2024年5月9日木曜日

『Bike in the sky』#386 繁盛店の夢をみているのか!?

GWも終わった

だが、そのGWのT-PADDOCK630は、なぜか忙しかった

特に後半の4日と5日はバタバタだった

まず4日、自身は月ヶ瀬にCB77で向かった
最近のCBはオリジナルスタイルでのんびり走っている

やはり歳のせいか、以前のレーサー仕様でなくても

「このスタイルでええやん!」となっている

その月ヶ瀬
GWにしてはバイカーも少なく、いたのは常連ライダーが数人

少なくも気が合えば月ヶ瀬は楽しいコミュニティに姿を変える

だが、日付が変わった5日は
その中に上画像の手前左に写る高松から帰省でやってきたHir〇さん

そのHir〇さんがやってくると場は、たちまち賑やかにパッと花が咲いたようになる

表現を変えれば「やかましくなる」のほうが合ってるかも・・・

それに対抗できる月ケ瀬ライダーは同、右に写るBuellの達人を標榜するIsh〇さん

この連中とのセッションが明くる日のT-PADDOCK630で起きるのだが・・・

そのセッションのきっかけになったのは・・・
TRIDENTに乗っているHiga〇さん(先週号の画像)のBuellの不調が大きく関係している

そしてHiga〇さんはそのBuellを当日、T-PADDOCK630に持ち込まれた

そこには不調のBuellを治すにも、その不調の原因と伴うパーツの手配やらで先ず診断をしなくてはならない

よって、その診断場所の確保

同時に診断を下すBuellドクターはT-PADDOCK630の近所で賄えるという理由からだ

早速、この4日の午後T-PADDOCK630にドクターもやってきた
そのドクターとは毎度のIsh〇さんだ

Buellに長年乗っている傍ら整備もご自身で行うことから、その腕前と知識は街のバイクショップの整備士を凌いでいると言っても過言ではないだろう

月ケ瀬には、こうした「玄人はだし」の人間が他にも何人かいる

そして診察が始まる
聴診器を異音の聞こえる辺りにあて診察をしている

そしてクランクケース左からの異音が特に気がかりということで先ずここを開腹することに

その開腹作業は明くる日の5日になった

5日は手術開始時刻の午後1時前に先ず主治医のIsh〇ドクターが
手術道具なるインチサイズ専用工具のツールBOXを車載にて持込み

そのツールボックスの重さがまた半端ない4,50kgはあるシロモノだった

と、そこに・・・ほぼ同時に来られた客人も重なった
以前、T-PADDOCK630のXS1を尋ねて来られたYam〇さんだ

浜松からのお越しで約5年振りだろうか、懐かしいお客様

1年半以上前だったか、バイク事故で大けがを負われバイクに乗れなくなるのも覚悟したとか

だが、何としてもバイクに乗りたい執念で復活

そして今回はリハビリも兼ねてオフ車で寄って頂いた

話を本線に戻して

先ほどの、その1時からIsh〇ドクターはHiga〇さんのBuellの開腹手術を開始した

その傍らで自身は浜松のYam〇さんと商談室?で近況と懐かしいXS談議

さらに昨年の自身のCB転倒事故も話し、傷をなめ合っていた

またYam〇さんの話しの中では
最新のカブだったか多方面の足として使われているバイクの写真を見せてもらった

そのカブのレッグシールド左にT-PADDOCK630のステッカーが貼られていた

「タツミさんのステッカーが気に入ってるんですよ!」と、嬉しいではないか!?

