2024年8月8日木曜日

『Bike in the sky』#399 真夏の出来事

ヤングでないジジィの今年の夏は、やはり応える

先週の記事でも、この土日は「バイクで出かけるのは止めておく」としていた

だが土曜日の早朝を迎えると、意外と涼し気だった

自身と妻は、この夏場の土日は早朝5時前に起床

起きて直ぐ朝食もとらず、妻と日課の散歩で生駒山中腹辺りまで行き40分ほどで帰ってくる

その時の気候観でバイクに乗れるかを判断した

この日は上述の通り涼しく感じたのだ

で、月ヶ瀬までを今回はRT1で詣でた
月ヶ瀬に8時過ぎには到着した

ところがだ・・・
なんと蒸し暑いではないか!?

上画像のバカさんもツナギゆえ、耐えかねてか、早々に引き上げていった

そんな中、少人数になった時
月ケ瀬の貴公子?Mr.Ryanが自身のRT1を撮影してくれていた

そして、毎度のメンバーが引き上げだしてからMr.Ryanは・・・

「今日のタツミさんはバイクとカラーコーディネイトが合ってますやん!」
と、自身をカメラに納めていた(煽てられて笑顔になってるジジィだ)

さらに撮影が続いて・・・

「バイク触ってるとこ撮りたいんで、なんか作業してるフリをしてください」とメチャ振りをしてきた

「え~、急にそんなこと言われても・・・」と自身は、まんざらでもない様子で注文に従っていた
さも、何かバイクの様子を窺う様なフリをしていた

そして次のポーズは「バイクに跨って」と言われ・・・
と、こんな感じで撮影をしてくれたが自身は調子に乗って喜んでいた

ところが、これらの画像を冷静に観ると・・・

「う~ん・・・」

下半身だけを靴も含めて観るとガレージの作業服、作業靴のまんまではないか

おまけにスニーカーのグリーンはトップスの赤とは微妙なコーディネイトだ

まぁ服屋を引退して、すでに10年になる

「良し」としておこう

それより、Mr.Ryanには度々、撮影してもらって自身としては大いに記念になっている

そんな、お礼メールを送ったら・・・Mr.Ryanから

「こんどコーヒーをおごります!」と・・・

「うん?これは誤解している・・・のか!?」

だが、以前にも素敵な画像を送ってくれていた
この画像は、ちょうど2年前に同じくMr.Ryanが撮ってくれたもので大変気に入っている

是非、孫たちにはこの写真で「うちのジィジ!」と、自慢されるジィさんになりたいものだ

ところがだ!

明くる日の日曜、月ヶ瀬には幌をつけて上画像のBeckで行った

バイクは無理でも幌を付ければ暑さは凌げるのでは、と月ヶ瀬まできた

たしかに早朝であったので暑さは、なんとか凌げたが・・・

事件は帰りの道中で起きた

下の画像にはNSUが写っているが、事件はこの道でNSUではなくBeckに起きた
普通では99.999%の確立で絶対と言っていいほど起きることがないトラブルだ

何が起きたのか!?

当初は自身にも分からない出来事だ

帰り道の水間トンネルを抜け、下りのつづら折りカーブも抜けたダム横の綺麗な直線道路に差し掛かった時・・・

右のドア、ヒンジ辺り・・・もしくは右ドアの????

場所が確定できないが、その辺りから

突然・・・「ガチャ、ガチャ、ガチャ・・・ギャン、ギヤン・・・」

と、けたたましい音が突如、自身の耳に襲い掛かってきた

思わず「何が起きた?」と、急ぎ退避場所にBeckを止めた

そしてBeckから降りて疑わしき場所や、その辺りのボディの下も覗いてみたが何も見当たらない

「う~ん・・・」と、途方に暮れていても外気は35℃以上の猛暑越え

とてもじゃないが、この場にいても熱中症になるだけで解決もしない

一先ず、徐行気味で奈良市内に入り、奈良公園を抜けて阪奈道路のGASスタンドまで戻ってきた

その道中、キレイな路面では、さほどガチャガチャ音は出ない

だが奈良県道の独特な?横に走る凸凹や、縦に走る変なうねりの場所では、その異音はゾッとする悲鳴の様にも聞こえ、そんな状態を何度もクリアしていかねばならない

そしてスタンドで再び、ボディ周りや下回り、リアフード内のエンジン周りもザっとチェック

ここでも原因が掴めなかった

そしてスタンドから20分少々でガレージに戻ってきた

幌があったお蔭で暑さは、さほどでもなかったがガレージにBeckを入れた途端、汗が噴き出してきた

よって、ガチャガチャ音の特定はランチを挟んで昼からになった

その昼からは工業用の大型扇風機をBeckに向け、ガチャガチャの原因探し

その原因は直ぐに見つかった!

ありえない!

うっそやろ?

この作業した奴はバカか?

まぁ、こんな罵詈雑言しか言葉が見当たらない

それは
上の画像はリアフードを開けた所の後輪の左ショックのアッパーマウント部分

フレームから垂直気味に立つ円柱にショックのアッパーはHEXボルトで貫通してホールドされている

この時点で上の画像のアッパー部は間違いを犯している

その画像をよく観るとHEXボルトの頭側には抜け止めのワッシャーがない状態だ

ところが右側のショックは・・・
なんとショックのアッパー部分は衝撃吸収ゴムを残してフレームの円柱から完全に外れているではないか!?

「まさか!・・・」と、何度も目を凝らして確認しても間違いなく外れている

このショックは実は今年の4月に換えたばかりだった

その時の記事は以前に当ブログ♯384で、さも自身が交換したような雰囲気で掲載していたが実は違ったのだ

リアを尻高にするため、それに合うショックを探していた

その合いそうなショックが見つかったとの連絡をもらったので車検と併せて交換も依頼した

その4カ月後が、今回の重大インシデントにもなりかねない出来事というわけだ

早速、長年Beckがお世話になっているところに連絡をして事の経緯を説明した

そのReアクションは期待していなかったが欲しい答えは・・・

「なんでショックのアッパー部外側に抜け止めのワッシャーをカマさなかったのか」だった

返答は

「ワーゲン用のショックだったことから、そのまま購入ショップに取付も依頼した」と!

だが再度、アッパーが外れた上画像を観るとワッシャー2枚は全てマウントの内側にある

本来ならショックのアッパーを挟んで1枚づつワッシャーが配置されていればボルトから抜ける事はなかったと思われる

その旨もワーゲンショップに確認してもらった

すると当該ショックの「アッパー部イン側とフレーム円柱部とのクリアランスが狭すぎるのでワッシャーを2枚にしてクリアランスを確保した」とか・・・だった

だとしてもアウト側のワッシャーが、なければいつかは振動で今回の様にアッパーが抜けてしまうだろう

まぁとにかく平謝りだったが、それにしても片側のショックが外れても真っすぐ走るし、ある程度クッションも効いていた

そんな話もしたら・・・

「Beckは本物のポルシェ550のフレームを忠実に再現し本物以上に強度も上げたトーションバースプリングを採用してますから・・・」と、自慢げだった

そんな話を聞かされて気分良くなっている自身も「アホか!?」と思えた

で、結局は当方でショックに抜け止めのワッシャーを着けることになった
異常な暑さの中での作業は応える

結局、ショックアッパー部のワッシャーは内側を2枚、外側に新たに同じ厚みのワッシャーを1枚セットして完了
作業内容はこんな感じで終わったが、よくもこんな特殊な大径肉厚のワッシャーをT-PADDOCK630ガレージは、それも複数枚も保存していたもんだ

こんな探し物をしている時に見つかれば「あったぁ~」とバイク屋ごっこゆえにニンマリしている

そして同時に左側も抜け止めワッシャーを取付けて完了

さらにチェック時の合マーカーの目印も・・・
ナット側に緩みが出た時の目印だ

だが、今回はこんな程度で済んだがBeckにおいては35年の時を一緒に過ごしてきた

その永年の相棒に、もし何かあったら・・・

と思うと「自身も、もう歳やし・・・」などと考えるのはやめておいた方が良さそうだ

新たな教訓を得た「真夏の出来事」だった

「うん?真夏の出来事?」

なんか、そんな曲名の昭和の歌謡曲があったような・・・

♪かっれの~♪クルマに乗って~♪♪♪・・・

やっぱりジジィだ!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2024年8月1日木曜日

『Bike in the sky』#398 もうヤングではない!

