヶ瀬に限っては健在です。

その健在ぶりは当日のお茶屋さん真ん前のパーキング。
なかなかこういう風にオープン系のスポーツカーが綺麗に横一列に揃うのは月ヶ瀬でも珍しい現象です。

やはり、ここに来られるお方は乗り物が、それも普通の乗り物ではなく刺激がある乗物になるのでしょう!

その刺激的な乗り物で筆者は・・・
今、ハマってるのが・・・
その話は一番最後の記述とします。

のちほど!

そして、その珍しいと言えば・・・こんなお方が久しぶりに月ヶ瀬に。
前日の土曜日の早朝!
逆光で大魔神様のご尊顔が・・・

その方は・・・
現在は四国の高松に仕事の都合で転勤。
その高松から「俺がおらんと月ヶ瀬は盛り上がらんやろ!?」と大魔神こと”スポスタ”乗りの”平井さんです。

最近、石原さんの毒からしばらく逃れられておったのですが、もっと強い毒の持ち主が登場で
月ヶ瀬は厳戒モード!

たしかにアホな話をさせれば下手な芸人よりよっぽどオモロイ話の達人です。
しかも”オカマ”歩きができるパフォーマー!
オモロイ話の聴衆者!
左から中川さん、石原さん、松村さん、そして山田さん。

その日は筆者はまたCB72で!
大盛況です。
当日の月ヶ瀬は今年一番級の気持ち良さも手伝ってバイクイベント会場さながら!

月ヶ瀬早朝組の中でも特別早い出勤をされる組合長?の竹岡さん。
いつもはマイペースでそそくさお帰りになるのですが珍しく本日は、まだおニューなツナギ姿で残留だったような!

と、冬の寒い季節から暖かくなると人は今までと違う装いで気分を変えようとします。

そんな気分を変えたくなる月ヶ瀬!
そこにはバックの新緑に大好きなバイクと、ひと時を自然豊かな場所に身を委ねる・・・

これが月ヶ瀬!

しかし、筆者はいつもケチョンケチョンに言われる!
でも懲りずに月ヶ瀬詣で!

それほど魅力的なのか!?

魅力と言えば・・・で、強引に前述から筆者が今、夢中になってるお話に・・・
スケートボード!
です!

とにかく怖いのなんのって!
バイク乗れるからと、ボードに片足を乗せて立とうとした瞬間・・・
何が起きたかわからんうちにズッデぇ~ン・・・
と身体が宙に浮き、そのまま床に叩きつけられる始末!

それでも数か月前から毎週通い始めて少しは上達?し、なんとかターンができるかどうか・・・
までなりました。

ここは今、筆者がビジネスとしてサポートさせてもらっていますNRSF(奈良ローラースポーツ連盟)の
大和郡山スクール施設です。
やっとこさ乗れるようにはなったのですが・・・

ここのスクール生は大半が小学生から中学生。
中に数人の大学生もいるのですが、その上は間が無く40歳台が1人か2人ぐらいまで!

その世代からだいぶ空いて筆者ひとりです!

ここのスクールでは筆者はけっこう有名人になっているようで
スクール生の親御さんからは「えらい爺さんが来てはるらしいで・・・」と。

いまから頑張って2024年のオリンピックには出場できるように特訓中です。

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2019年5月2日木曜日

『Bike in the sky』#128 GWだというのに・・・

こんにちは。

元号が「平成」から「令和」に改められ気持ちもリセットされる今年のGW!

筆者の場合、つくづく「平和な日本に生まれて良かった」と実感できる心境なのですが・・・

とは言え、筆者だけが安寧な暮らしを喜んでいて良いのか!?

と大袈裟ですが「令和」の時代に入って、その時代を生きていかなくてはならない後世の人たちのことを慮ると
けっして手放しでは喜べない現実が今の日本にはあります。

それは・・・
と、また話し出すと”T-PADDOCK630”の「Bike in the sky(バイクに纏わる絵空事)」の記事路線から逸脱します。

よって、この話はまたの機会で・・・

ということで今週の記事は、やはりGW中のバイク記事を!

しかし、今回のブログはメチャ長文になってしまいました。
たぶん暇している人もいらっしゃると思いますので是非、暇つぶしにどうぞ!

まずは28日のW1ミーティングの様子。
W1ミーティングは名阪壬生野インターから数キロの”道の駅あやま”裏のあやま文化センターで、ここ数年行われています。

筆者は”凄腕バイク屋”のDMさん達と天理インターで合流!
手前のW1Sの所有者は下の画像。
ドライビングスクール教官の木村さん!
実はこの木村さん、大昔からBuellをお持ちですが改めてBuellの乗り味談議に。

すると「めっちゃオモロイで」やら「めっちゃ速いで」「峠は最速ちゃいます!?」とか
どこかで聞いたようなセリフが嵐のように・・・

そこで筆者は「売って!」と言うと「う~ん・・・」でした!

そしてこんなバイクも合流組に。
和歌山の市会議員、門さんのロイヤルエンフィールド525ccの単気筒!
このロイヤルエンフィールドですが今のバイクでインド製。ムードは英車風カフェ!

ここで皆が揃ったところで一路、大内インターまで!
すると・・・
往年の名車、RGBγ500のミーティング!

