梅雨も明けてやっと真夏らしい?気候になってきました。
真夏と言えば峠を走るライダーにとっては、やはり真夏の祭典「鈴鹿8時間耐久ロードレース」
「このレースを観ずして真夏は来ない!」と思われているライダーは多いでしょう!?
先週の日曜日、その8耐決勝戦を迎えましたが217周の長丁場、最後の最後でドラマが!
中盤からホンダ、ヤマハ、カワサキの抜きつ抜かれつの三つ巴戦!
観る分には大興奮の最高のバトルとなったのは間違いないのですが・・・
残り時間が2分となった最終周に突入したカワサキがまさかの転倒!
直後に赤旗が上がりレースはここで終了。
これがレース結果として大混乱の原因となり優勝はどのチームになるのか?
ここで「規定に基づきカワサキがフィニッシュラインに戻れなかった」として2番手のヤマハが優勝と・・・
表彰式もヤマハ優勝を暫定とされて終了!
しかし、カワサキからの猛抗議で「赤旗中断1周前の順位」が採用されカワサキが優勝に!
(筆者としては「いつからそんなルールができたのか」???です)
結局、カワサキ26年ぶりの優勝!2位ヤマハ!3位ホンダ!
と、なったもののこの結果も暫定となっているらしい!
ここでまた順位がひっくり変えるようなことがあれば、なんとも後味の悪い8耐になってしまいます。
スポーツの世界ではよくある「文句を言わさないために規定」を作り・・・
その「規定に文句が出ればさらに規定」をつくり・・・
として公平を期すつもりが不公平を生む!
ビジネスでもよくある悪魔のスパイラルにハマってしまうことです。
筆者が思うにはスポーツのルールは条件だけ揃えられればシンプルが一番で、「なにがあろうと、
とにかくトップでテープを切ったら勝ち」ではと思います。
8耐の様子はこのぐらいにして・・・
8耐当日の月ヶ瀬は
出走を待つル・マン式スタートのピット前の景観?と見間違うような様相!
月ヶ瀬信者さんは、ほとんど8耐に行ってると思いきや、けっこうなバイクがずらり!
またベンチでは
「この暑い時になんで8耐見にいかなあかんねん!?」と言わんばかりのダレ感満載!
こちらでは
ちょっとコアなサバイバル談議!
要はおとなが寄って集って模擬のライフルや鉄砲、マシンガンで撃ちあって殺し合いごっこを楽しむゲームのお話でした。
筆者も横で聞いていると確かに楽しそうな感じもしないではなかったですが・・・
当日の筆者はDucati Mach1で!
なんか・・・スタートラインに整列しているバイクの後ろに「僕も連れてって・・・」と置いてけぼりのような図!
この55年前のDucati Mach1にすれば当日の蒸し暑さは
T-PADDOCKガレージから月ヶ瀬~針テラス~柳生~般若寺~T-PADDOCKまでの凡そ120kmの走行。
真に旧車にとっては耐久レースと同じです。
よって前日には耐久レースのようにオイル管理や各部の摺動性などをチェック!
また予てより気になっておりました、後輪ブレーキペダルの踏み難さの修正作業など。
このDucati Mach1の後輪ブレーキペダルは左側!
左ブレーキは当時のヨーロッパではイギリスをはじめポピュラーな仕様です。
筆者はカワサキW1で慣れているとはいっても、このDucati Mach1の左ブレーキは危ないレベル!
よってステップ周りをバラしてペダルの付け位置修正に・・・
そこから修正!
そして溶接を念入りに行い一応の修正は「まぁ前よりはマシか!」というレベル感!
安全度は少し上がりましたが満足度は決して高くはありません。
それでも日曜日はちゃんと120kmを完走しガレージに戻ったのですが・・・
戻って昨日の修理箇所の点検をしていると、ここで深刻な問題を発見!
このDucati Mach1のマフラー底部の根元に大きなクラックが・・・
「え~!なんでやねん!」
旧車は満足にちゃんと乗り出すには常に手入れと整備が欠かせません。
ちゃんと手入れと整備をしていても突然、今回のようにマフラーにクラックということもおきます。
特に旧車のマフラーは簡単に手に入らない!や、入ったとしても高額なプレミアム価格だったりとか・・・
最悪はパーツが全く出ない!
など、さらにはワンオフで作るしかないという有様です。
さて、どうするか!?
筆者は自身の身体にも修理を必要とする所があり、ここでDucati Mach1のマフラーとなると「2耐かい!」
もうため息しか出ません。
8耐が終わっても・・・筆者はまだ2耐?を克服しなければ・・・
いや、2ん耐!・・・にん耐!です。
そう! ここからは「忍耐」が必要です!
さぁ、筆者か?マフラーか?
どちらが先にゴールラインを超えるのか!?
ではまた!
追伸:皆さんも暑さ厳しき折、どうかくれぐれもご自愛ください。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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