先週で「Buell復活作業」は終わった

その反動でT-PADDOCK630ガレージは虚無感満載

おまけに外気温も連日の37℃でバイクイジリなんぞ、全くやる気がない 

まぁそんな時もあるだろう

よって、今週は月ヶ瀬の様子だけを記事にする

先週の日曜日の様子だ

常連のFZバカさんを筆頭に、上画像右端のYam〇さんも久しぶりに来ていた!

それほど、それなりな数のライダーが集まっていた

そのYam〇さんは・・・

「タツミさん、バイク買うたで!」と、新たに手に入れたバイクをお披露目してもらった
Ducatiの・・・う~ん・・・排気量の大っきなバイク・・・だった!

当日は、あまりの暑さに自身の思考は停止していて、聞いたはずのモデル名は忘れた

そしてYam〇さんと毎度ツルんでくる、お仲間も来ていた
BMWの・・・う~ん・・・排気量の大っきなバイク・・・だった!

この型名も飛んでいたが・・・Ued〇さんのBMだ

そして、続いてのお仲間のバヤシさんも
KTMの・・・う~ん・・・排気量が中ッくらいのバイク・・・だった!

この三〇〇トリオが来る時は過去にも見受けられたが、意外と他のバイクも集まってくる

こんな暑い中でも、何か引き付けるモノを三〇〇トリオは、お持ちなのだろうか

その証拠に、こんなお方もご来場
今現在は仕事の都合で下関方面で過ごされているKit〇さん

Kawasakiの1970年代始め頃、その年代のMachⅢ750

先日もこちらに戻って来られた時、T-PADDOCK630にも寄って頂いた

画像を撮り忘れたが、今回はお友達のTan〇さんと御一緒にお越しだった

と言ってる自身はこの当日、バイクで来ようとしたが早朝でも蒸し暑くバイクは断念した

その代車は
T-PADDOCK630にあっては、最も近代的な乗り物の2シーターチョロQで出かけた

ただ、普通の軽4だと東大阪から月ヶ瀬までの50kmは面白くも何ともないだろう

だが当のチョロQは峠道ではホイルベースが短いことからクルクルパーな感覚で走れる

行きの道中、タイトな登り峠道でゲレンデにずっと煽られ気味にピタッと後ろにつかれた

よって、ここはファイティングポーズ!

タイトコーナーに差し掛かる手前でクーラーを切り、シフトを2ndレンジにシフトダウン

ここからアクセルを一気に踏み込み、加速したまま半径3~5m?ぐらい?だろうか・・・

そのヘアピンカーブに進入し、180°~270°のUターン状に曲がったぐらい?かどうか?の登りコーナーをクルクルっと抜ける

すると、ゲレンデは10mほど後方まで後退し引き離せる

こんな繰り返しの、つづら折りコーナーはチョロQにとってはメチャご馳走なのだ

それでもゲレンデは、しつこくついてきたが恐れをなしたか?

途中のゴルフ場へと引き上げていった

と、恐れをなしたかは計り知れないが、フィクション的に綴れば、そんな感じだ

そして月ヶ瀬に着いた時が上述の面々が先着していたと言うわけだ

また、その月ヶ瀬には
T-PADDOCK630連載の「Buell復活作業」主役だったBuellオーナーのHig〇さんがクルマで来ていた

今や日本車オープンカーの頂点に立つロードスターでだ!

だが帰りはオープンではなく幌をかけ、窓も閉め、クーラーを入れて帰っていった

それを見て自身は・・・

「クーラーまで入れるんか!?う~ん・・・」と思った

そして当日の午後、T-PADDOCK630にBuellを引取りに来た
引取りには奥様が運転するクルマに乗せてもらってのお越し

そしてIsh〇ドクターも先着していて、乗って帰るにあたっての注意事項の説明

念のため、T-PADDOCK630近辺を試乗してもらい不備の有無を確認してもらう

試乗しての第一声が

「乗ってたらキュルキュル音は全く聞こえんかったわ!」と満面の笑みを浮かべていた

先週の記事にも挙げたドクターからの気になる「キュルキュル音」が走れば聞こえないという話だ

そしてT-PADDOCK630で少しの「お茶時」を過ごし機嫌よく帰って行った

本日まで何も連絡がないのは、一先ずオッケーの証だろう

だが・・・だが・・・今週末も暑くなりそうだのう!?