これだけの台数が揃うと精悍です。

そして、ここから一気に”あやま”まで!
あやま文化センターに着くと・・・奥にW1が集まりだして・・・
おるわ、おるわ!生きたシーラカンスと言われるW1が・・・
多種多様なW1たち
このW1はKAWASAKIに吸収される前の1960年メグロ500ccK1から数えると、その後のK2を経て
KAWASAKIになり650シングルキャブのW1、そしてツインキャブのW1S、左ブレーキから右ブレーキになったW1SA。
そして1973年のW3こと650RSと6代か7代も続き未だに日本ではファンが多いバイクです。

その魅力はやはり独特の”キャブトンサウンド”と言われる排気音でしょう!
その排気音で言えば、上の画像はスクランブラー用アップマフラーを装着した輸出用のW2TT。
バッフル無しレアバイクです。

またレアと言えば、こんなパーツを使って・・・
ダブルパネル、いわゆる左右両面のフロントドラムブレーキ装着のW1S
このパーツはほしいィ~!

そんなパーツではW1愛好家、浜松W1クラブさんからはパーツ販売も・・・

さらには同愛好家、岐阜の西田さんによる愛車点検も・・・
ポイント部分をヤスリで磨いている・・・西田さんのお弟子さんか!?
どなたかのWのポイントカバーを外して整備中の様子!

当日最後はこんなイベントで締めくくり!
ジャンケン大会!
ジャンケンで勝ち残った人にW1の希少パーツが貰える・・・今回はW1のレギュレターとか!

そして、あくる日の29日。

奈良の旧新庄町会館近くで「日本旧車会の」集まり!

凄腕バイク屋さんによれば、この集まりを”貧乏ミーティング”と茶化して言われているのですが
その謂れは話せば長くなりますのでここではカットで!
今年の様子は天気予報では雨模様との事で例年の半数ぐらいの参加車!

この旧車ミーティングでは俗に言う”ゲテモノ”から”お値打ちバイク”まで種々様々!

先ずは
今回、一番ギャラリーを集めていたのが昭和30年代のラビット?ベースをローダウン仕様にした改造車。

スイングアームや全長150mmほどのリアショックも別作であろう感じでエンジンも95ccのホンダ製のような中華エンジンか!?

シフトペダルはなく画像のステッキの柄のようなハンドシフトレバーによる懲りよう!

とにかくベタベタのローダウンでロードクリアランスは5、60mmぐらいでバンク角は10~20度でほとんど倒せない。

しかし、乗ってみたくなる楽しそうなスクーターでした。

同じジャンルでは
1956年製、伊藤機関工業のIMC OB型バイク

OB型は瓦斯電(ガスデン)製エンジン搭載の125cc2ストシングルで6馬力、最高速80km/hだったのですが
同年OB型に同じく瓦斯電製200ccのエンジンを搭載したP型が発売されておりました。

この200ccのエンジンは2スト単気筒で圧縮比5.9 出力8.5馬力で最高速は92km/hも出たそうで
大和郡山のバイク屋さんの小松さん?が自走で来られてました。


さらに
BSA M20に跨るコスプレ満点の池田さん!
このM20はマジで英国からミャンマーに渡り、ミャンマーで仕事をしていた池田さんが船便で日本に持ち込んだ歴史あるバイクです。
郵便配達用バイクとして何年もの間を熟していたことからコスチュームも当時のポストマンの出で立ちでか!?
筆者には戦時中の日本兵にしか見えないのだが・・・

また
ホンダの
ポートカブ
当時、カブの廉価版として、たしかミッションも2速だったような・・・

そして、真逆では
スズキのリッターマルチエンジンを載せたビモータ!
この辺はソソられます。

ソソられついでには
英車のトライアンフを凌ぐ名車、ノートンコマンド!
先ほどのBSA M20に乗る池田さんとご一緒に参加でした。

しかし、このノートンとM20で一緒に来るとは・・・速度域が全くの上下!
ノートンが可哀そうと思うべきかM20にとって可哀そうと思うべきか・・・

そして今でも輝きを失わない旧車として
京都は宇治から境さんが通称ドクロタンクのCB92でお越し!
このCB92はC92のエンジンをベースにした125ccスポーツモデルで1959年当時のゼロヨン値17秒台は高性能の証でした。

同系統のバイクとして(こちらはW1ミーティングの画像から)
ベンリイCS92スポーツ。

同型の250ccドリームスポーツCS76のシートカラーの鮮やかな赤色を意識されたのでしょうか!?

どちらにしても新車のような美しさです。

同じくC92をベースにダブルシートとセミアップマフラーを装着したスポーティモデル。

実用からスポーツへという戦後のバイクの流れを変えたバイクです。

たしかテレビ版”月光仮面”が乗っていたのがこのCS92だったような記憶が・・・
いや、250ccのCS71だったかな・・・

そして、渋くカスタムされた
東京発動機(トーハツ)のアロー125ccLA3型か?

1962年製とは思えない仕上がり具合でフロントフェンダーやリアショック、タックロールシート、
特に後ろの荷台がタンデム用シートのストッパー付になり、ハンドルもスワロ―ハンドルに!

ヘルメットやショルダーの”ストーンズ”からしてどんなお方が乗って来られたのか・・・少々興味が!

60年後半からの旧車では

YAMAHA YDS3 250

同じくYAMAHAの250ccクラスでは
世界のオフロード市場を席巻したDT-1
モンキーZ50Mと1967年のハンターカブ?
そして
謎のSUZUKIのオフ車!

と、今年の旧車会ミーティングの様子でした!

如何でしたでしょうか!?

旧車道の道は奥がなかなか深いです。

また、レストアをしてきれいに乗るも良し!
昔のままの姿で後世に残すも良し!

いづれにせよ人間味溢れる乗り物で現代のバイクのようなデジタルでいとも簡単に乗り回せるものとは
明らかに別物で暖かさを感じます。

是非「令和元年」を機に昭和の鼓動を感じる生き物に乗ってみられては?
必ず新しい発見があります。

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi