2024年7月18日木曜日

『Bike in the sky』#396 往年のW1S、その次の患者は?

梅雨もやっと明けるようだが、これからもっと暑くなると思うとウンザリだ

その梅雨の残る先週土曜、月ヶ瀬へは雨対策も兼ねてKLシェルパで行った

幸い、雨に打たれることなく往復を無事に走ることができた

次の日の日曜も天候は怪しかったが前日がクリアできたので、ノーマルキャブに戻したテスト走行のW1で月ヶ瀬に向かった
だが、阪奈道路に入って一路、月ヶ瀬を目指した東生駒インター辺りでポツポツと雨が降り出してきた

なんとも皮肉な天候だ

昨日は雨を用心してKLで行ったが雨は降らなかった

ならば当日も雨は降らないだろうと、W1で出陣すると雨が降ってきたではないか

よほど、お天道様はW1に自身を乗せたくないのか

とにかく嫌な雰囲気であることから無理をせず、引き返すことにした

その帰りの阪奈道路、頂上の信号待ちでアイドリングが微妙に不安定な感じ

「うん?」

なんか嫌な予感がしたが・・・

信号が青になって走りだすと特に何もない様子で無事にガレージに戻ってきた

ガレージに戻ると家人が心配して

「どうしたん?またバイク壊れたん?」

「また・・・」とは余計だと思ったが

「いや!雨が降り出してきたんで引き返した」と告げると

「それやったら、ちょっと手伝って欲しんねん!」と言う

そんな事情で月ヶ瀬詣では、家事手伝いに化けてしまった

そんな家事手伝いを終えた10時頃だったか、

ガレージに「ドッ、ドッ、ドッ」と重量級のバイクの音が近づいて来た

「どうしたん?なんかあった?」と、Ish〇ドクターが月ケ瀬の帰りに心配して寄ってくれた

「いやいや、ご心配頂いて恐縮です」と言いながら・・・

「東生駒辺りで雨が降り出したんで引き返してん」と釈明

するとドクターは

「いやぁ~、昨日、月ヶ瀬行く言うてたのに来えへんから心配するやん!」だった

先週もNSUのクラッチ滑りでYamg〇さんも心配でガレージに寄ってくれた

昨年のCBでの転倒以来、自身は周りから常に見守られているようで、ご心配を頂いている

だが、こんな調子では75歳までのあと3年間、もとまにバイクに乗れるのかぁ・・・不安だ

その不安で当日「W1が阪奈頂上でアイドリングが微妙に・・・」と書いた
そこがどうしても気になるのでキャブを再度、点検をすることにした

まずキャブの調子を診る時、自身は必ずプラグの焼け具合を診る
案の定、薄ピンク色のほぼ白に近い焼け具合

それを見て「あっ!ヒート気味やったかぁ」

その背景には以前のプラグは「B7ES」でキャブのニードルクリップの位置も一番下の上から5段目のまま、数回のテスト走行をした
(この「5段目のまま」とは相当以前にFCRに換えた時のままという意味)

それが案の定、プラグは左右とも真っ黒けだった

よってクリップ位置を上から3段目の真ん中に変更して、当日の阪奈走行をしたというわけだ

一番下から真ん中の変更で「プラグの焼け具合が、こうも変わるか!?」と、ちょっと驚きだった

そんな事情でクリップ位置は下から2番目の上から4段目に左右を変更

そしてプラグの熱価も・・・
少し話題は逸れるが、上のベアリング専用ラックは今から18年前、自社がアメリカ進出時に店内備品としてアンティーク物を調達するためボストンのフリマに出向いた

その時、職権乱用?で自身のガレージ用オブジェもついでに買ってきたレア物?なのだ

ただ「ABC BEARINGS」というアメリカのベアリング会社と思われるが、日本のNTNベアリングの様な高名であるかは不明だ

あくまで雰囲気で買ってきた

そのベアリングラックにプラグのストックもある
ベアリングやプラグをストックしているベアリングラックを久々に見たが・・・

欲しい熱価は#7よりコールドタイプの#8の新品2本だけ
早速、ストックは見つかったがラスト2本でB8ESのコールドタイプに変更した

そして、またもや阪奈道路の生駒インターまでの往復約20kmを走ってみた

結果はアイドルングも、ほぼ安定でプラグの焼けも・・・

綺麗なままだが、ここはもう少し走り込まないと本来の焼け具合は確認できない

これで少しづつベストに近づいて行ってるだろう

その合間ではIsh〇ドクターの「Buell復活作業Part11&12」が着々と行われている

まずPart11
カムと一体のギアだが

左がカムギアに綺麗に?こびり付いたスラッジを除去する前

右が、そのスラッジをコツコツと除去したあと

それを組み込んで
見違えるように綺麗になった

おかげで当日の作業は、スラッジ落としで時間を喰っていたようだ

そして明くる日のPart12
「う~ん・・・」

「たしか~・・・」と、いい加減な情報を記事にすると、またドクターからお叱りを受けるが、いい加減で言えば新たに?調達した?パーツ?タペット?

