2024年5月30日木曜日

『Bike in the sky』#389 CBとWとNSU・・・疲れるのう!

先週は兄の死で気落ちしていたことから作業に身が入らなかったW1S

と言って、そのW1をそのままにはしておけない

まず自身の気持ちにエンジンをかけないと・・・

そんな気持ちからW1の作業再開だ

先週まではバルブガイド交換作業からプッシュロッドを組んだところで終わった

次はシリンダーヘッド各部のボルトの締め付け作業

その際に最も需要なパーツと言っても過言では無いW1の適合ワッシャーが在庫になかった

そこに友人の2〇さんから

「部品やったらW1のミーティングであるよ!」とインフォをもらっていた

そこで先日の日曜日、月ヶ瀬で待ち合わせることになったが・・・

その前に前日の土曜日、CB77で1年と数カ月ぶりにロングタンクで月ヶ瀬に乗り出した

月ヶ瀬では、そのCB77着座ポジションの批評会?があった

それは以前のCB77のステップ位置はノーマル3段階最後尾から更に100mm後方の位置にあった

ところが今回の仕様はノーマル3段階の最後尾にステップがある

その、おとなし目なポジションを確認する為に跨ってもらった
近所の高校生が「おっちゃん、跨ってもエエか?」という様な昭和の雰囲気で!

「う~ん・・・わざとらしい”へっぴり腰観”をみせている」

それを画像の横に写るBuell患者のHig〇さんも笑うしかない

そのBuell患者のBuellドクターことIsh〇さんにも跨ってもらった
「う~ん・・・まだマシなフォームだが・・・」

ステップ位置もあるがシート位置も、もう少し後方にあればバランスは良いように思う

以前のCB77

真横でないと比較ができないが・・・
明らかに足裏のステップ位置は後方にある

それより自身が感じたのは根本的にCBの個体そのものが「小っちゃ!」ということだ

それは今の時代のバランス感と、CBの車格がそぐわない感覚になっているように感じる

昔はCBなどの250ccと言えば、けっこうデカいバイクと思っていたが今では原二クラスだ

そんなことでCB77の現状は、一先ず良しとしておこう

で、先ほどのBuellドクターは当日、T-PADDOCK630にてBuell復活Part3で作業をしていた
今回は先週の作業で緩まないビスに止めてあったシフターリンク?の交換で手持ち在庫を持って来ての作業

その部品を交換するのもミッションカバーの裏側にあるナット?を外さないとできない
上の画像はミッションをエンジンから外したところだが、なんとミッションがいとも簡単に下ろせるとは!?

そのミッション
ハーレーのエンジンとは、なんとも合理的な構造になっているではないか

うん?これってBuellだけにカスタマイズされているのか?

どちらにしても非常に興味深いエンジンだ!

そして明くる日のW1ミーティングには自身のW1は整備中のためW1会場にはNSUで殴り込み?をかけることにした

そのNSUでの待ち合わせ場所の月ヶ瀬では・・・
少々、気温も高めだったが月ケ瀬にもそれなりにバイカーは集まっていた

その当日で上の画像の奥に小さく写る赤いCB750のライダーと話す機会があった

まだ40歳前後ぐらいのライダーだったが、いろんな話しで楽しかった

その記念写真
手前から友人の2〇さんと自身、その後ろに赤いCB750君と自身の近所に住まうYam〇さん

同一趣味があると年齢に関係なく仲良くなれるので老化防止にはもってこいだ

そしてW1ミーティングの会場
今回は今までの阿山会場が使えなくなったことから前会場より名阪国道に近い農協さん?の駐車場が会場だった

W1ミーティングに限らず、いろんな乗り物のイベントを主催される方達は場所の確保や段取りで相当、大変だと以前から思っていた

このW1のミーティングも自身は初回から約30年も参加させてもらっている

初回は10台そこそこの集まりだったが今では上画像のように多数のW1が集まっている

だが年々、参加車両も少しづつ減ってきているようにも見えるが・・・
W乗りの方も寄る年波には勝てずで降りられる方もいるかもしれない

だが到着するなりNSUには直ぐに人が寄って来た
それは、このNSUを知っている人が先ず少ないという珍しさにあると思う

それも自身にとってはある種の快感なのかもしれない

逆を言えば自身も見たことのないバイクやクルマであれば所有者に質問をしているだろう

そして自身の今回の目的は冒頭のW1のワッシャー探しだったが・・・

結局あったのはステンレス製か薄いアルミ製のワッシャーのみだった

欲しいのは鉄製のやや厚めのワッシャーだった

手に入ったのは
駆動チェーンの「チェーンテンショナー」と

ヘッドカバーにあるロッカーシャフトの袋ナットと厚めのアルミワッシャー
他のお目当てのワッシャーはステンレス製しかなかった

ステンレス製が悪い訳ではなく箇所によっては硬すぎる場合もある

オイルラインでは新品のアルミワッシャーがベストだ

エキパイには銅製の新品チューブ状ワッシャーが最適だ

それらをセットしFCRのキャブレターも取付け、いよいよ火を入れる
数回のキックでW1のエンジンは目覚めた

暫らく暖気をし、左右のバラツキをキャブの戻し側ワイヤーで調整する

すんなり左右の同調がとれた

これで一先ず完了だ

早速、試乗!

キャブトンサウンドは蘇った

あとは誰かに後ろを一緒に走ってもらい、分解した原因の右マフラーからの煙が出ていないかを確認するだけだ

と思っていた矢先・・・

日曜に乗り出したNSUだが
シート下のリアカウル後方から、のぞくように黒いフェンダーが見える

そのNSUの掃除をしていたら
なんと後付けしたフェンダーがステーが折れて無くなっていた

このフェンダー、三重支局長が乗っていたMVアグスタのFフェンダーを利用したモノだった

この日曜のNSUはW1ミーティングとの往復,約160kmを普通に走っただけ

道中の名阪国道も80km/hぐらいのペースでさほど飛ばしたわけでもない

だがNSU独特のマッサージ状態に感じる振動波が薄いアルミ材を破壊してしまったようだ

幸い、フェンダーが飛んでいったことで他車や人に危害を加えた様子もなかった

リアフェンダーは無くとも走行には問題ないが、リアには電装のカプラ類もあってけっして大丈夫とまでは言い切れない

また工作の時間がやってきた

疲れるのう・・・

T-PADDOCK630 T/Tatsumi


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