するとそこに、今度は・・・
高松から帰省中のHir〇さんが突然やってきた

こうなると自身は

「え~、今日はどないなってんの?」と、アタフタと出迎えていた

しかし、そんな心配も束の間

Hir〇さんもハーレーに乗ることから放し飼い?で済んだ
Hir〇さんはIsh〇ドクターの手術に興味津々

挙句に
看護師の器械出しならぬ助手を買って出ている?ではないか

そして左クランクケースカバーを外して異音の原因を突き止めたが、その対処でBuell患者の家族に処置の同意を得なければならいことが起きた

その同意で自身は患者の家族に連絡をすることになったが・・・

今どきのLINEで開腹中の画像を送ろうとするもIDが分からず電話でやり取りすることに

そんなドタバタを上述のHir看護師に聞いている最中に
患者Buellの家族であるHiga〇さんが原チャでやってきたではないか

こうなるとさすがのT-PADDOCK630ガレージも千客万来で
満車状態に近づいてきた

そして手術現場を皆で眺めているが

Ish〇ドクターは一人黙々と手術に集中

結局、クラッチ周り一部のアッセン?を交換する方向で処置法は決まった
よって本日は、ここで一先ず終了としパーツの手配へとなった

その後は商談室?にて皆で吉本新喜劇張りの関西の灰汁を浜松のYam〇さんに浴びせていた

そんな時間も含め3時間超の賑やかで腹が痛くなる話題で当日は楽しく終了した
左からIsh〇ドクター、浜松のYam〇さん、患者家族のHiga〇さん、看護助手のHir〇さん達

ええ歳のオッサンでも共通の話題があれば、いつでも高校生レベルには戻れる

自身にとっては楽しい時間を頂戴した

お礼を言いたいぐらいだ

だが先週から自身はけっして楽しいだけではない

W1Sのエンジンヘッド周りのオーバーホールに掛かっている
先週には内燃機屋さんから新品バルブガイドの打替えを終えた連絡を頂き、引取りに行った

早速バルブなどの組み立てを始め、綺麗になったガイドに何気に今までのステムシールを取付けた

だが・・・

「今まで使っていたシール?」

「うん?古いシールで・・・そんなアホな!」

「新品のシールがあったはずやのに・・・」

慌てて内燃機屋さんに確認をとった

すると

「えっ?箱にピストンと一緒に入れましたけど・・・」と言われる

だが、そもそもピストンは箱ではなくウエスに包まれた状態であったことを返答する

そんなやり取りでどうやら内燃機屋さんがシールを紛失してしっまたようだ

ただ、再発注をするにも当該商品はガイドとシールのセット売り

結局、そのセットを内燃機屋さんの負担で再び購入し自身はシールだけを頂き、ガイドは内燃機屋さんに渡すことで合意した

ところがだ!

そのセットは購入時、2セットが残っているはずだったが確認すると既に完売していた

そこで、この件を購入先の販売業者にメールを送った

すると即返信があり、再生産はだいぶ先の見通しと回答してきた

そこでシールだけの在庫確認をダメ元でしてみた

すると「ちょっと時間をください」と意外と親切な対応

そして電話が掛かってきてシールだけの在庫を見つけたとのこと

ただ到着までにシール業者の都合で2,3週間は欲しいと言われた

もう、ここは飲むしかない

さてどうなるやら・・・

その待機状態の間、W1は別の作業にかかる
ピストンのヘッドのカーボン除去

35,6年ぶりにエンジンを開けたがヘッドのカーボンは固着に近い状態だった

まぁ、だいぶ綺麗になったが・・・

続いて
シリンダー上部にこびり付いたガスケットも除去

こちらの除去は比較的、容易いが・・・

問題はシリンダー下側、その相手側にあたるクランクケースに固着したガスケット
クランクケース側のガスケット除去

ただ、このクランク側の除去作業はカチカチにこびり付いている状態で半日以上の地味な作業になってしまった

スクレーパーでチマチマ削る様に落としていくが、ガスケット破片をクランクケース内へ落としてしまうと、その除去でまた面倒になる

よって上画像のようにケース内側に両面テープ状にしたテープを貼り着け、そこにウエスを詰め込んで極力、破片が落ちないよう養生をした

まぁめんどくさいこと、この上ない作業だ
除去したガスケットの破片だが繋がっているところが、ほぼ皆無で真に破片としか言えない

だが、キレイになると達成感は得られるのだろうが二度としたいとは思わない

と、そこに自身のPCに

「以前からショップの前を通るたびに気になっていました」

「一度、伺いたいのですが・・・」

と、メールが入ってきた

これはT-PADDOCK630がブレイクする予兆なのだろうか

いやいや、それはない!

ありえない!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2024年5月2日木曜日

『Bike in the sky』#385 タイトルがわからない!ジジィは能書きだけ!

4月も終わり、今年も5月に入った

バイクに乗るには格好の季節だ!

巷ではこのGWは10連休の人もいるとか

だが連休初日の早朝は雨模様で自身は毎度の月ヶ瀬詣でを中止とした

しかし、昼前には雨も上がり自身は気晴らしにRT1で近所の峠を走ってきた
峠といっても道はアスファルトなので気持ち良く走れた

いつも月ヶ瀬一辺倒だったので、たまには違う道を走ると非常に新鮮だった
こういう峠道ではRT1は、よく似合う

そしてGW2日目、自身の連休中は、やはり月ケ瀬だった
天候が良いと月ヶ瀬は賑わう

だが、やや気落ちしている?メンバーもいた
上画像の主が該当者?なのだがその主の愛機、Buellが調子を崩しているらしい

そこで当日は新しく購入されたトライアンフのTRIDENTでお越しだった

乗り味を尋ねると・・・

「ぜんぜんオモロないわ!」だった

だが自身にとってはトライデントは文字通り3気筒の750で1968年、CB750よりも2年前に発売されていたと記憶している
その昔のトライデントは行きつけのバイク屋にあったが、CBのナナハンに負けず劣らずの迫力があったことも記憶にある

で、月ヶ瀬にきたトライデントは、その復刻版なのだろうか

であるのに「オモロない!」とは・・・

それを聞いた自身は

「それやったらBuellを修理して乗った方が絶対エエよ!」

と、なぜかお節介からいろいろ説得をしていた

「Buell、触らしたらヘタなバイク屋よりよっぽど腕が立つオッサンおるやん!」

と、修理を薦めた

そのオッサンとはT-PADDOCK630ご近所のIsh〇さんのことだ

そして話は続き

「パーツも探して、交換作業もしてくれて、セッティングもしてくれて手間賃はなし」

と、いい加減な話をして終わった

さて〇utiさんは、どういう決断をするのかぁ~?

そして、その場から自身は毎度の針テラスに向かった

その道中、対向から見慣れた風貌のライダーがやってきた

即座にHin〇さんと気がついたので停車して針テラスに向かう旨を告げた

そして針テラスに到着してしばらくすると
60年代の前期風?にカスタムされたCB72がいた

オーナーさんに聞くと先代のお父さんが所有されていたCBらしく、お父さんの遺言で乗り続けているとか

引き継がれた過程からリアフェンダーやテール類、マフラーなどの随所は換装されている

こういう話を聞くと今時の旧車ブームの話題とは違った、真のバイク愛を感じることができる

また同時に来ていた他のバイクも
上の画像に写る、しゃがんだ体勢の若い兄ちゃんがオーナーだ

その兄ちゃんの傍で遅れてきた先ほどのHin〇さんに、しきりに自慢?をされていたことが

「このバンバン、当時のままのヤツですねん!」と・・・

ディティールから判断すると1972年頃の初期のバンバンのようだが確かに年式からして程度は良いと思える

さらに、ご自慢の装備品に
「空気入れ付いてますねん!未だにちゃんと使えますんねん!」

これは確かに自慢のアイテムとして誇れるだろう

だが、こちらは如何がなものか!?
「う~ん・・・」

このような状態を今時は「エイジングです」と言葉は悪いが、ホザキよる

許せん!