それを組んで
先週にも挙げたプッシュロッドカバーと共に?組んだ

さらに
先週にオーバーホールを掛けたヘッド

これも組んでいく
組んでいくと、だんだんゴールが見えてくる

こっちまでワクワクしてくるが、オーナーのHig〇さんは、もっとワクワクしてくるだろう

だが自身はワクワクどころではない

先週のNSUの「クラッチだだ滑り」を修理しなければならない
早速、左側の乾式クラッチを開けてプレートを外す

7個のスプリングと
メタルプレート3枚、フリクションプレート4枚も外す

ただ各プレートは元々、メタルプレートが4枚、フリクション5枚であった

だが、それぞれのプレートを1枚づつ抜かないとクラッチが切れないことになる

たぶん、お手製のフリクションコルクでは厚みが、あり過ぎるのではと解釈している

そのフリクションプレート
以前の古いコルクをスクレーパーにて除去していく作業

プレートのコルク材を除去するが、4枚はなかなかの作業だ
しっかりと固着しているので、どうしても指先や手首が痛くなってくる

これが限界だが
一先ず綺麗に落せた

そこに
コルク材をプレートの幅に合わせて細かくカットし、ピンセットを使って専用ボンドで一枚づつ貼っていく

仕上がった1枚のフリクションプレート
これをあと3枚、手作業で作るのだ

一応、4枚のフリクションプレートはできた
ここから丸一日、乾燥させて完了

そんなことを本日のブログに編集作業をしている時・・・

伊賀の2〇さんが遊びに来た

用向はW1のバルブ周り交換作業で教本と特殊工具をお借りしていた
こういうワンメイクな教本は、確かに細部に亘ってまで細かくノウハウが記されているがプライスにビックリする

自身のようにヘッポコメカであればプライスレスかもしれない

そのお借りしていた特工と教本をお返しに上がろうと連絡をしたら・・・

「その日、車検場に行くのでその帰り寄るわ」

という次第でお越しになったのだ
こんな暑い中で、まさか奥様のタマちゃんと御一緒に来られるとは・・・

自身はタマちゃんの大ファンで久しぶりにお会いでき、楽しい時間を過ごせた

とにかく人的に好感を持てる女性だが、話題は昭和の青春時代の話で盛り上がった

さ~てっ!

ジジィのこれからの老春時代は何を目標に生きようか!?

まぁ、健康であることが先ず一番だろう

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2024年7月11日木曜日

『Bike in the sky』#395 W1S、あの往年のサウンドが・・・

暑っついのぉ~~!!!

今まで自身は年間の季節で一番好きだったのは夏だった

ところが、ここ数年で夏は最も嫌いな季節に様変わりしてしまった

そこには熱中症による「死」が脳裏を横切る

そう思っていても月ヶ瀬に参る使命感は今のところ健在なのだが・・・

そんな先週、早朝土日の月ヶ瀬

先ず土曜日

自身は今夏から早朝5時頃に起床

そこからは日課の散歩で妻と生駒山,中腹辺りまで登り、日新高校横を抜け、自宅までの3~3.5kmほどを約40分かけてウォーキングをしている

たったこれだけで全身は汗でビッショリになる

戻ってからは速攻でシャワーを浴びるが汗は、なかなか引かない

やや汗が収まった頃合いで朝食のトースト2枚とバナナ、トマトのモーニング食を濃厚ミルクと共に食している

最後はヨーグルトのデザートで朝食はフィニッシュ!

この時点で時刻は6時30分頃だ

ここからガレージにてモーニングコーヒーを飲みながら月ケ瀬に行く準備をする

この日はW1のFCRキャブを存続させるか、ノーマルキャブに戻すか!?

大袈裟だが、自身にとってバイクライフの分水嶺になる出来事だ

そんな境地でW1と出かけた月ケ瀬には8時前頃についた

到着してビックリ!
なんとNis〇さん達だけ・・・

実は着いた時点では数人のライダーはいたが、あまりの蒸し暑さに負けて殆んどは引き返したというわけだ

そんな出来事だったのでNis〇さんには記念として写真に納まってもらった

だが隣の喜色満面の御仁と比べ、Nis〇さんは何が気に入らないのか!?

怒ってる?

う~ん、次回、聞いてみよう

で、W1の結末だが・・・

その前に明くる日の日曜日

乗り出したバイクは、今の自身の気持ちとは真逆の「冬場はまったく乗れない」NSUだ
このNSUは1955年製だが古いバイクに見受けられる「夏場は熱ダレ等で走れない」という症状とは全くと言っていいほど疎遠だ

逆に「夏場の方が調子が上がる」とまでは言えないが・・・

実は今回の乗り出しには目的があった

それは・・・ハンドルを換えての乗り味だった

前日には
ライディングフォームにウルさい?Ish〇ドクターに跨ってもらった

「オ~、ようなったやん!」だった

このハンドルは以前に紹介したようにIsh〇ドクターの寄贈品なのだ

「そらぁ~エエに決まとるわ!」と今回の試走に乗り出した・・・が・・・

・・・ところがだ!

東大阪から奈良のセブンで軽く休憩し、月ケ瀬まであと10km辺りで・・・

やや登りに差し掛かった辺りでアクセルを、すこし練り気味でエンジン回転を上げようとした

ところがエンジンの回転が3000rpmを過ぎた辺りだったか・・・

トルク感を感じる回転の上がり方から、突然「ブォ~ン」と半クラになったような・・・

明らかに空回り気味!

いわゆるクラッチが滑っている現象だ

すかさずアクセルを緩め、再度、滑らないようにジワッとアクセルを上げていくと・・・

なんとかクラッチは喰い付いて無事に月ヶ瀬に到着できた

ここで月ヶ瀬のメンバーとは暑い中でも雑談も終え、帰路に着こうと準備を始めた

NSUのエンジンをかけて暖気をしようと・・・

キックを踏んだ!

スコ~ン!とキックペダルが空回り!

「えっ!」

クラッチレバーを握った状態でキックを踏んだ時の現象だ!

再度、キックを数回踏んでみたがクラッチプレートが完全に「ダダ滑り」状態

完全にキック始動は消滅した

ならば、あとは押し掛けしか手段は残されていない

幸いNSUは車重が100kgそこそこ

月ケ瀬のメンバーにも後ろから押してもらい、難なくエンジンは目覚めた

さ~て!

こんな状態で東大阪までの50km!

途中には、けっこうな上り坂や阪奈道路の長い上り坂もある
だが、意外や意外!

スタート時は、確かにやや回転を上げなくては発進はできないが、キックが使えなかったスカスカ状態からは想像しえないほど、けっこう普通に走ってくれた

そんなドキドキ感満載でガレージに戻ってきたところに・・・
(以前の来訪時画像を使用)
押し掛けも手伝ってもらったのに写真も撮り忘れた、ご近所のYamg〇さんが・・・

「無事、帰れました?」と、わざわざ立ち寄っていただいた

押し掛けも手伝ってもらった上に、こんな気遣いも・・・

つくづく「バイクに乗ってて良かったなッ!」と感じる!

そして午後には
この方も写真を撮り忘れたが東大阪が誇る切削加工の工場経営者

その若社長がコーヒーを飲みに来訪

この社長とは月に一度のペースで「企業運営ミーティング?」をWeekdayの早朝7時に他所で行っている

その成果が出てきた?のか、Weekdayでは時間が取れず今回の様に日曜になった

そんなミーティングの最中に毎度のIsh〇ドクターもやってきた

3人にもなると話題は多岐に渡り、いろんな意味でも刺激は得られる

若社長が帰られたあとは「Buell復活作業 Part10」の様子だ
今回のドクターの作業はヘッドや各パーツの洗浄と清掃

ただ上画像のドクターの表情は旧車と同じ「熱ダレ」を起こしているような様子

いやいや当方のガレージが工場用の大型扇風機があるだけで、この日は相当暑かったのだ

そんな中でもドクターは一流並みの仕事をする

専門的な所を除き一般的なバイク屋では洗浄までは、なかなか採算的にやらずウエスによる清掃までだろう

だがドクターは気が済まないのか、念入りに手を入れている

その一部を紹介しよう
ざっくりスクレーパーで古いガスケット等を除去

そして
ロッカーアームも外し、ヘッドカバー裏側の洗いも終わり、スラッジ等も・・・

ここまで念入りに綺麗にしても長年のツケの跡は除去できない

また
ヘッド表面もスクレーパーで傷をつけないよう慎重に旧いガスケットも除去していく

そして
手磨きでピッカピカに仕上がったヘッドカバーとヘッドの裏側

新品とまでは言えないが同等の輝きを取り戻している

ヘッドカバーのようなビジュアル的に目立つところは・・・
ここまで磨きを入れると、もはや修理とは言わない

明らかにレストア屋の領域になってくる

極めつけは
プッシュロッドカバー?だったか!?