週末の予報は晴れるが、気温はまたもや体温越えの37℃か38℃になるらしい

ジジィはバイクでの月ヶ瀬詣では、やめておいた方が良さそうだ

もうヤングではない!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2024年7月25日木曜日

『Bike in the sky』#397 ガレージライフの楽しみとは・・・

マジで暑い!

マジで身体が溶けそうだ!

やはり地球温暖化の影響?

だ、そうだが、その温暖化の原因は北極の氷が解け、太平洋等の海水も高温になって・・・

と、言われているが、さらにその原因は?というとCO₂が増えたからとされる

ではCO₂が増えた原因は?となるとクルマやバイク、工場等の排気ガスと帰結する

遠因的ではあるが、バイクやクルマ好きは地球環境にたいへん迷惑をかけていることになる

よって、自身は地球環境を守る為に乗り物から足を洗おうと思う

そこにはT-PADDOCK630の乗り物が環境に優しくない古い乗り物が多い事も起因している

だが、このまま化石車的な蔵車を野放しにすると、もっと迷惑をかけることになる

一先ず、排ガスで迷惑にならないよう、ちゃんと走る状態にしなければ・・・

ということで先週からのW1とNSUの後日譚だ

先ず土曜日のW1
早朝であったが溶けそうな気温でも無事に月ヶ瀬には辿り着けた

アイドリング時から100km/h、その上の少々高速までも、ほぼ完璧に走りは戻ってきた

そして毎度の月ケ瀬では
誰ひとりW1の様子を聞いてくれることもなく、ひとり寂しくウジウジしていた

そう思っていた時、先週の記事でW1で引き返した時のコメントに月ヶ瀬ライダーのShi〇さんが・・・

「みんなの心配具合が半端なかったですよ!」連絡をくれた

そう聞かせれると、それはそれで嬉しくなる天の邪鬼なジジィになるのだ

そして日曜日のNSUなのだが・・・

先週まではクラッチプレートの張替えをしたところで終わった
4枚ともカチカチに乾いたので早速、月ヶ瀬から戻った午後に取付け作業

取付けてガレージ近くを試走するも・・・

なんとスタートでダッシュ感を体感できるバイクに変身しているではないか!?

そこには・・・

チョットした小細工を仕掛けてみた

というより微妙なセッティングなのだが・・・

たぶん、たまたまだろう

だが、万が一を想定して
クラッチプレートが走行中、飛んでいかないようカバーを取り付けた

たぶん、このNSUを手に入れてから初めてカバーをしたと思われる

そんな調子で明くる日の日曜は軽快に月ヶ瀬まで行った

ところが、その日の早朝

毎度の阪奈道路を奈良方面に向かい、途中の教育大に向かう分岐手前で・・・

対向車線でプリウスらしきクルマが中央分離帯にある背の高い照明ポールに激突し、そのポールをなぎ倒し真横向きに止まっていた

そしてフロント周りが大破したエンジンルームからは白煙が上がっている

事故を起こした間際に自身は遭遇した様で、プリウスの残骸が広範囲に飛び散り、周りには同じく遭遇した数台のクルマが現場手前で止まっていた

自身は徐行しながら現場横を抜けようとしたが、プリウスの傍まで来たところで助手席から這いずる様に若い兄ちゃんが腹辺りを手で押さえながら苦しそうに転げ落ちてきた

「わぁ~、えらいもん見てしもた!」と思いながら自身はさらにゆっくり進むと今度は運転席から同年代ぐらいの人が運転席の開いたドアに左腕が引っ掛かる様に、また右腕は地面に指先が着くかどうかでブランブランした状態で完全に意識を無くしているように見受けられた

事故現場では遭遇したクルマを除き、プリウスと絡んだクルマはいなかった様に見えた

そんな状況で、当該プリウスが事故ったとすると早朝ゆえ居眠りか、または朝まで飲んでて酔っ払ってたか

また憶測では絡んだクルマは居たが、そのクルマは現場から逃げたか・・・

とにかく謎が多い事故と思った

早朝から、けっこうヘビーな事故を見ると快調に走ってきたNSUの戦意は一気にトーンダウンだ

そんな事情でチンタラ、チンタラと月ヶ瀬に着いた

だが月ヶ瀬からの帰りは超蒸し暑い中でも快調にNSUは走ってくれた

そしてガレージ近くまで戻って来た時、NSUの右側から時折「ジャラ…シャラ…」と、何かが擦れるような音が・・・

戻って早速、確認すると
チェーンが伸びてスイングアームに干渉していた

「また手間な仕事を作ってくれるのう」と思たが・・・

NSUのチェーンテンショナーは超石器時代の上画像のエキセントリックな偏心タイプで前後のスライド範囲が僅か20mmほど

確認すると、すでにテンショナーの位置は目一杯の最後尾まで下がっていた

ならば残る手段はカットするしかない
久々の出番だ

専門メーカー、TAKASAGO製のチェーンカッター兼カシメ用の特工だ

久々の出番だったが一コマを抜き取るだけでも、これが思うほど簡単ではない

カットするチェーン・コマのピンを特定し、サイドのカシメ部分をグライダーで削り落としてからカッターで抜く

まぁ、文字にすればこんな事だが・・・

一先ず、なんとか抜けた
上画像で、カットした部分の下にチェーンの一コマ分がある

この一コマが実は苦労するのだ

その苦労を承知で・・・

上述した通りNSUのチェーンテンショナーの許容範囲は0mm~20mmほど

だがカットしたコマの長さは
先ほどの抜いた1コマ分だが両端のピンホールの芯から芯の長さは約32mmほどだ

とすれば理屈では、以前の伸びたチェーンの弛み分(上下の幅)が三角関数でチェーンの長さに置き換えれば、なんとか32mm-20mm=12mmは吸収できるはず

そんな屁理屈で一か八かでカットした

案の定、取り付ける時はパツパツでチェーンを引っ張っての時は工夫が必要だった

そして取り付けられた
屁理屈のサイン、コサイン、タンジェントのお陰でセットできた

しかし、チェーンテンショナーのセットされた位置は最前方
おまけにチェーンの弛み上下巾は箇所によって20mm~30mmと、やや大きい差がある

この差はNSUが約70年前に生産されたことを理解し納得するとしておこう

それもあるが次回のチェーン交換時は、もう少し細番手をチョイスすべきだろう

だがスプロケも別注で手配をしなければならない

ここは経済の合理性に鑑みて検討しなければならない事になる

そんな合理性に叶った事に「Buell復活作業」の 最終章が訪れた

ほぼほぼ仕上がったHig〇さんのBuell
いよいよオイルタンクにオイルも注入して

ガソリンタンクも着け

エキパイもセットして

点火系も取り回しに注意を払い

エンジンをかける
無事に始動した

その後、暖気を終え回転も上げていった

スムーズに回転していたが、しばらくすると「キュル、キュル・・・キュル・・・」と異音が出たり消えたり・・・

ドクターは「う~ん」と渋い表情

原因は「エンジンの抱き着き寸前まで乗ったことによる後遺症だろう」としていた

そんなところに当該BuellオーナーのHig〇さんもお見えになって、今回の仕上りでドクターと話し合っていた

結論として

「乗るのには問題ないが、しばらくは自重気味で乗ってほしい」とコメント

「もし、この異音を消すならばエンジンをバラシてピストン、シリンダー、その他の関連パーツを更に替えるしかない」

「もしくは、いっそエンジンを乗せ換えた方がコスト的にも得策かも」となった

協議の結果、Hig〇さんに決断を仰ぐことになり、Hig〇さんは

「オッケー、このまま乗って様子見るわ!」

という事で長らく綴ってきた「Buell復活作業」は本編をもって終了となった

その後、最後のドクターからの気になる箇所でサスペンションのガタの整備
Buellのサスペンションはエンジンの真下にレイアウトされた特異なタイプ

そのダンパー部とコイル部分の片方にガタつきがあったのでドクターの所有するパーツと交換することに
交換にしばらくの時間を要して終了となった

そしてT-PADDOCK630ガレージの片隅で公道に復活する日を待つBuellが待機している

今回の「Buell復活作業」記事は5月9日の「当ブログ#386」から始まった

あっという間の2カ月半だったが実際のIsh〇ドクターの作業日は、ほぼ土日の二日のみで12週に渡る

延べ日数では約24日

毎回午後1時から夕方4時頃までをT-PADDOCK630ガレージを賑わせてもらった

その中では最終日にもあったが他の月ヶ瀬ライダーの参加や、たまにはご近所のバイク好きも参加して大いにガレージ内は笑い声が響いていた

普通に考えればT-PADDOCK630のような大型ガレージは本来は不要だろう

だが、今回のようなイベント的に利用してもらえると自身が目指していた理想のガレージライフが過ごせたと感謝している

さて次のお客様は・・・

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2024年7月18日木曜日

『Bike in the sky』#396 往年のW1S、その次の患者は?

梅雨もやっと明けるようだが、これからもっと暑くなると思うとウンザリだ

その梅雨の残る先週土曜、月ヶ瀬へは雨対策も兼ねてKLシェルパで行った

幸い、雨に打たれることなく往復を無事に走ることができた

次の日の日曜も天候は怪しかったが前日がクリアできたので、ノーマルキャブに戻したテスト走行のW1で月ヶ瀬に向かった
だが、阪奈道路に入って一路、月ヶ瀬を目指した東生駒インター辺りでポツポツと雨が降り出してきた

なんとも皮肉な天候だ

昨日は雨を用心してKLで行ったが雨は降らなかった

ならば当日も雨は降らないだろうと、W1で出陣すると雨が降ってきたではないか

よほど、お天道様はW1に自身を乗せたくないのか

とにかく嫌な雰囲気であることから無理をせず、引き返すことにした

その帰りの阪奈道路、頂上の信号待ちでアイドリングが微妙に不安定な感じ

「うん?」

なんか嫌な予感がしたが・・・

信号が青になって走りだすと特に何もない様子で無事にガレージに戻ってきた

ガレージに戻ると家人が心配して

「どうしたん?またバイク壊れたん?」

「また・・・」とは余計だと思ったが

「いや!雨が降り出してきたんで引き返した」と告げると

「それやったら、ちょっと手伝って欲しんねん!」と言う

そんな事情で月ヶ瀬詣では、家事手伝いに化けてしまった

そんな家事手伝いを終えた10時頃だったか、

ガレージに「ドッ、ドッ、ドッ」と重量級のバイクの音が近づいて来た

「どうしたん?なんかあった?」と、Ish〇ドクターが月ケ瀬の帰りに心配して寄ってくれた

「いやいや、ご心配頂いて恐縮です」と言いながら・・・

「東生駒辺りで雨が降り出したんで引き返してん」と釈明

するとドクターは

「いやぁ~、昨日、月ヶ瀬行く言うてたのに来えへんから心配するやん!」だった

先週もNSUのクラッチ滑りでYamg〇さんも心配でガレージに寄ってくれた

昨年のCBでの転倒以来、自身は周りから常に見守られているようで、ご心配を頂いている

だが、こんな調子では75歳までのあと3年間、もとまにバイクに乗れるのかぁ・・・不安だ

その不安で当日「W1が阪奈頂上でアイドリングが微妙に・・・」と書いた
そこがどうしても気になるのでキャブを再度、点検をすることにした

まずキャブの調子を診る時、自身は必ずプラグの焼け具合を診る
案の定、薄ピンク色のほぼ白に近い焼け具合

それを見て「あっ!ヒート気味やったかぁ」

その背景には以前のプラグは「B7ES」でキャブのニードルクリップの位置も一番下の上から5段目のまま、数回のテスト走行をした
(この「5段目のまま」とは相当以前にFCRに換えた時のままという意味)

それが案の定、プラグは左右とも真っ黒けだった

よってクリップ位置を上から3段目の真ん中に変更して、当日の阪奈走行をしたというわけだ

一番下から真ん中の変更で「プラグの焼け具合が、こうも変わるか!?」と、ちょっと驚きだった

そんな事情でクリップ位置は下から2番目の上から4段目に左右を変更

そしてプラグの熱価も・・・
少し話題は逸れるが、上のベアリング専用ラックは今から18年前、自社がアメリカ進出時に店内備品としてアンティーク物を調達するためボストンのフリマに出向いた

その時、職権乱用?で自身のガレージ用オブジェもついでに買ってきたレア物?なのだ

ただ「ABC BEARINGS」というアメリカのベアリング会社と思われるが、日本のNTNベアリングの様な高名であるかは不明だ

あくまで雰囲気で買ってきた

そのベアリングラックにプラグのストックもある
ベアリングやプラグをストックしているベアリングラックを久々に見たが・・・

欲しい熱価は#7よりコールドタイプの#8の新品2本だけ
早速、ストックは見つかったがラスト2本でB8ESのコールドタイプに変更した

そして、またもや阪奈道路の生駒インターまでの往復約20kmを走ってみた

結果はアイドルングも、ほぼ安定でプラグの焼けも・・・

綺麗なままだが、ここはもう少し走り込まないと本来の焼け具合は確認できない

これで少しづつベストに近づいて行ってるだろう

その合間ではIsh〇ドクターの「Buell復活作業Part11&12」が着々と行われている

まずPart11
カムと一体のギアだが

左がカムギアに綺麗に?こびり付いたスラッジを除去する前

右が、そのスラッジをコツコツと除去したあと

それを組み込んで
見違えるように綺麗になった

おかげで当日の作業は、スラッジ落としで時間を喰っていたようだ

そして明くる日のPart12
「う~ん・・・」

「たしか~・・・」と、いい加減な情報を記事にすると、またドクターからお叱りを受けるが、いい加減で言えば新たに?調達した?パーツ?タペット?

それを組んで
先週にも挙げたプッシュロッドカバーと共に?組んだ

さらに
先週にオーバーホールを掛けたヘッド

これも組んでいく
組んでいくと、だんだんゴールが見えてくる

こっちまでワクワクしてくるが、オーナーのHig〇さんは、もっとワクワクしてくるだろう

だが自身はワクワクどころではない

先週のNSUの「クラッチだだ滑り」を修理しなければならない
早速、左側の乾式クラッチを開けてプレートを外す

7個のスプリングと
メタルプレート3枚、フリクションプレート4枚も外す

ただ各プレートは元々、メタルプレートが4枚、フリクション5枚であった

だが、それぞれのプレートを1枚づつ抜かないとクラッチが切れないことになる

たぶん、お手製のフリクションコルクでは厚みが、あり過ぎるのではと解釈している

そのフリクションプレート
以前の古いコルクをスクレーパーにて除去していく作業

プレートのコルク材を除去するが、4枚はなかなかの作業だ
しっかりと固着しているので、どうしても指先や手首が痛くなってくる

これが限界だが
一先ず綺麗に落せた

そこに
コルク材をプレートの幅に合わせて細かくカットし、ピンセットを使って専用ボンドで一枚づつ貼っていく

仕上がった1枚のフリクションプレート
これをあと3枚、手作業で作るのだ

一応、4枚のフリクションプレートはできた
ここから丸一日、乾燥させて完了

そんなことを本日のブログに編集作業をしている時・・・

伊賀の2〇さんが遊びに来た

用向はW1のバルブ周り交換作業で教本と特殊工具をお借りしていた
こういうワンメイクな教本は、確かに細部に亘ってまで細かくノウハウが記されているがプライスにビックリする

自身のようにヘッポコメカであればプライスレスかもしれない

そのお借りしていた特工と教本をお返しに上がろうと連絡をしたら・・・

「その日、車検場に行くのでその帰り寄るわ」

という次第でお越しになったのだ
こんな暑い中で、まさか奥様のタマちゃんと御一緒に来られるとは・・・

自身はタマちゃんの大ファンで久しぶりにお会いでき、楽しい時間を過ごせた

とにかく人的に好感を持てる女性だが、話題は昭和の青春時代の話で盛り上がった

さ~てっ!

ジジィのこれからの老春時代は何を目標に生きようか!?

まぁ、健康であることが先ず一番だろう

T-PADDOCK630 T/Tatsumi