「エイジング」という流行り言葉で済ます連中は数年前から、いろんな業界にもいるが自身は今時の「エイジング」の使い方は間違っていると思っている

例えば上画像のシートの破れはアウトだろう

シートのカバーのステッチが切れて破れてしまったように見えるが、この破れた状態のままではエイジングとは言えない

やはり何らかの方法で修復してあげるほうが雰囲気は保てる

エイジングとは直訳で「老化」のことだ

人で言えば「シワが増えた、白髪が増えた、腰が曲がってきた」などの老化現象のこと

人以外でエイジングとは大事に使ってきた中で錆びてきたとしてもキチっと磨き保存されているモノになるだろう

よって、その人が老人になって汚い服に髪の毛もボサボサで浮浪者のような出で立ちでは誰も寄り付かないだろう

逆に歳をとっても身なりがお洒落で髪の毛もロマンスグレーであれば信頼感も増すだろう

と、なんだか頑固ジジィの嫌われ度指数100になってきた

話を戻そう

続いてGW3日目はGWらしいバイクのイベントもあった

そのイベント会場は針テラスの近くであるとのことを、友人の2〇さんが教えてくれたので月ケ瀬で待ち合わせた

月ケ瀬で暫しの時を過ごし針テラスに向かった

その会場は針テラスの大きな駐車場から道を挟んだ西側にあるカレー屋さんの駐車場

開催は10時からだったが着いたのは10時より少し前

到着すると既に20台ほどのバイクが先着していた
そのバイク達は自身が今まで出かけていた集まりの「マジの旧車」というより「現行旧車」と言った方がしっくりくる

「現行旧車」と軽口的な表現をしているが現役としても元気で走れる旧車という意味だ

すなわち約50年前のバイクでありながら今の時代でも普通に乗れるバイクだ

では当日の「現行旧車」を見ていこう

先ず国産車編
友人の2〇さんのXS1

初期型の2作目のXS

最初期型はフロントフォークがセリアニーではなくブーツを纏っていた

続いて同じくXSだが
フロントブレーキがドラムからディスクブレーキに変わり、そしてセルが装備された、たしか3代目のXS650E

次は同じくYAMAHA勢だが
1970年当時、ホンダがCB750をセンセーショナルにデビューさせたがヤマハは対抗車として650のXS1を発売した

明かなハンデを持ちながらもXS1は善戦したとされるがCB750の初年度の販売実績が年間6万台には遠く及ばなかった

そこでヤマハは追っての策として上画像のTX750をCBの2年後に販売したが、時すでに遅し

しかしTXを知る人は「これほど乗り易い750は他にはない」という人は多かった

だが、これは都市伝説かもしれないが自身が昔、聞いた話では「TXは夏場はオーバーヒート気味になる」とか

また、その話に尾ひれをつけて

「エンジンのフィンの隙間が狭いからオーバーヒートするのよ」とか言う人もいた

だが自身も昔、TXに乗っていた人に「TXはオーバーヒートっぽいなぁ」と聞いた

その真相は分からないが自身はTXのスタイルがデザイン的にも好きだった

続いて
月ケ瀬界隈の自称パトロール隊員?

その自称パトロール隊員を名乗るHay〇さんのCB450・・・K1?(クジラタンクのK0に続いたモデルからK1と言っていたような)

久しぶりにお会いしたが当日

「ちょっとエンジンから突然、カラカラと変な音が出だしたわ」とおっしゃる

聞かせてもらったが確かにクランクケースか、その近辺か、カラカラと聞こえていた

そんなことでHay〇さん、少々気落ち気味だった

さらに
たしか甲賀方面?だったか?Fuk〇さんのW1SAスペシャル

相変わらずお元気で、最近では通称テントウムシと言われていた昭和30年代のスバル360を購入されていた

そのテントウムシに月ヶ瀬では先ほどのHin〇さんを乗せ、試乗会をした情報は把握している

ここにも旧車に懲りない御仁がいた

そして本日、自身が最も目を引いたのが
1959年の125cc、ベンリースーパースポーツCB92・・・風

ベース車はいつの時代かは特定できないが商用車のベンリーC92だろうか!?
それを長年かけてここまで仕上げられた

フロントのドラムパネルは1959年の市販レーサーCR71型に似せて自作されたとか
パネルにあるトルクロッドやフェンダーステーを保持するアルミ材も手作り

まっこと恐れ入った次第だ!

他にも自作部品は多数使われていた

とにかくピカピカに磨き上げられていて自身にとって本日のトップ賞ものだった

国産車の最後は、やはりこの方のバイクでしょう
小型旧車の達人、Hin〇さんだ

当日はHin〇・オウンド・カスタムの・・・う~ん・・・バイク名がわからん!

なんのバイクに、なんのパーツを、何に使った・・・う~ん・・・謎のバイクだ!

自身は痺れを切らしてインタビューをしてみた

だが「え~、その~、う~・・・よう走るんですわ~」と言われるバイクだった

でもHin〇さん、楽しそうに話されるのが、こちらまで平和な気分にさせてくれる

マジで楽しい、いい人だ!

次は外車編
年式は分からないがロイヤルエンフィールド

エンフィールドは今やインドで造られているが、このエンフィールドはクランクケースから本家の英国製のような・・・

う~ん・・・ちょっと情報に自信はないのう

次は
ビモータのSB4

たしか1980年代半ば頃だろうか、当時300万近い超高額バイクだったような

自身の会社の取引先だった小売屋さんのご主人が乗っていたような記憶がある

生産台数も300台に満たないほどの超希少車

スズキのカタナのエンジンを搭載して話題になっていたが自身は起業して間がない時

「へ~、凄いバイクが出てきたもんやなぁ~」ぐらいの感想で自身はバイクどころではない時だった

そんな時でも得意先の新規開拓中、こいつが街ん中を走っている姿を目にした時
「ほ~、めっちゃかっこええバイクやなぁ」と眺めていた記憶は今でも鮮明に覚えている

Ducatiの900SSだろうか

プレミアがついているのは750SSの方だが今では手が出せないお宝バイクになってしまった

どちらにしても名車であるのは変わりない

他にも数十台来ていたが特筆するほどでもない

あとはKシリーズのCB750も来ていたが方向性が少々違うのでここでは遠慮しておく

そしてランチ時になったので、けっこう知った人もいたことから皆で主催者側?になるのかカレー屋さんで昼食を頂いた

食券を買って食べるのだが、普通のカレーがなんと1200円とは驚いた

ランチが終り、いよいよ帰路に着く時、会場ではさほど注目を浴びてなかった自身のバイク

帰り際になると一斉にカメラや携帯カメラが当方に向けられている

中にはエンジンの暖気中、自身の耳元近くで、大声で・・・

「これってスーパーマックスですかぁぁぁぁ・・・」と聞いてきた

「ううんっ!スポーツマックス!」とだけ伝え、颯爽と・・・帰るはずが・・・

そして、なんとかガレージに戻ってきた

戻ってしばらくすると自身の携帯がなった

内容は「W1のガイドの入替ですが・・・」と

「・・・ありがとうございました」とだけは返事をした

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2024年4月25日木曜日

『Bike in the sky』#384 サンデーメカニック奮闘記?

ここ最近はT-PADDOCK630のバイク達が故障続きだと綴っている

W1SやCB77と続けざまで問題が発生していた

問題と言っても治らないわけではない

そんな調子で悠長に構えていたら今度はRT1までもがトラブル発生

さすがに「う~ん・・・・」と自身の手抜きに気落ちする

そんなことで気分転換も兼ね先週土曜日はBeckで月ヶ瀬に向かう
毎度のメンバーがお出迎えをしてくれたが、Beckで月ヶ瀬に来たのには理由があった

その理由とは足回りのテストだ
上の画像は2カ月前だが真横から見た位置で後輪とフェンダーとのギャップ(隙間)に注目

そして今回の画像から上の画像と同ギャップを比較すると
明らかにギャップが拡がっているのが見てとれる

ギャップは以前と比較して約40~50mmほど拡げたせいか尻上がりになった

そこにはリアショックのヘタリ(機能低下)で4,5年前ぐらいから・・・だろうか

月ケ瀬までの峠道で再三にわたり轍(わだち)の間に盛り上がりが続く山並み状の路面に出くわす

そこを油断して山並み状路面を跨いで走るとセンターマフラーが「ギャイン」と擦るのだ

その瞬間、自身は尻をシートから浮かそうとしている

だが尻を浮かせたところで車体が浮くわけではない

よってマフラーは「痛ったぁ~!」と言わんばかりに「ギャイン」と悲鳴を上げているのだ
そこで上画像のジャッキの上に写る黒い一般的?なショックが見える

これをコイル状のショックに換えた
どこ製のショックかは忘れたが、たしか「ワーゲン用?」だったような・・違うような・・・

少々、華奢に見えるが乗り味は格段に上がった

今までは後輪がショックのヘタリと共にネガティブキャンバー(真後ろから見てハの字状)になっていた

そして後輪のタイヤはネガキャンゆえ左右共に内側から減り出す

いわゆる片減りの編摩耗が顕著になる

ところがショック交換後はキャンバーが若干のポジティブキャンバー(真後ろから見て逆ハの字状)になった

だが、その効果は歴然だ

ショックを換えた途端、峠道での轍間の山は、さほど気にせずクリアできるようになった

おまけに少々タイトなカーブに進入する際もスゥ~ッと入っていけ、抜ける際も変な癖も無くニュートラルなラインで気持ち良く抜けられる

「なんと乗り易い、楽しい・・・」が満載になったではないか

そんなBeckも自身と同じ老齢ゆえ労わってあげねばならいが、この日は針テラスまで足を延ばした

すると、ご近所のIsh〇さんも先着しており二人で雑談中、遠目で眺めていると見慣れたクルマがBeckに横づけしてきた
最近、月ヶ瀬では、とんとご無沙汰のNak〇さんが愛車のロードスターでやって来たのだ

Nak〇さんと会うなり開口一番!

「生きてた?」

「全然、月ヶ瀬に来んし皆、心配しとるでぇ~」と・・・

そんな中学生レベルの会話でNak〇さんの一先ずの安否確認?はできた

その後はIsh〇さんと3人で「健康談議」に話が終始したが元気そうなNak〇さんを拝見できて良かった

だが月ケ瀬ライダー達も自身やNak〇さんと同じで年々、年老いていく

そして段階的にはバイクに乗るにも躊躇するようにもなっていく・・・だろう・・・と

そんな気持ちで帰路についたが、ガレージで待っていたのはW1とCBとRT1だ

まずW1

W1は内燃機屋さんにシリンダーとピストンとバルブ周りのシリンダーヘッドを持ち込んだ

結果、シリンダーとピストンは比較的綺麗な状態なので、そのまま使うことに

で、依頼したのはバルブガイドの打ち替えだけになった

その間、当方の作業はバラしたロッカーカバーの清掃と組立
長年、使ってきた内側の汚れを取り、また付着した今までのガスケット片をスクレーパーで落とす

地味な作業だが上画像のように新品のガスケットをちょっと乗せてみた

その刹那、昭和時代の大晦日の夕方に子供達が近くの銭湯に行き、お風呂上がりに新品の肌着を着て急いで帰る

そして子供達は夕食を丸型のおぜんの前に正座して家族と共に済ませる

夕食のあとは日本中の大多数の人たちがテレビの前で定番の紅白歌合戦に興じる

そんな小学生のような時代の感覚が上の画像の新品のガスケットが思い出させてくれた

ちょっとボケがまた進行してきたようだ

話を戻して

ここでW1のバルブ周りが内燃機屋さんから上ってくるまでW1は待機となった

次の作業はCBの片側フォークオイル漏れの対処

その漏れの原因であるオイルシールは前回ブログにて外径が43mmの希少パーツと判明

その後、オイルシールをネットで探しまくったが結局見つからなかった

よってパーツが見つかるまで、ここは一か八か
シールをハメるフォークのボトム内側と既存のシール外周に薄く画像のシリコン剤を塗布した

幸いと言えるかは微妙だがオイル漏れは僅かだったので、このシリコン剤で凌いでみる

そこからフロントを組んで丸一日、間を空けた

次の日、お膝元の阪奈道路を頂上まで走り、そこでUターンして戻ってきた

その往復道中、フロントブレーキを多用しフロントフォークに圧力をかけ気味で試乗

結果、今のところ漏れは止まっている

そして続いて次はRT1
RT1もオイル漏れ

同じオイル漏れでもRT1は2スト用オイルタンクの「計量覗き窓」の淵からの漏れだ

「まさか、こんな箇所で漏れるのか!?」

と思ったがRT1にしてもCB77にしても、すでに50年以上前のバイクだ

その老いたバイクの、またそれもデリケートな造りのパーツだ

よってRT1のパーツは、たぶんDT1と共用と思われるが見つかったとしても劣化はあるだろう

よってリプロ品を探すにしても、その間、CB同様一先ず応急修理だ

RT1にはA剤とB剤を混ぜて使うエポキシ樹脂で漏れを止めることにした
覗き窓の淵のゴム辺りという微妙?な箇所

そのゴムの隙間にエポキシ剤を塗布して一晩おく
だいぶ硬貨してきたが・・・

その間、オイルタンク裏側の掃除
2スト車は、どうしても各部がオイルまみれで裏側は特に真っ黒気だった

ウエスにシンナーを少量湿らせ配線やフレーム内側や各部のオイル汚れを除去作業

ついでに配線のテープも巻き直し、オイルホースも新品に換装

それから一夜明けた、次の日にオイルタンクに2ストオイルを注入

そしてまた一晩、間をあけてオイル漏れの確認

結果、漏れは止まっていた

CBやRT1は比較的軽症で、俗に言う「サンデーメカニック」レベルの作業だ

だが修復ができればサンメカレベルでも、自身の快感度は至福の時だ

「うん?サンデーメカニック?」

この表現はおかしい

自身は365連休の身だ

だったら「年中メカニック?」

英語に直そう

「Mechanic all year round 」

「メカニック オール イヤー ラウンド」と出た

う~ん!もっとおかしい!

脳のオーバーホールも必要だ

T-PADDOCK630 T/Tatsumi