「どや!ピッカピカやろ!」

と、言わんばかりの輝き様ではないか!?

「自身のW1もお願いしようかなぁ~」と、思うほどキレイに仕上げていく

そして冒頭、本題の当方のW1に話を戻そう
前日の走行でキャブはFCRからノーマルキャブに戻すことにした

そこには前週にも記したが、W1のアイドリング時の不安定さが起因している

戻って再度、ワイヤーやワイヤーのリンケージ辺りを探ってみた

一つは見つかった
上画像のマイナスドライバーが示す先に切れた極細の一本のワイヤーが跳ねていた

散々、今までこういう事象も疑って探していたが見つけることはできなかった

キャブ側のタイコから10mmほどの位置で切れ、切れた相手のワイヤーはタイコ側に残っているはずだが、まったくの行方不明

このワイヤーは引き側であることから、アイドリング時の不整脈はこれで断定できた

と思いたい

こんな話をドクターとしていたら、ドクターは

「おー、それもあるやろけどFCRはデリケートやからシャッター状のスロットルバルブにも経年による微妙な隙間ができて調子崩すし、他のパーツもガタが出るで!」と言う

それは確かにあることは理解しているつもりだ!

これが自身が、あと10年、いやあと数年でも若かったらドクターが言われる様にワイヤーはじめ全てのパーツを交換してたであろう

だが自身の余生と費用対効果を考慮すれば得策とは思えなかった

けっして費用に対してケチっているわけでもなく、またW1への思いが消えたわけでもない

75歳まで、いかに楽しくW1にのんびり乗れるか!?

よってノンビリであればノーマルのキャブレターで十分だという結論に至った

早速・・・
ノーマルのキャブを引っ張り出して点検を兼ね、オーバーホール

少々、ホコリを被っていたが・・・

もっとも気になったのは長年、放置していてゴム類が劣化していないか
目視と触感で何とも言えないがゴム類は、まだ弾力があり、各部位の摺動性も良好だった

きれいに洗って車体に取り付けた
ここまでは作業は、すんなり進んだ

ところが別の問題が発生
ハンドルに取り付けるノーマルの電装スイッチ

これだと折角のアンティークレバーや旧車御用達のスイッチは交換となる

よって今までの仕様で、いくことにしたが別の問題が発生

ノーマルのキャブにはノーマルの元々のワイヤー類を使わなければならない

特にアクセルグリップのホルダーは・・・

ダメ元でFCR用のハイスログリップにノーマルのアクセルワイヤーが付けられるのか
少しアクセルワイヤーのタイコが踊るが、なんとか行けそうだ

ただ、このFCR用ホルダーはワイヤーが引き側、戻し側の二つの穴がある仕様で戻し側の穴が大きく開いたままだ

ちょうど良い形のスポンジがあったのでハメてみた

「う~ん、たぶん誰も気がつかんだろう」と、ニンマリしていた

そして次は難儀した
ノーマルのキャブにはチョークなる石器時代の装備が添えられている

おまけにアップハンドルなる、さらに重量車用の幅が広いタイプのハンドルゆえ、チョークレバーのワイヤーもスコブル長い

現在の自身のW1は一文字仕様ゆえ、チョークレバーを取付けたとしてもワイヤーが余ってどうにもならない

だが、どうにかしなければならい

どうにかしてみた!

幸いチョークワイヤーは極細で、メインフレーム下を左から遠回しに右側へ回し、さらにそこから左上へとハンドルポスト上部へ回した

そして、一文字ハンドルの左部分ギリギリに収まった

少々強引だったがワイヤーの摺動性はさほど悪くない

これでまた「このレバーなんですの?」と聞かれるのが楽しみだ

そしてホースを繋いでエンジンを掛けようと試みたが・・・
「そっか!」と思い出しながら・・・

Wのキャブはメイン用と予備タンク用として左右2系統づつの合わせて4つの給油口があったのを忘れていた

だが自身のWのタンクは特注品でコックも一つで給油口も一つしかない

であれば対処として左右のノーマルキャブの予備用給油口にメクラ蓋を被せて封印

これで今まで通りの状態になりエンジンをかけてみる

その前に、また別の思い出したことが出てきた

ノーマルキャブには「ティクラ―」と言われるフロート室にガソリンを呼び込むポンプが左右に装備されている

そのティクラーを左右、数回ポンピングをするとガソリンがオーバーフローパイプから溢れ出す

左右、溢れてきた

エンジンキーをONにする

キックを2,3回踏んだ

すると最初は、ちょっとバラついていたが左右のアイドルアジャスターで回転を合わせる

すると、いとも簡単に、あのWの「ドッ、ドッ、ドッ、ドッ・・・」という腹に響く重低音の排気音がガレージ内に響き渡ったではないか

思わず「よっしゃー!」と感嘆符が付いた

あとは、もう少し詰めて試乗をしてみないと何とも言えない

だが今回は「ただノーマルキャブに戻しただけ」なのに何故か試乗するのに、すごくワクワクしている

インプレッションを書けるのが楽しみだ!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2024年7月4日木曜日

『Bike in the sky』#394 自身とCB72

もう何週目になるだろうか!?

未だW1のキャブセッティングでウジウジしている

先週までは近所のテストコースである阪奈道路を試走して90%ほどの回復と綴った

そして先日の土曜日には月ヶ瀬詣でに向かった
行きの道中のキャブインプレッションを語るなら、90%の回復から気分的には85%に落ちた感覚だ

原因としてのキャブセッティングは、ほぼ仕上がってると思っている

そして、信号等の停車時でもアイドリングは低回転で落ち着いている

だが、その場で軽くアクセルグリップを煽るとエンジンの回転が上がり出し、落ち着かない

空かさずアクセルグリップを再度、軽く煽ると回転は下がる、という何とも気分が冴えない

このスロットルに関わるキャブ本体の摺動性は前回のOHにて一応、キチっと仕上がっていると思っている

それでも発症している、この原因は引き側のスロットルワイヤーの不良

いわゆる経年による「ワイヤーの伸び」では、と推測している

よってワイヤーの再調整をして、あと1回月ケ瀬往復を走って判断をしよう

その判断とはキャブをノーマルに戻すことだ

現在のFCRキャブは100km/hまでの走りではノーマルキャブとさほど変わらない印象だ

だが100km/hを越えてからは別人の走りを見せ190km/h越えまで伸びる

だが、この歳で100km/h越えで走ることは、もうたぶんないだろうと思っている

そんな状況で月ヶ瀬に到着すると・・・
ごく僅かの常連信者ライダーがいた

その中に、ここ最近、最も出場回数が多い「Buell復活作業」のIsh〇ドクターも来ていた

上画像、黄色の883だ

ここで1時間少々の滞在後、ドクターと針テラスに向かった

その際、自身は前を走らせて貰った

その理由はW1のエンジン腰上を数か月前にバラシてOHを掛けていた

理由は走行中、右のマフラーから薄っすらと煙を吐いている事が起因している

その症状を見つけてくれたのが伊賀の2〇さんとドクターだった

よってドクターに後ろを走ってもらい、後方からW1の排気状態を確認してもらった

道中、路肩に一時停止をして・・・

自身から「どう?煙、止まってる?」と尋ねた

ドクターからは「ぜんぜん出てない!止ってるで!」と、一番欲しい答えを聞けた

こんな瞬間はヘッポコ・メカニックにとっては、最も嬉しい

原因は以前にも記したがヘッド内のバルブシール不良だった

そして、ここからはドクターに前を走ってもらい、針テラスに向かったが・・・

ドクターは、自身の前からアレよアレよと言う間に消えていった

自身は峠道でも直線では80km/hは出ていたがドクターは相変わらずもっと速い

そして遅れて針テラスに到着した
針テラスに着くとドクターの姿は無く、上画像の右後方に883だけが止まっていた

たぶんドクターは自身をブッチぎる為に相当飛ばした結果、緊張のあまりにオシッコがしたくなりトイレに駆け込んだのだろうと推測している(笑)

と、こんな事を自身が思っていることはドクターには言えないが・・・

「まぁ~、若気?の至りと思い、かんにんしといたろ!」

で、その針テラスにいた乗り物で目を引いたのが・・・
最新?かは不明だが、相当新しい世代のURALサイドカーだ

前後輪にディスクブレーキが装備され、エンジンもBMWを彷彿させるスタイリッシュな匂い

カー側もディスク装備で、あらゆる面に最新の匂いがする

こんなサイドカーなら「乗りたいなぁ~」と思わせる仕上りだった

このオーナーさんは画像では傍には、いなかったが35,6歳だろうか相当若くお見受けした

こんな風に、ここ最近のバイクを観察していると、以前の若い世代にあったレーサーレプリカ系が先ず少なくなったように感じる

また、ここ最近まで続いていた旧車ブームも、やや落ち着き出した感もある

そんな流れで、今回のURALを観ると「ネオクラシック」系のような旧車の臭いを持たせたり、またカラーリングやディティールにも往年の雰囲気なども纏わせたり・・・

この現象はクルマでも約7,8年前になるか、ならないか辺りから業界では目にしていた

だが、こんな現象をトレンドの様に捉えられてしまうと逆に「没個性」になってしまう

ちょっと手前味噌だが
このXS1は1970年製で自身は今から30年弱か、少なくとも25,6年ぐらい前だろうか中古で手に入れた

手に入れるなり真っ先に変更したのがキャンディーグリーンの車体色の変更

色目の判断は「XSのスタイルはトライアンフに似ている」と言われることから、トラでもない唯一無二の色目すること

そして、塗装屋さんに伝えたのは「コクヨの事務所用の机で昔の汚いグレーの色」と言った

こういう伝え方をすると、ほとんどの方は当時・・・

「え~~!なんでまた!」と言われる

だが、実際に塗り終わったその色目を観た人は一様に

「う~ん、なんかメッチャ渋い色ですねぇ~!」に印象が変わっている

ただ、なんでもかんでも渋くすれば良いという話しではない

だが今は、その「なんでもかんでも・・・」になっているように感じる

そこには業界を問わず企画に携わるクリエイター達の感性が落ちているのでは・・・

とは言い過ぎかもしれないが、言い換えてもモノを観察する目が近視眼的に偏っている

若しくは「昔、使った」や「昔、どかで見た」などなどだろうが、これはまだマシな方と言える

ちょっと色目では自身は小うるさいジジィになっているが、元の職業柄、どうしても今の街のファッションは看過できないのだ

真に「没個性」だ!

まぁそんな話はジジィの自惚れとしておこう

話しは変わって・・・

Buell復活作業Part9の続報だ
先週では「オイルポンプが怪しい」という事から「オイルポンプ交換へ」で終わっている

そのポンプはオーナーが手配できたことから早速、取付作業
その前にケース内を綺麗に清掃して

正面から見ても
オイルの通路にはウエスを詰めて清掃時の不従物が入らないよう栓代わりの養生

そして
オイルクーラーも外して・・・

ここではオイルクーラーにも、なんだか問題があるようで、ドクターは対策を検討していた

またオイルポンプが収まるエンジン側も綺麗に清掃
まぁ、当たり前のことだが各部の清掃の念の入れようを観ていて信頼感を感じる

そして代替のオイルポンプだったか?
これをセットするところで当日は終わった

なんか中途半端な終わり方だが・・・

そこには当日、小っちゃなイベントがあった
自身の72歳の誕生日を祝うため、近くに住む長女の娘たち、いわゆる孫たちがハンドメイドのチーズケーキを届けてくれた

画像を撮り忘れたが、その円形のチーズケーキの真ん中にはビスケット?で作られた「72」の文字も添えてあった

そして「happy birthday」の歌を唄いながら祝ってくれた

こういう時間は「家族が平和でなにより」と感謝しかない

また居合わせたドクターからも、お祝いを頂き一緒に参加してもらった

味は、お世辞抜きで美味でござった

また長男ファミリーからはメッセージカードを添えて・・・
こういうのは、いくつになっても嬉しいのう

おまけにプレゼントも・・・
開けた時は「犬用のリードか?」と思ったが・・・

箱には「Phone」とある

ということは携帯用の紐

これも自身が、よく「携帯あれへん!どこいった!?」と老化現象を起こしている

その対策としての贈り物
それは太い撚り(より)が掛った糸材を筵(むしろ)編みにしたカラーロープ状の逸品だった

マジでありがたいことだ!

72歳はCB72と語呂合わせ?で縁起がいい

だが当方のCBはCB77なのだ

こんな事を言っているようでは、やはりボケだ!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi